行政書士の就職事情|誰も知らない3つの就職のポイント

行政書士の就職

行政書士試験が終わり、合格発表がされる1月末以降、 一気に、行政書士の開業予定者の人が増えます。 そうすると行政書士の就職、求人、キャリアのことについて検索をはじめます。 行政書士の就職、求人というのは、それほど多くはありません。 ただ、行政書士全般のネットに出回る記事を大きく信じないでください。 事実ももちろんあるが、あまりにも悲観的に語られているものが多すぎます。 行政書士に関して、ポジティブに語られている記事に出会うことが圧倒的に少ないです。   今回は、行政書士の就職、求人、キャリアについて書かせていただきます。  

行政書士の4つのキャリア

行政書士として働こうと思った場合には、大きく次の4つのキャリアがあります。 1,開業行政書士 2,兼業行政書士 3,使用人行政書士 4,補助者 1つずつ見ていきましょう。  

1,開業行政書士

自分自身が行政書士事務所の代表となって、行政書士事務所を開業する方法。 行政書士の場合には、どこかの事務所に就職して、キャリアを積んでから独立、開業するということが少ないです。資格取得後に、「行政書士 求人」、「行政書士 就職」という形で検索する人も多いと思います。 メインコースは、資格取得後→独立、開業です。ここが行政書士の面白く、大変なところです。  

2,兼業行政書士

兼業行政書士は、一応、自分自身が行政書士事務所の代表となって、行政書士事務所を開業します。加えて、行政書士以外の仕事もしている場合もあります。 行政書士以外の仕事というと、他の資格や、行政書士に関連の仕事をしたり、 はたまた、全く関係のない仕事をしながら行政書士をしている人もいます。 土日だけ行政書士をしている人もいます。  

3,使用人行政書士

使用人行政書士とは、行政書士事務所に採用され、就職した行政書士です。 いわゆる行政書士として、就職すると多くの場合には使用人行政書士となります。 多くの場合としたのは、4つ目の補助者との違いです。 使用人行政書士と補助者の違いは、補助者は、行政書士資格がない人でもなれることです。 使用人行政書士は、行政書士であり、行政書士会への登録も必要です。(補助者も必要) 使用人行政書士は行政書士業務ができるが、補助者はあくまで補助者です。 使用人行政書士と補助者では、行政書士会へ支払う費用が変わってきます。 そのため、事務所によっては、行政書士資格のある人でも、使用人行政書士とならず、 補助者になっている人もいます。  

4,補助者

上の使用人行政書士についてのところを参照。  

行政書士の就職環境

行政書士の就職環境は、それほどよくありません。 就職環境というのは、求人数の話です。   年収1000万円以上の行政書士は10人に1人以下?   にも書きましたが、行政書士事務所の売上は1000万円以下が9割を占めます。 そうすると、人件費以外の経費を考えるとなかなか人を雇い入れることができる売上のある事務所は少ないということです。だからといって、行政書士が厳しい状況なのかというとまた少し話は違います。年収300万円でもいいということであれば、年商500万円くらいで年収300万円というのは、十分可能な数字だからです。   人をあえて増やさない行政書士だってたくさんいます。 1人でやることは複数人でやるよりも気軽でいいこともたくさんあります。 ただ、求人を出している行政書士事務所もたくさんあります。 行政書士事務所の就職を考えているのであれば、是非、参考にしてください。  

行政書士事務所の就職先の3ポイント

1,就職先の行政書士との相性

就職先の行政書士事務所は、多くの場合、こじんまりした事務所が多いでしょう。 そうすると、人との相性というのがポイントになります。 就職にあたっては、就職先の代表と相性がよさそうかということをよく考えるべきです。  

2,やらせてもらえる仕事の範囲

どんな仕事をさせてもらえるのか?これはとても重要です。 通常の行政書士業務はもちろんですが、就職するのであれば、絶対に勉強すべきポイントがあります。 それは、事務所経営、マーケティング、営業、集客です。一番不味いのは、代表の下請け的な仕事を永遠にさせられることです。(もちろんそのような仕事もベースとしてとても大切であり、就職している以上はそのような仕事ももちろんある。) 結局、行政書士として、何十年も勤めるというキャリアはなかなかありません。ないというよりももったいないです。 行政書士として就職した場合、使用人行政書士で年収1000万円もらえる人はいないでしょう。500万円もなかなかいないだろうとおもいます。250万円~400万円の間が感覚的な感じです。そうすると、いつか、どこかのタイミングで自分でやったほうがいいのでは?という気持ちは芽生えるからです。   そのため、僕のオススメは、いつか独立するのだから、事務所経営、マーケティング、営業、集客が強い事務所で、 なおかつ、事務所経営、マーケティング、営業、集客を勉強させてもらえる事務所に就職しないと、就職する意味がないと思います。  

3,就職先の事務所の業務

就職先の行政書士事務所が何の業務が得意なのか?ということはとても大切です。 あなたがやっていきたい業務が強い事務所に就職しないとダメです。 そのため、全体的に、行政書士事務所に就職することを目的化してはいけません。 行政書士事務所への就職の前に、自分が行政書士として、 どのようなキャリアを送りたいのか、今後、どのような業務をしていきたいのか?ということを考えてから、 就職活動をするほうが、就職するあなた、就職先ともにミスマッチを防げてよいです。  

行政書士のキャリアについて

最後に行政書士のキャリアについて話をしたいと思います。 行政書士のキャリアは、本当に決まったものはありません。つまり変幻自在だということです。 にもかかわらず、決まった型に入りこもうと考える人が非常に多すぎます。 キャリアは自分でつくっていくものです。そういう点では、行政書士のキャリアは変幻自在なのでとても可能性があります。 就職することも一手ですが、就職する先を間違えると、致命傷になりかねません。夢のある事務所を選ぶべきです。 また、就職にあたっても、将来の独立、開業を目指しましょう。そのような働き方を、就職先の事務所の代表にぶつけるべきです。   最後に・・・ 1つ裏ワザをお伝えしましょう。 就職、求人が出ていなくともチャンスはあります。積極的には募集をかけていないものの、人がいたらいいなと思っている行政書士事務所は多いのです。 そのため、ホームページ上などで行政書士を探してみましょう。 採用、求人が出ていなくとも、連絡してみましょう! 必ず道は開けます。大した裏ワザでなく恐縮です笑。  

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