士業事務所の役割は2つに集約される

やるべきことをシンプルに


僕の場合、2010年の8月に会社を作ってから、売上がでるまでに約7ヶ月時間がかかりました。なぜ7ヶ月もかかってしまったのかと考えてみると、1つは驕りとプライドの存在があったせいだと思っています。大学のときに、ビジネスコンテストで優勝していたり、勉強していたりしたこともあり、なんとなく「自分は普通の人よりもできるんじゃないか」と勘違いしていたのです。この驕りやプライドが、ビジネスを難しくしていたと思います。

もう1つは、すぐにあきらめていたこと。ちょっとアイディアを考えて、少しやれるかなと思って実行してみては、「あ、やっぱできないな」とやめてしまう。そのようなことを繰り返していました。つまり、深堀りしていなかったのです。

当時のことを考えると、売上を上げるという意味において、コミットする気持ちや姿勢が足りなかったと思います。そもそも売上というのは、簡単に上がるものではなく、本当に気合いを入れてコミットしなければ上がりません。初めて売上が上がった時に気がついたのは、ビジネスには「商品」と「販売」という2つの大きな役割があること。会社ないし士業の役割は、集約するとこの2つしかありません。商品やサービスを作り、その商品やサービスを販売する。それぞれの役割は、実は、とても専門性が高いものです。ですので、どちらも完璧にこなすのは難しい。そこで僕は、商品やサービスを作ることに関しては、ある程度、あきらめることにしました。

その結果、やるべきことがシンプルになりました。それからは、どうやって売ればいいのかだけを考えればよかったのです。つまり販売に専念することができるようになったということです。たとえば、僕が最初にスタートした業務というのは、会社設立の代行業務です。その手法は、ある程度法律で決められているので、その手順に沿って実務をこなすだけ。ゼロからサービスを作る必要はありません。

大切なのは、やるべきことをシンプルにすること。難しく考えるのではなく、実行できるようにすることです。とくに最初のうちは、いかに自分の商品を販売するかということに集中するべきだと思います。

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