<第2回>できることを全部やった開業当初 

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開業当初の業務について

【ミカタ編集部】
ファンドの組成と運営サポートはこれまで3年くらいやっていらっしゃいますが、3年よりさらに前はどんなことをされていましたか? 
 
【安田】
株式会社の電子定款の認証代行や宅建業の更新講師、建設業の相談、あとは相続ですね。最初の一年半は異業種交流会に行っていましたし、その余波がありましたので、そのご紹介の中ではそういう業務が多かったです。 
 
【ミカタ編集部】
最初はできるものは全部やりますというような感じだったのですね。そのとき売り上げは良かったのですか? 
 
【安田】
利幅が薄かったです。どうしても競合が多いので、「ネットで調べたらこの値段だったんだけど」と言われてしまうと、開業当初差別化もなにもない中で、単価が割引という形で下がってしまいます。 
 
【ミカタ編集部】 
では最初は差別化を図れない中で、単価を下げることでお客さんが来やすい状況を作っていたということですね。 
 
【安田】
今でもそこは変わりませんが、愛想はよくしています。 

【ミカタ編集部】
確かにそうですよね最初異業種交流会などに行かれていたというお話でしたが、今はもうあまり行っていらっしゃらないのですか? 
 
【安田】
ほぼ行きません。大勢人がいるところがそもそも苦手なことと、営業活動がわからないことが理由で疲れてしまうからです。 
 

オリジナルの名刺で印象を残す!

【ミカタ編集部】
今まで6年間やって来られて、安田先生の一番の成功体験はどのようなものですか?こういう取り組みをしたらこういう成果が出たというお話など…。 
 
【安田】
名刺を変えたことは大きかったかもしれません。それまでは法人設立と言う形で名刺を持っていましたが、ファンドになってからの方が同業本業、他士業どちらからも紹介が増えました。わかりやすくなったと言うのもあると思いますし、僕が関わるファンド組成に関してはそんなに皆さん押し出していらっしゃらないので覚えてもらえる。後は名刺の写真のシャツが赤い。 
 
【ミカタ編集部】
それ以外にも名刺が赤と緑で構成されていたり、なかなか見ないデザインですよね。印象に残りやすいというか。 
 
【安田】
昔勤めていたベンチャー企業で今はもう潰れてしまったのですが、そこの元社長にお願いしてとりあえず覚えてもらえる名刺をと言うことで作っていただきました。これで7代目くらいです。 
 
【ミカタ編集部】
沖縄出身、上場企業の法務部など赤文字で強調されているところは、そういう方にお会いした時にすぐ目に止まるようにということですか? 
 
【安田】
覚えてもらってなんぼなので。若手の芸人さんと一緒で名前だけでも覚えていただければというところですね。 
 

【ミカタ編集部】
今でもそういうスピリットをお持ちだということですね。本当にこういうのは大事だと思います。今うまく行ったことをお聞きしたのですが、逆に失敗したことなどはありますか? 
 
【安田】
まずは最初の3ヶ月間お客さんが誰もいなかったことです。 
 
【ミカタ編集部】
その3ヶ月は何をされていましたか? 
 
【安田】
異業種交流会へ行って、お酒を飲んでいました。つながりがなく、ほぼゼロからのスタートだったので、とにかく覚えてもらおうというのが当初頑張っていたことです。お酒のせいで打ち合わせをすっぽかしたことは一度だけありますが…。 
 
【ミカタ編集部】
基本的にはお約束を守ってきたということですね。もし、今の経験や知識を持ったままで6年前の独立開業時に戻れるとしたら、どういった取り組みをしますか? 
 
【安田】
最初からファンドをやると思います。また、異業種交流会についてはもう少しほどほどにします。行く頻度を月に2、3回にしておくとか、飲み会も2時間で切り上げるとか。多い時は2日に一回くらい行っていましたので。当時流行っていただけで今はそんなには開催されていないのかもしれませんが。 
 
【ミカタ編集部】
今でも毎日どこかしらでは開催されていると思います。個人的にはあまりお仕事にはつながらないことが多いのかなという印象を持っています。 
 
【安田】
異業種交流会の手前が取れればいいんですよね。今だと合同会社とか、コスト低く作れるので、会社設立の業務は終わってしまっている人が異業種交流会には来ます。電子定款の作成などを仕事としてやっていると、すでにそこは終わってしまっているので、異業種交流会は効果的ではないかなと思います。ただ、会社はあるけれど許認可が欲しいということだと少し違ったのかもしれません。 
 
【ミカタ編集部】
創業支援や、開業してすぐだとお金に困る人が多いのでその支援、ということでしょうか。 
 
【安田】
そうですね。 
 

ファンドは有望な市場!未来は明るい!

【ミカタ編集部】
ありがとうございます。今ファンドに力を入れていらっしゃいますが、安田先生の今後の目標を聞かせていただけますか? 
 
【安田】
今まで評価していただいているファンド組成関連にもっと特化して行きたいと思っています。可能であればサポート体制を、人員も含めて拡充していきたい、できればいいなと思っています。 
 
【ミカタ編集部】
私の知識不足なところもありますが、ファンドを扱う業界はどのように展開していくと思われていますか? 
 
【安田】
当面はこのままイケイケというか、ベンチャー投資も含めて今の一定のペースは維持していくと思います。今回の総選挙も自民党が勝ちましたし、このままいくと安倍首相が続投です。アベノミクスにファンドが絡んでいる部分がある以上、日経平均株価も15.6日連続で上がっている状況は、僕らにとってのお客さんには有望な市場であり、僕らの未来も明るいのではないかと思います。 
 
【ミカタ編集部】
最後に、記事をご覧になっている方に学びや成長につながるメッセージをいただけたらと思います。 
 
【安田】
まずはお客さんには愛想を良くしましょう、ということです。あとは、行政書士に限ったことではありませんが、他士業や同業の先輩に可愛がられるような存在であることが、困ったときに役に立ちます。もう1つは、戦略的な集客ができるといいのではないでしょうか。 
 
【ミカタ編集部】
戦略的な集客とは、具体的にどのようなことをしていけばいいのでしょうか。 
 
【安田】
僕は自分ができていないと思っているので、できたらいいですよね、というお話です。逆にそれを教えていただけたらぜひ採用したいです。 
 
【ミカタ編集部】
安田先生も学びを深めている途中ということですね。本日は行政書士法人ジンテック代表安田一登先生にお越しいただきました。どうもありがとうございました。 
 

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