<第1回>資格と「好き」を掛け合わせて武器を作る

楽天証券にてコラムを8年間、連載400回以上、そして出版著書累計15万部超えの株式投資の専門家、足立武志氏にビジネスのキーポイントについてお話を伺いました。

プロフィール  足立 武志

足立公認会計士事務所 代表
公認会計士・税理士・事業承継士・ファイナンシャルプランナー(AFP)
1975年神奈川県生まれ。一橋大学商学部経営学科卒業
 
株式投資・資産運用に精通した公認会計士・税理士として、執筆活動、セミナー講師等を通じ、個人投資家に対して真に必要・有益な知識や情報の提供に努めているほか、自らも個人投資家として20年にわたり資産運用を行っている。
 
税務分野では中小企業オーナーや不動産オーナーへの相続対策・資産運用対策・事業承継対策へ注力。
「相続税対策」ではなく「相続対策」の観点から、お客様とそのご家族がいつまでも笑顔で安心して過ごせるために最適なアドバイスをオーダーメイドで提案している。
特に上場株式・投資信託・債券といった金融資産の相続対策や相続発生後のフォローについては資産運用に精通した専門家という立場から他の税理士とは一線を画した実践的なアドバイスを行っている。
 
現在、楽天証券にて資産運用についてのコラム「知って納得!株式投資で負けないための実践的基礎知識」を連載、個人投資家からの高い支持を集める。8年超、連載回数4000回を超える長寿コラムとなっている。
 
増刷10回を数える「株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書」(ダイヤモンド社)を始め、著書10冊超。
日本取引所グループ(JPX)、パンローリング、楽天証券、マネックス証券、ダイヤモンド社、プルデンシャル生命保険、東京都中小企業振興公社、商工会議所などセミナ-講師多数。 

【企業理念】
 適切な税務対策と資産運用により、お客様の資産最大化と幸福最大化を達成するべく
「個人投資家の守護神(ガーディアン)」であり続けます。
 
 【会社概要・連絡先】
 足立公認会計士事務所 
 〒107-0062
  東京都港区南青山2-11-11 ユニマットハイダウェイ5階
  TEL:03-6459-2620
  Mail:mail@kabushiki-adachi.com
 

対談スタート

20年間の株式投資を強みに

【ミカタ編集部】
本日は、足立公認会計士事務所、足立武志先生にお越しいただきました。足立先生は楽天証券にてコラムを8年間、なんと連載400回以上書いていらっしゃり、書籍も10冊以上出版されています。代表作『ファンダメンタル投資の教科書』を始め、累計15万部超えの株式投資の専門家です。2017年に独立し、今では事務所以外に株式投資塾を開設、株式投資セミナーは応募数が定員の3倍集まり、半年待ちという人気の塾講師でもあります。本日はどうぞよろしくお願いします。まず、足立先生のプロフィール、これまでのご経歴を伺ってもよろしいでしょうか。
 
【足立氏】
私が公認会計士を目指したのは高校生のときです。もともと数字が好きだったので、税理士になりたいと中学生くらいのときから思っていました。高校生で公認会計士という資格を知り、それを取ると税理士もおまけで付いてくるということだったので、それなら公認会計士をやろうかなと思いました。大学も商学部や経営学部を受け、大学入学後はすぐに専門学校に入って勉強を始めました。大学4年のときに試験に受かり、監査法人トーマツに入りました。ただ、私は監査よりもどちらかといえば税務をやりたかったので、数年で退職し個人の事務所に移って税務を学びました。10年くらいそこで働き、今年独立したという形です。
 
【ミカタ編集部】
足立先生は個人投資家の力になる公認会計士という印象ですが、具体的にはどのようなことなのでしょうか。

 
【足立氏】
個人投資家に限らず、社長さん、お医者さん、地主さんなどクライアントさんにとっては、税理士や会計士というのは身近な存在です。だからお客さんはなんでも税理士に聞きたいんです。投資関係の相談も本当は税理士にしたい。しかし税理士が投資に詳しくなかったり、ほとんど自分で投資はしていないので、あまりちゃんとした答えを返してあげられていません。結果証券会社や銀行に頼ってしまい、おすすめの商品をそのまま買ってうまくいっていない方が多い。私はそこをなんとかしたいと思っており、もともと自分で20年間株式投資をしているもあり、お客さんに役に立つ情報を提供しています。
 
【ミカタ編集部】
やはりご自身で投資をやっていらっしゃるというのはすごい強みですよね。やっていなくても話す方もいますし、その良い悪いは様々ですが、やはり自分でやっているというのは大きな強みです。もともと投資家というところにターゲットを絞ったのはなぜですか?

 
【足立氏】
独立後の戦略の話になりますが、今、税理士と公認会計士の数が多い中、法人の数は減っています。顧問料も下がり、税理士は非常に過当競争になっています。そうすると、「税理士です。」と言って営業をしても仕事は取れません。自分にとって何が強みか考えたとき、私は株式投資を20年やって成果も出していたので、そこと税理士・公認会計士というところを組み合わせて攻めたら面白いのではないかと思いました。
 
【ミカタ編集部】
もともとご自身で20年間株式投資をやってきたというのは、好きだったからですよね。そこに対する強みや自信もあったでしょうし、そういうことから決めていったのですね。ちなみに、先ほども少し紹介させていただきましたが、楽天証券コラム連載400回ってすごいと思います。何年くらいやっていらっしゃるのですか?

 
【足立氏】
今9年目です。週一回ですね。
 
【ミカタ編集部】
もともとコラムを書くきっかけはなんでしたか?

 
【足立氏】
以前投資顧問会社の役員をやっていたことがあり、そこの社長が楽天証券の前身のDLJディレクトSFG証券でセミナーをやったりコラムを書いたりしていました。その社長が辞めるときに人脈などを引き継がせていただき、そこから始めました。
 
【ミカタ編集部】
その人脈だけでもすごそうです。

 
【足立氏】
それは運が良かったです。人脈の大切さを感じました。
 
【ミカタ編集部】
人脈を途切れさせないように努力されていたことや気をつけていたことはありますか?

 
【足立氏】
実は私は独立前あまりそこを得意としていませんでした。人脈があまりありませんでした。ここ一年、人脈がなければ始まらないということで、交流会に顔を出したりグループに入ったりして、いろいろな人と仲良くなり始めました。そうすると、自分にはできないことであっても、それができる人をお客さんに紹介するとことができ、お客さんにとってもプラスになるので、すごく良かったです。
 
【ミカタ編集部】
ちなみに400回も連載をしていると周りからの反響も大きいと思いますが、実際どんな反響がありますか?
 

【足立氏】
楽天証券のコラムを読んでいる業界の関係者から、雑誌の取材や本の執筆の依頼が来るようになりました。
 
【ミカタ編集部】
そこから書籍を10冊以上出版されていますが、コラムを書いているというところから依頼が来たりもするんですね。

 
【足立氏】
コラムからブログに来てもらい、そこから問い合わせが来る、という流れです。
 
【ミカタ編集部】
ある種動線作りになっていたのですね。意識的にされていたのですか?

 
【足立氏】
動線作りは意識的にやっていなかったので、最近意識的にやるようにしています。
 

メルマガの宣伝にfacebookを活用

【ミカタ編集部】
何回くらいまでは意識せずにやっていたのですか?
 
【足立氏】
独立する前はとりあえず続けようとは思い、締め切りを守って続けていました。そこから先になかなか進まなかったので、マーケティングに詳しい方にいろいろ相談すると、ブログから先の流れができていないと言われまして、メルマガを始めたというところです。
 
【ミカタ編集部】
それが先月くらいですね。無料メルマガの「上位10%の負けない株式投資」。あれもすごいですよね。足立先生のことを勉強しようと見ていたときに、Facebookで、すごい方が足立先生のメルマガを宣伝されていました。そうやって人の力を借りることができるというのはすごく大事だと思います。どうやって協力してもらったのですか?

 
【足立氏】
全部で150人くらいの方に協力していただきました。これはいくつかルートがあって、まずは通っていた士業向けのウェブ集客塾の仲間、そしてその仲間からの紹介です。自分でメルマガを宣伝するのと、他人に紹介してもらうのとでは反応が違います。そういった意味で仲間には恵まれています。
 
【ミカタ編集部】
コミュニティはどのように作っていますか?

 
【足立氏】
そこは塾なので、塾に入会したということですね。
 
【ミカタ編集部】
そこは入塾して、受講して終わりではなく、コミュニティができやすい感じだったのですか?

 
【足立氏】
塾が3つあって、その1つは終わっているのですが卒業生専用のコミュニティがあります。そこで「これからキャンペーンでメルマガをやるので紹介してください」と言うと、結構快く協力してくれます。士業であっても起業家であっても、同じ志を持っている同士、みんなで協力し合ってお互いに伸びていこうという人と一緒にいると、協力関係も生まれやすいのかなと思います。
 
【ミカタ編集部】
とはいえ、協力してくださいと言って本当にしてくださることがそんなにあるのかなと疑問に思います。コミュニティの中でも足立先生が意識的にやっていたことがあるのではないでしょうか。

 
【足立氏】
特に意識してやっていたことはありません。ただ、相手からお願いしますと言われたことは協力しました。ギブアンドテイクですね。自分が何もやらずにいきなりお願いしますと言っても断られると思うので。
 
【ミカタ編集部】
では自分がメルマガを宣伝する前にいろいろお手伝いをされたんですね。お仕事以外でもギブすることはありましたか?

 
【足立氏】
どういうことですか?
 
【ミカタ編集部】
女性を紹介したりとか…。

 
【足立氏】
その方に結婚願望があれば、結婚相談所の方と知り合うこともあったので可能でしたね。
 
【ミカタ編集部】
主には、相手の仕事がもっと広がるように自分でも宣伝したりしていたということですね。

 
【足立氏】
あとはメルマガの宣伝だとあまり抵抗感がなかったんだと思います。これが仕事の紹介となると、その人が仕事をちゃんとやっているのかなど、こちらも気にしないといけません。メルマガは無料で読めるというだけなので、その先は読んだ人に判断してもらうということになり、協力してもらうハードルが低いです。
 
【ミカタ編集部】
そうですね。大分やりやすいですね。登録する、しないは相手次第だし、無料というのもハードルの低さになっていますね。でも、150人というのはすごいと思います。

 
【足立氏】
私もそんなに協力してくれないかなと少し心配しながら頼んだのですが、やってみると「この人はちょっと難しいかな」と思う人も案外OKで、98%くらいOKでした。
 
【ミカタ編集部】
その中には、そんなに仲が良かったわけではない方もいらっしゃると思います。塾にはいたけれど…というような。その方たちも手伝ってくれたのですか?

 
【足立氏】
それはFacebookのいいところだと思いますが、一回会ってFacebookでつながって、投稿にいいね!やコメントをすると、会っていなくても仲良くなった気がするんです。
 
【ミカタ編集部】
いつも見てますよ、みたいな仲良い感じが出せますよね。いつもいいね!ありがとうございます、と言えたりしますね。

 
【足立氏】
一回しか会っていない方に頼んでOKしていただいたこともあります。関係性の構築という意味では、Facebookは素晴らしい仕組みだと思います。会わなくても関係性を築けるので。
 
【ミカタ編集部】
なにか印象に残せればと思いますもんね。 



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