税理士事務所の売上を伸ばすその方法とは?

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売上を伸ばすにはどうしたらいいの!?

税理士の売上を伸ばす方法に関して、そのコツとも言える重要な法則をご紹介しましょう。この法則を覚えれば、あなたも税理士としていざ開業した時には、上手に売上を大きくする方法を選択することができるようになります。 ではその法則とは一体何でしょうか。これは、以下のとおりです。   売上=顧客数×料金×頻度   それでは、この法則を詳しく解説していきましょう。この法則は、税理士のみならずあらゆる事業において当てはめて考えることができる万能のものとなっています。   例えばあなたが飲食店を経営していた場合、ある月の売上というのはどうやって決まるでしょうか。これは、その月のお客さんの人数と、一人当たりの平均支払額と、そして一人あたりのお客さんのリピート率をそれぞれ掛け合わせればいいということになります。   例えばラーメン屋さんでお客さんが月に300人来て、平均支払額が800円で、常連さんが多いため毎月一人あたり平均2回来てくれるとなった場合、「300×800×2=480000」となり、その月の売上は48万円になるということです。   この法則、当たり前じゃないかと思うかもしれません。しかし、この法則はある一つのことを教えてくれます。それが何かというと、売上を上げるために企業が取れる方策は、「顧客数を増やす」か、「支払額を増やす」か、「リピート率を上げる」という三つしかないということです。   大事なのは、「しか」という部分です。つまり他に売上を上げる手段はないのです。     このことを考えれば、あなたが経営する税理士事務所の売上を上げる方法は簡単に理解することができます。つまり、以上の三つのどれかに注目をして、その数字を上げる方法を考えればいいのです。  

具体的に3つの数字をあげるためには?

それでは、もう少し具体的にこれら三つの数字の上げ方を考えてみましょう。

顧客数を増やす場合

これに関しては、税理士の集客術を教えてにおいてご紹介したとおりで、リアルでの営業やインターネットでの集客、有料広告といった方法を挙げることができます。   またこれによりある程度顧客数が増えてきた場合には、一番の方法である「紹介」という手段を研究してみるのも良いと言えます。これが出来れば、集客のための努力時間はそれまでよりも格段に少なくなり、本来の税理士業務により集中することができるようになるでしょう。  

支払額を増やす場合

これはつまり、料金を引き上げるということになります。それがしたいのはやまやまだけれど、他の税理士事務所との兼ね合いで中々難しいと感じる人もいるかもしれません。しかし、お客さんが税理士を選ぶ上で大事なのは料金の安さだけでは決してありません。   その実力、つまり正直に言ってしまえば、その人に任せれば一体どれだけ他より多く節税のアドバイスがもらえるのかという点もあるのです。そのためもしもあなたが以上のように料金を引き上げたいと思えば、そのための節税に関する様々な勉強をして、他のどの税理士よりも実力ある存在だと認められればいいと言えます。  

リピート率を上げる場合

これに関しては税理士の場合少し特殊で、あまり期待が出来ないと言うことができます。例えば上で例に出たラーメン屋さんの場合、リピート率を上げようと思えば、その味をより良くするために研究をすればいいのです。そうしてさらに美味しいラーメンを出せるようになれば、リピート率もさらに高くなるでしょう。しかし税理士の場合は「顧問契約」という概念があるため、リピート率という考え方はなかなか当てはめづらくなるのです。   以上の方法に関しては、どれを選んでもかまいません。あなたがいいと思った方法で、売上を上げてもらえればと思います。もちろん理想は全ての要素に関して数字を大きくしようとすることですが、当然ながらそのために一つ一つ時間がかかりますので、忙しい中ではどれも中途半端になってしまうことがあります。ですので、基本となる法則を押さえた上で、ご自身の好みにより優先度をつけて経営努力をしていくことをおすすめいたします。  

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