<第4回>新しい時代を作っていく士業事務所とは?

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士業事務所の未来について

【ミカタ編集部:伊藤】
最後に、「新しい時代を作っていくような先生とは」「士業事務所の未来はどうあるべきか」というお話をしていただけたらありがたいです。

【笹原】
専門領域の追求とか、完璧なものを目指すのは4大事務所には勝てないと思います。だから、『イノベーションのジレンマ』じゃないですけれども、法律相談の機会もありませんという層に対してサービスを提供していくようなかたちが新しい時代を作っていくのではないかと思います。自分のできる枠を超えて、そのような人たちに手段を提供できるようなかたちですかね。

【ミカタ編集部:伊藤】
川上の領域というのは、人数や頭脳の面で大きな事務所の方がクオリティの高いものを作りやすいですよね。個人事務所や中小事務所ができるのは、川下の領域。お客さんの中で全然サービスを使いこなせていない方たちにむけてアイディアを出していくとか、資格での問題解決に縛られるのではなく、どうやってお客さんに知ってもらうかだったり、どのようなしくみを作るかだったりを考えていくべきですね。

【笹原】
月間で数千万の広告費をかけている大手事務所もあるくらいで、広告はほぼ飽和しているので、そんなところとは戦えません。4大事務所は仕事に対する基準が高いので、クオリティで勝つのも難しい。ある大手の弁護士事務所は弁護士の中で批判されがちですが、彼らが取り返した過払い金、救った人は本当にたくさんいます。「弁護士」という資格を見るのではなく、「ビジネス」を見たらいいと思いますね。

【ミカタ編集部:伊藤】
弁護士は手段であって、僕の専門のマーケティングでいうと価値変化のところで、お客さんがこの人に相談するとこうなりますよ、といった変化を強く印象付けることが大切ですね。最後にPRがあればお願いします。

【笹原】
先ほど話したスケールの話で、労働集約型なので単価を高くするとスケールが出ないけれど収益を上げたい、というところで、うちのサービスは契約書の作成にかかる時間を削減できます。月額980円の「ホームズ」というシステムなんですけれども、作った契約書のチェック無制限といったアライアンスの組み方などもできます。テンプレートで作った契約書に少し修正を加える必要もありますし、士業には恩を感じているので、仕事を生み出せるといいなと思っています。

【ミカタ編集部:伊藤】
僕も士業の役割は大きいと思っていて、少し変わるだけで存在価値が大きくなると考えています。そこの嗅覚を持っていただけたらいいと思います。今日は本当に面白い話をありがとうございました。

【笹原】
ありがとうございました。

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