相談しやすい女性司法書士

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司法書士は街の法律家

 例えば風邪をひいたときに、かかりつけのお医者さんがあると思います。それと同様、法律的な問題が生じたときに『かかりつけの法律家』、つまりホームロイヤーが存在すると心強いと思います。

 人の生涯を考えてみると、マイホームの購入に際する登記・ローン完済に際する担保抹消登記・遺言作成・相続登記・・・・・と普通に生活していても司法書士にお世話になる機会が生涯を通じて何度かあると思います。我が家のホームロイヤーとして面倒を見てくれる信頼できる司法書士を探すという視点が大切だと思います。

男の先生か、女の先生か

 信頼できる司法書士と考えたとき、男性司法書士に依頼を希望するのか、それとも女性司法書士に依頼を希望するのかという選択があります。

 司法書士という国家資格を有する専門家である以上、男性司法書士でも女性司法書士でもお客様に提供できる法的サービスやスキルは差異がないものと思われます。よって、信頼できる先生かという視点が最優先されます。

 しかし、女性特有の依頼内容の性質上、女性同士の方が相談しやすいという場合には、女性司法書士が選ばれることになります。先にも述べたように、街の法律家としての司法書士なので、どちらかというと、女性の方が、女性司法書士ならではの観点で身近な法律問題の解決をお手伝いしてくれます。特に、女性同士であれば、悩みなどを相談しやすく、また、お気持ちを理解できることもたくさんあるかと思います。

男女割合

 司法書士は女性が多く活躍している業種です。平成26年度の合格者の男女比率は、女性が21.2%を占めていて5人に1人以上が女性という結果となっています。他の士業と同じく、女性の方が男性より資格保有者は少ないが、特に、女性に限ってでないと相談にくいことが多くある割には比較的少ないように思う。

どちらにも相談しやすい女性司法書士

 会社や不動産の登記関係や債務相談などは、女性ならではの視線や、心配りが好評となっていて、女性司法書士を在籍している事を売りにしているケースや、女性スタッフを求めて相談する司法書士事務所を探している利用者も多くいます。確実に女性スタッフの需要がある業界で、今後も女性司法書士の仕事の需要は増加していく事が予想されています。

特に女性の方が良い業務内容

事務手続き

 司法書士の仕事は何枚もの書類を管理し、細かい数字や表現に気を配らないとならないため、女性が持つきめ細かさや丁寧さを発揮することができます。 

不動産取引

 不動産取引の場においては、売主・買主・不動産仲介業者・銀行の担当者などが銀行の応接室等に一堂に会するため、その場を取りしきる司法書士次第で雰囲気は変わってきます。一般個人のお客様は緊張されていますので、男性が多い不動産・銀行業界の中で、女性司法書士の立会いでその場が和むので大変重宝がられます。 

訴訟

 訴訟であれば、依頼人のほとんどがトラブルを抱えて困っています。女性司法書士であれば、事務的でなく親身に話を聞いてくれる、話しやすいと言われることが多くあります。 

成年後見

 ご高齢者やそのご家族を相手とすることが多い成年後見業務においては、細かい気配りができ話しやすい雰囲気を持ち合わせている女性は安心感もあり喜ばれます。

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