商標のオンライン出願とは?商標に係るメリットと合わせて総合的に解説!

ポイント
  1. 商標におけるオンライン出願についての内容が詳しく理解できます。
  2. そもそも商標を登録する上でのメリットやデメリット等についても把握する事が可能です。

商標を登録する時は、出願する先が特許庁になるのですが、この時「オンライン」にて電子出願が出来る事をご存知でしょうか?

また、商標を出願し、登録をする上で生じるメリットやデメリット等は、一体どのような事なのでしょうか。

今回は、商標登録に係るオンライン出願と、登録をする上でのメリットやデメリット等について触れていきたいと思います!

商標におけるオンライン出願について

まず始めに、商標のオンライン出願について、見て行きましょう!

オンラインと言う事は、当然の事ではありますが、インターネット環境が必要となります。

インターネット接続をするPCも、勿論の事ながら必要ではありますが、ここが問題になる方はあまりいらっしゃらないと思われます。

自宅にて、PCやインターネット等を普段から利用して仕事等をしてない方であっても、今の時代はご家庭に1台程度はPCを置き、インターネット接続を終えている状態だと推測しますので、その環境が整っているのであれば、第1ステップはすでにクリアです。

電子出願の仕組みについて

特許庁のホームページにも詳細が記載されておりますが、念のために電子出願の仕組みについて、こちらでもわかりやすく解説をさせて頂きたいと思います。

特許庁へ出願等の手続きを行う際には、書面で行う方法と、今回の記事にて解説させて頂いている電子出願の方法が存在しております。

電子出願とは、自宅や会社のPCから、オンラインにて出願を行う方法を表します。

この仕組みについてですが、電子出願の場合は、特許庁が本人認証に電子証明書と言うものを利用しており、利用される方の申請人識別番号と、電子証明書の組み合わせを事前に登録した状態で、手続きの毎に厳密な本人認証を行っております

この事により、なりすましによる申請や、情報の改ざん等を防止する効果が発生します。

さらに、通信電文をSSLによって暗号化を行い、セキュリティの確保をしっかりと行っています。

ちなみに、SSLと言うのは、常にSSLによってセキュリティリスクと対抗するネット上でのデータ通信を暗号化させた事を意味しており、盗聴や改ざん等を防ぐ仕組みの事を言います。

では話を戻しますが、電子出願については、1990年(平成2年)12月より開始が行われており、かなり前から存在していた事がお分かり頂けると思います。

本人認証と、電信電文の暗号化によって、特許庁と利用される側との間に安全な状態で送受信する事が可能となっております。

また、この電子出願システムを利用する場合には、「インターネット出願ソフト」が必要ですが、こちらは特許庁から無償にて提供されておりますので、ご利用下さい。

参考リンク➡特許庁:インターネット出願ソフトの入手

電子証明書の取得について

では次に、上記でも出てきた「電子証明書」の取得について見ておきましょう。

特許庁によりますと、電子証明書と言うのは、従来の書面で手続きをする場合の、印鑑証明書に相当するものであり、特定の機関や認証局が発行を行う電子的身分証明書とされております。

その電子証明書には、所有する者を証明するような情報が記録されており、電子証明書を使った電子署名をする事で、なりすましやデータの改ざん等を防ぐ事が可能となります。

特許庁の電子出願システムでは、申請する人を識別し、出願された書類が本当に本人であるか?を、検証する為、電子証明書を利用しているのです。

◆電子証明書の種類

電子証明書には2つの形式が存在しており、対応OSによって利用する事ができる電子証明書の種類には違いが出ます。

1つ目は「ファイル形式」で、PCのハードディスク等のファイル内に格納されている形式を表しており、秘密鍵と、電子証明書を外部の媒体にインポート(証明書ストアを作成)して使用する事となります。

2つ目はICカード掲載機」となり、キャッシュカードの大きさと同じくらいのカードにICチップを埋め込んだ形式となります。

こちらを利用する場合は、電子証明書に対応しているICカードリーダライタを購入しなければなりませんので、ご注意下さい。

申請人利用登録と、登録願の作成について

では実際に、インターネット出願ソフトに対し、申請人の識別番号を電子証明書に登録させ、申請人の利用登録をします。

ちなみに、「申請人の識別番号」についてですが、もし今回初めて特許庁に手続きをする場合、特許庁よりアラビア数字の9桁のコード番号が付与されます。

この識別番号は、特許庁に請求すれば付与されます。

次に、インターネット出願ソフトより、「商標登録願」のひな形をダウンロードして、申請人の出願に合わせて加工を行い、電子データの作成を行います。

手数料と登録願の送信について

次に、かかる手数料と、実際に登録願を送信する内容をご説明致します。

まず始めに、手数料を納付しなければなりません。

方法としては4つの種類があり、現金での納付や、予納と言って前もっと納める方法や、口座振替等がありますが、ここでは電子現金納付について解説をしておきたいと思います。

申請利用登録を行う際に、専用のパスワードとカナ氏名の設定を行い、出願ソフトより納付の番号を取得します。

その後、ATM等を利用して手数料の支払いを行い、手続きをする書類に納付の番号を記載して特許庁へ送信します。

払い込みの確認については、特許庁が納付番号に従い、確認を行う事となります。

ここまで来たら、後は商標登録の願書を送信します。

送信はインターネット出願ソフトより行い、電子証明書が添付された形で送信が行われます。

商標のオンライン出願をご自身でされた事がない方にとっては、普段聞きなれないような言葉も出てきますし、面倒だと感じる方もいらっしゃる事でしょう。

もし、これらの事が出来ないと判断される場合には、専門家である弁理士に相談する事をおススメ致します。

登録することで、 利用規約・プライバシーポリシーに 同意したものと見なされます。

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