魅力ある行政書士の先生

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 魅力あふれる行政書士の先生は、例外なく、成功しています。では、いったいどんな方が、魅力と成功を同時に手に入れているのでしょうか?

プロフィールが魅力的

 お客様が行政書士に仕事を依頼するときに、考えるのがまず「どんな人なのか」ということです。そのため、プロフィールが魅力的であるのは必須条件です。プロフィールを魅力的につくることができる人が、ネットからもアナログからも仕事を取り続けられるということです。プロフィールづくりで重要なのが、人間的な魅力と実績的な魅力です。

 人間的魅力を高めていくことは大事なのですが、一番簡単な魅力は「共通点」です。学歴、職歴、趣味など、お客様は共通点を見つけたときに、依頼する気持ちが高まります。どうせ依頼するなら気に入った人がいい。誰しもそう考えています。そのため、自分自身の情報を公開していくことが重要です。

 さらに、加えて仕事の実績、つまり信頼性という点でも、お客様は評価しています。ですから、これまでの取り扱い業務や件数など、あなたを信じるに値する情報を見つけたとき、依頼する気持ちが高まるのです。

お客様の声を増やし続けている

 お客様の声は、第三者からの信用です。極端な言い方をすれば、お客様の声が多ければ多いほど、信頼されやすくなります。過去のお客様にインタビューをし、写真を撮り、ウェブサイトや事務所案内に掲載する。こうしたことで、プロフィール以外でも、信頼を得ることができます。

 重要なのは、お客様の声を一度撮って終わりではなく取り続けることにあります。特に、日付が入っていて、その日付が最新であればあるほど、「ああ、この事務所は最近も依頼が多いんだな」とお客様は感じます。

 さらに、お客様の声のバリエーションを増やすことも重要です。年代、性別、業種、規模など様々なお客様がいることで、お客様は自分と似たようなお客様の声を見つけることができ、安心して依頼することができます。

仕事の可能性を広げ続けている

 行政書士の仕事で、アナログな紹介などはいつ生まれるかわかりません。ですから、もうひとつの習慣として人に会い続けるということをする人も、魅力を増やし、同時に、仕事が増えやすくなります。このとき、できるだけ会った人に好印象を持ってもらうことが重要で、そのために、名刺に共通点が判るプロフィールを書くなどして、その話題で盛り上がれるようにしておきます。あとは、相手の話をしっかり聞き、リアクションを取り、明るく振る舞うことも、忘れてはいけません。このような態度が、魅力的だと思わせるのかもしれません。 

 このような準備をした上で、更に、積極的に商工会や商工会議所への所属など、可能性のあるものにはとにかく参加します。こういう姿勢が仕事を得ているという印象です。

行政書士以外の仕事にも積極的

 かつては、行政書士が業務以外のことをするのは非常にためらわれたというか、してはならないという雰囲気でした。しかし今はできるだけ行政書士以外のことにも取り組み、あなたしかできない仕事を手がけていくことで、「普通の行政書士ではない」「魅力的だ」と思われる一因となります。

 変わった言い方をすれば、行政書士らしくない方が仕事が取れる。そういうこともできます。かつて、行政書士は専業でいくことが重要であると言われていましたが、時代は変わり、業務単価がどんどん下がっていく中、価値ある仕事は、行政書士と自分自身そのものでつくっていくことが必要なのです。

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