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沖縄発国内初プロリーグ・プロ卓球チーム、始動 夢とスポーツの喜びを世界へ

ポイント
  1. 日本初のプロ卓球リーグ「Tリーグ」の目指す方向性
  2. アジアの中心である沖縄で「琉球アスティーダ」が卓球で発信していく価値とその意義
  3. オーナー・早川周作さんの人生と、このプロジェクトを引き受けるに至った背景

目次 [非表示]

志に熱狂できる人間にとことんつきあう

――原動力ってどこから湧いてくるんですか?

やっぱり何もなかった人間なんで。縁もコネも金もない状態で、荷物ひとつまとめて荻窪の風呂なしトイレ共同からスタートしてるんで。何か失っても別に最初からまた新聞配達やって、行ければいいかなって思ってます。
自分の一度限りの人生、二度ない人生で、後悔したくないし、あと、面白楽しいことをどんどんやっていきたいというのが僕の感覚なんですね。

ですから、いくらいいお金をもらえるうんぬんのコンサル案件が入ってきても、その社長が嫌いだったら一切受けないんですよ。うちの役員とか喉から手が出るほどほしい案件であったとしても、僕は断ります。
その人間と付き合って面白いのか、楽しいのか、もしくは自分の人生を有意義にするのかということを考えていって。

実はコンサル先で、人間国宝の一家といわれる大蔵流善竹家の善竹富太郎という狂言師がいます。僕は狂言師のコンサルと、後援会長もやってるんですね。

毎年10月にGINZA SIX地下の観世能楽堂で500人くらい集めてイベントをするんです。 狂言業界も、あれだけ室町時代から守ってきている伝統芸能の人間の平均年収が 300万とか400万だったり。

これだけ志をもって伝統芸能やっている人に光が当たってない。これってすごく大事なことで。狂言師の顧問でも、どういうふうに稼いでいくのか、どういうふうにグッズを売ってやっていくのか、どういう風に興行を打っていくのか、どういう風にマーチャンダイズしていくのか、ご助言したりということもやっています。

10月に「銀座の夜の狂言会」というのをやっています。狂言をずっと通して聞くとわからないんですね。ですので、途中で止めさせるんですんですよ。一周まわったら面が変わったんですよ、などの解説をつけていく。前半はそれでしっかり解説を入れて、後半は通しでやるんですね。

既成概念を壊すようなことが好きなんです。「狂言難しい」「聞いてもわかんない」じゃなくて、両家の方々に解説を入れてもらって、一般の方々に理解できるように。もともと室町時代からのお笑いなわけで、それをしっかり伝えていくというのは面白いじゃないですか。儲からないビジネスであったとしても、面白ければやりますね。

まず動く 失敗を繰り返して見える風景

――大学に身一つで入学後、3年で創業されました。今おっしゃった経営のノウハウであるとか、独特の視点はどのようにして構築されていったんですか?

正直言って、成功するかたちというのは、本当にビジネスモデルや市況だとか、あとコンペティション(競合)によってまったく違うと思ってます。ですから、結果的にどうしくみ化するのかというのが僕はポイントだと思っていて。

たとえば、基本的な3C分析をしていく。自社の強みはなんですか。マーケットはどのように動いていますか、コンペティション(競合)はどう動いていますか。そのなかで一番効率的に、どう仕組化を取ることが、結果的に日銭につながり、資金繰りに困らずに、内部留保を高められるか。

ビジネスモデルを実体験で、「やって失敗、やって成功」「やって失敗、やって失敗、やって成功」してというかたちで、しっかりと自分で取り組むことによる実体験がなければ、僕は成功は絶対ないと思っています。

ですから、「やったもの勝ち」というのが強くて。結局、悩む前に動けというのが基本だし 、「即断即決」「実行責任」というのが僕のキーワードなんですね。

つまり、即断して、結果を恐れずチャレンジしていって、結果で別に命を取られるわけじゃないですか。それを考えたら、なぜ行動しないのか、わからなくて。秘策というより、まずは自分が思ったことをどう行動して、さらに、敢えていうならば、自分が力不足だと知った上で、人からどれだけ助けてもらえるのかというのがポイントだと。敢えて言うと、「どれだけの方々に応援されるか」というのが僕はキーワードだと思います。

ひとりでできること、限られているじゃないですか。それを考えたら、どれだけの方々に神輿に乗せてもらえるか、というのがすごく重要だと。僕なんて、どこ行っても「大変なんです、助けてください」と。ずーっと、どこ行っても「どうしようもないアホなんで」と言って、「助けで下さい」って。なんか変なプライドがあって、みんな「こう」なってるじゃないですか。わかんないんですよね。理解ができなくて。どうしてそんなに自信があるんだろう? って思う方々が多いんですけど(笑)。

成功のかたちってのはいろんなかたちがあって、やっぱり自分の中でチャレンジしていくなかで、自分の夢のかたちとか、成功のかたちをつくっていくべきだと僕は思います。
だって、同じビジネスモデルでも、成功する人間と失敗する人間っているじゃないですか。 それって、人間力とか応援される力とかだったりすると思います。

かつぎたくなる神輿をつくるのが起業家第一の仕事

資金を出す人は起業家のどこを見るか

――自分の中でやりたいことがあったらクラウドファンディングにかけるなど、実現のためのしくみは整っている時代ですが、応援してもらえる人もいれば、理解してもらえない人もいるという風に明暗がわかれてしまいます。そこが人間力ということに?

「応援される力」という言葉に集約されると思いますけども、実際に投資判断するとき三つのポイントがあるんですね。
つまり、そこに要はがあるのかというのが、まず重要なんです。社会貢献性を考えつつ、なにか社会的な問題に対して、もしくは現状の課題に対して、ある一定の解決策を持っているビジネスモデルであるのか。

そこに対して二つ目は。5年後、10年後、15年後、30年後のビジョンが語れるのか。ベンチャー社長とご飯食べに行って、「3年後何したいの?」と聞くと、「年商これくらい、社員これくらいで」と言うんです。そのことを聞いてるわけじゃない。夢がないんですよ。
明確なビジョンで、3年後どうあるべきか、5年後どうあるべきなのか、10年後はどういう社会課題があって、それに対してどういう解決策を持っているのか。

そこに対して15年後どうあるべきなのか、20年後どうあるべきなのか、30年後どうあるべきか。そういうことを語れる人間じゃないと、僕はやはり勝てないと思ってるんです。

三つ目、継続だって僕は言います。つまり、その人間がいかなる環境であったとしても、逃げない人間なのかは見抜きます。事業やってると、いいときもあれば悪いときも絶対あるんですよね。20数年間ベンチャーの世界にいて、一部に上がったのに上場廃止して借金まみれになって、そこからマザーズに上場した人間、いくらでもいるんです。

人間模様を見てきて、やっぱり逃げずにどう取り組めるのか、そこに対して自分の責任をしっかり持った上で、最後まで継続できる人間なのかというところは見ます。
ですから、志やビジョンを持っているのか。そこに対して、そこをまっとうするだけの継続する力があるのか。そこが大きなポイントだと思います。

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著者プロフィール

早川周作

早川周作

大学受験直前に父親が蒸発。新聞配達で学費を捻出して、明治大学に進学。 在学中から学生起業家として、多くの会社の経営に参画。 元首相の秘書として勉強し、28歳で衆議院選挙に出馬、次点。その後日本最大級の経営者交流会を主催。 現在、約90社の顧問やアドバイザーの立場でベンチャー企業を指揮する。 また、SHG ホールディングス(株) 代表取締役として飲食店を沖縄7店舗、銀座1店舗、リラクサロン、インターネットお花サイト「花々.jp」、その他数多くの店舗やサイトを運営。 2018年3月からは国内初プロ卓球リーグ「Tリーグ」へ参戦、トライアスロンチームの運営など総合スポーツ事業を手掛ける琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社の代表を務める。