<第1回>大切なのは独立するまでの準備期間

独立直後から月商100万円以上、年商3,000万と驚異の数字をたたき出した弁護士 瀧井 喜博氏に、目標達成するために取り組んだことを伺いました。 

プロフィール 瀧井 喜博(たきい・よしひろ)


「あなたの『困った』を『よかった』へ」がモットー。あらゆる「困った」の相談窓口を目指す、主に大阪で活動する人情派弁護士。
平成30年5月末現在、事務所設立3期目にして、弁護士4名、事務局5名の合計9名の法律事務所を経営している。
ずば抜けて楽しい職場環境の構築、拡大を目指して、日夜奮闘中。
事務所名:瀧井総合法律事務所
事務所URL:http://takiilaw.com/

対談スタート

事務所に勤めながら副業で弁護士

【ミカタ編集部】
まず簡単に自己紹介をお願いできますか?

【瀧井氏】
大阪で『瀧井総合法律事務所』を経営しています瀧井 喜博と申します。弁護士としては5年目、独立開業して3期目になります。

【ミカタ編集部】
数字面で見るとかなり右肩上がりに売り上げが推移していますがその理由をどう分析しますか?まず、1期目の売り上げはどうでしたか?

【瀧井氏】
独立したのが11月だったので、翌年の1月からの12ヶ月でみると3000万円弱の売り上げがありました。

【ミカタ編集部】
本当にすごい数字ですね!具体的な目標数値は決めていましたか?

【瀧井氏】
はい。独立前から決めていました。最低月100万を目標にしていました。そうすると、年間1200万円の売り上げになります。あくまで月100万円は最低目標だったのでもう少し上乗せして、少し強気に年間2000万円ぐらいの売り上げを目標に考えていました。実際にやってみると、思いの外案件が増えたので結果は3000万円弱での着地となりました。

【ミカタ編集部】
起業する前になにか準備はしましたか?

【瀧井氏】
私の場合、独立する前から所属していた事務所での仕事の他に自分で案件をとり、副業としても弁護士の仕事をしていました。事務所に勤めながら、どうやって集客して行くのが良いのか、どれくらいの売り上げを立てることができるのか等の分析を行い、独立の準備をしていました。

【ミカタ編集部】
どのタイミングで独立を決意したのですか?

【瀧井氏】
事務所に入所した半年間は事務所の仕事に集中しました。だんだんと業務を覚え弁護士の仕事に慣れ始めた半年後からは意識的に事務所の外に出るようにしていきました。遅かれ早かれ独立をするつもりだったので、そのための準備を開始しました。2年目の1月から8ヶ月で私個人の案件の売り上げが350万円を達成したら独立すると決め、事務所の所長にもそう伝えました。

新規顧客の獲得方法とは?

【ミカタ編集部】
新規顧客はどうやって開拓しましたか?

【瀧井氏】
最初はコネクションもなにもありませんでした。弁護士には弁護士会や役所の法律相談経由でいただける仕事もありますが、それに頼ってばかりでは目標の売り上げを得ることはできません。 独立前は交流会などにも積極的に参加しました。しかし、人脈は広がりましたが仕事には中々繋がりませんでした。以前より興味のあった起業家支援のセミナーなどに参加していたのですが、そこでは若手の社長などとの人脈ができ、いくつかの案件をいただくことができました。

【ミカタ編集部】
顧客を得るためになにか特別なことはしていますか?

【瀧井氏】
私は弁護士になってからの顧客情報を全てエクセルに入力し分析しています。いつ誰からどんなジャンルの案件を得たのかなど事細かに分析しています。

【ミカタ編集部】
全てですか?それはすごい!取りやすい依頼を分析することが目的ですか?

【瀧井氏】
最初はそのつもりでしたが、情報の量がまだ少なく傾向がはっきりと見える段階ではありません。しかし、依頼件数・売上の浮き沈みや入金のスパンなど、他にも役に立つ情報を多く得ることができました。仕事の動きを「見える化」できたことはとてもよかったと思っています。 

【ミカタ編集部】
では、営業力についてのクロージングへの努力はされていましたか?

【瀧井氏】
強いて言えば自分らしく振舞うことです。弁護士らしくではなく、自分らしく振舞う。それが私の、相手に心を開いてもらうためのコミュニケーションスキルだと思っています。無理してカッコつけてもしかたないしそういうのは簡単に見透かされてしまうと思うので。

【ミカタ編集部】
どうしてもカッコつけたくなりますもんね…。現在の案件は紹介がすべてですか?

【瀧井氏】
紹介案件は、徐々に割合が大きくなってきていて、現在、全体の8割弱です。知り合いからの紹介や、なぜかたまたま出会う人が僕と出会うと悪いことに出会うのか、自然と案件がやってくることが多いです(笑)基本的に、弁護士の仕事は困った時に人を助ける仕事です。つまり困ったことがないと仕事がないのです。困ったことは突然やってきます。その時に私のことを思い出してもらえるか、仕事をお願いしてもらえるかが全てです。困った時に私ことを思い出してくれる人の数を増やすことが案件の数を増やすことに直結すると思います。

【ミカタ編集部】
運がいいのか悪いのか…なんとも言いにくいですが…(笑)今はどんな案件をメインに行なっているのですか?

【瀧井氏】
独立前は中・小企業法務などをメインに行なっていましたが、独立した現在は、インターネット集客しやすい男女問題や、保険代理店や整骨院からの紹介で交通事故の案件を多く受け持っています。現状、男女問題・交通事故の売上が全体の案件の半分を占めていますが、今後は企業法務にウエイトを置きたいと考えています。また、変わったところでいくと、仮想通貨に関連する案件も、比較的ご相談、ご依頼いただいているのではと思います。


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