<第3回>弁護士はかかりつけ医になれる

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第1回の対談記事(会員登録なしで読めます)
<第1回>1年前から人脈づくり

第2回の対談記事
<第2回>紹介をもらうための人脈づくり

知らない人に分かりやすく伝える

【ミカタ編集部】
そのセミナーのチャネルでは、永野先生も講師としてお話をされたりしますか?その場合どんな内容を話しますか?
 
【永野氏】
もうすでに5、6回位くらいセミナーで講師を務めています。主にテーマは3つくらいありまして、最初は民法(債権法)の改正があったのでそれに関する話をしました。その次は、債権回収に特化したポイントをお話ししました。最近は、弁護士に対して「何を依頼していいかわからない」、「値段が高い」というイメージを持っていらっしゃる方が多いので、そういった方向けに弁護士の使い方という内容でセミナーをさせていただきました。
 
【ミカタ編集部】
確かに弁護士の先生は裁判等、何かトラブルが起きたときに頼る存在と言うイメージがありますね。でも実際はもうちょっと前の段階で対応できるんですよと言うことをお伝えしてるんですよね。

 
【永野氏】
その通りです。医者で言ったら末期がんが見つかってから医者に駆け込んでももう尽くせる手が限られてしまいますが、定期的に健康診断を受けて早期発見ができれば取れることも多いですし体に負担もかかりません。弁護士の場合も同じで、トラブルになってから相談にこられても取れる手段は限られていて、トラブルになる前に定期的に相談していただければトラブルを防ぐことができます。トラブルの種を早期発見して摘む方が弁護士費用を安くすることができますし、トラブルになった場合も勝てる可能性が高まります。その事実を広めていきたいと思います。
 
【ミカタ編集部】
セミナーを5、6回開催されたという話ですが、それは今年での話ですか?

 
【永野氏】
1年半くらいの間です。
 
【ミカタ編集部】
結構定期的にやっていらっしゃるんですね。

 
【永野氏】
2、3ヶ月に1回はやっています。
 
【ミカタ編集部】
定期的に開催するのはすごく大事だと思います。1回やって人が集まらなかったからもうやらないともったいないですよね。毎回毎回やっていると、人はあまり来なかったとしてもその人自身のプレゼン能力が上がっていったり、改善のアイディアが生まれてきます。そうやって毎回毎回重ねていくのでとてもすばらしいと思います。セミナーを続けるために心がけていることはありますか?

 
【永野氏】
私自身、難しい法律をわかりやすく人に伝えることで人の役に立ちたいという思いがあって弁護士を目指したので、世の中の人にあまり知らないことをいかにわかりやすく伝えるかということには関心があります。セミナーの中でも、一般に知られていないけれど知っていてほしいことをわかりやすく広めて行けたらというモチベーションでやっています。
 

1人での独立はリスクが多い

【ミカタ編集部】
開業されてからもうすぐで2年目に入ろうとしていますが、独立してから、準備期間ではわからなかったことで気づいたことはありましたか?
 
【永野氏】
やってみて思ったのは、1人での独立がなかなか難しいということです。経営者側が1人ということは、1人で全ての固定費を払わなければいけないので、その分リスクが高まります。もしこれから独立をしようとされている方で、同期や仕事仲間と一緒に独立する機会があるのであれば、共同事務所という形での独立も充分検討に値するかと思います。
 
【ミカタ編集部】
今の知識と経験があった上でまた独立当時に戻るとしたら、先生はどのようなご準備をされますか?

 
【永野氏】
もう少し同じタイミングで独立を目指している同期が他にいないかをリサーチしてみても良かったと思います。
 
【ミカタ編集部】
共同経営の方がもっと良い形ができたのではないかというところですかね?

 
【永野氏】
やはり1人だと事務作業もひとりでやらなければいけないので、1日24時間の中でできる業務も限られてきます。人が増えれば、うまく業務を分担し合うことによって、1 +1が2以上のものになると思います。
 
【ミカタ編集部】
他には何かやっておけばよかったと思うことありますか?

 
【永野氏】
早い段階で事務員さんを雇うという選択もあったと思います。1人で経営するのは大変だというところにつながりますが。事務作業は時間を取られますし、頭の片隅に置いておくだけでも不快なので、そういった意味で簡単な事務作業を任せられる人がいることで大分業務の効率化ができたと思います。



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