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沖縄発国内初プロリーグ・プロ卓球チーム、始動 夢とスポーツの喜びを世界へ

ポイント
  1. 日本初のプロ卓球リーグ「Tリーグ」の目指す方向性
  2. アジアの中心である沖縄で「琉球アスティーダ」が卓球で発信していく価値とその意義
  3. オーナー・早川周作さんの人生と、このプロジェクトを引き受けるに至った背景

目次 [非表示]

不可能を可能にすることが価値に 実現に必要な人材は

――最初の志の部分で、起業家とお話するときに、この人は何が動機なのかな、その人の個人的な欲求しか見えないと思うこともあります。「認められたい」「お金持ちになりたい」というのはエネルギーとしては重要なんですけれども。
「世の中にこれがないので絶対実現したいんだ」とか、でも、「いまだかつてこれをやりおおせた人間がいなかった」とか、夢物語にも

見える、人から見ると狂っているようなビジョンを持った方が惹かれます。
ただ、そこに対してどうやってやるのかということを「これだったら論理的にできるね」という道筋を引けるかということと、実際にそれをやりおおせる実行力、何かしらその片鱗がある、というところを見てらっしゃるということでしょうか。

よそもの・ばかもの・わかものが時代を変えるって昔から言われているんですよね。
いわゆる、お金を目的とするということも、別に悪いとは思わない。僕は最初の創業期はそういう動機でやってきました。
じゃ、ユニコーン企業になった企業の方々って実はそこを目的にしているのか? メルカリはそれを目的として立ち上げているのか? 違うんですよね。

「ある一定の社会課題に対して、ある一定の問題に対して、ある一定のサービスを提供することでこれだけ便利な時代になる、これだけ時代を変えられるんだ」

最初は重金主義で、お金を目的として立ち上げてもいい。しかしながら、立ち上げた後に社員さんやもしくは 周りの関係先に対して、明確なビジョンで、ある一定の問題を解決するんだ、ある一定の社会的な課題に対して挑戦するんだ、というようなものがなかったら……。結果的に、お金、お金、お金だと言っている人間は、マーケットから消えていますね。そう考えれば、やっぱり100社のうち97社とかが3年5年で消えていくのはそこなんですよね。

きれいごとで、実現可能性が低いんじゃないかといわれるモデルについて惹かれるという話がありました。これってすごく重要なキーワードなんです。無理なことを実現するから、大きな影響力を持つことができる。それを考えたら、そこに対してチャレンジしていく価値があるかどうか。

事業化でうまくいっている人間って、そういうとんでもない人間の横にだいたいCOO(業務執行責任者)と、CFO(最高財務責任者)をやる人間が、「こいつ面白いな」っていう優秀な右腕がいる。いるかどうかによって、1年で勝負をかけられるのか、それが3年かかって競合にやられてマーケットから消えていくかが決まります。

つまり、ある一定の志や思いを持っている人間を、しっかりとその魅力によって引きつけ、なおかつ「この人間はどうしようもないね。でもこの人間を神輿に乗せて、ちょっと遠くまで運んでいこうよ」って、その神輿をつくれるのかがやっぱり起業家にとってすごく重要なんですよね。

魅力で人を惹きつける。それを実現するためにはしくみが必要だ、どうしくみ化をしていくのか。そこに対してはファイナンスが必要になる。資本政策も必要になってくる。それに対して業務執行でそれを抽象的なものをより具体化して実行する。そういう人間が必要なんですよね。つまり決定権を持っている人間、遂行する人間、お金の工面をする人間。そのしっかりしたトライアングルが整わないと、事業のボリュームってのは大きくならないですね。でも、いろんなベンチャーを立ち上げたばかりの人間にこの話をしても、結局、「自分でひとりでできる」と言うんですよ。

30億から50億くらいのレンジの会社を、それをだいたい100億企業にしていく。1億の壁があって、3億の壁があって、10億の壁があって、30億の壁がある。人事の問題をどうするのか。賃金規定をどうするのか。どういうふうに志と思いを固めて、どうビジョンを出していくのか。そこに対して採用をどう強化していくのか。そこらへんのところって、やっぱりいろんな壁があるんですよね。その壁にぶつかったときに、今までの僕の経験が少しでも役に立てればというところで。

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著者プロフィール

早川周作

早川周作

大学受験直前に父親が蒸発。新聞配達で学費を捻出して、明治大学に進学。 在学中から学生起業家として、多くの会社の経営に参画。 元首相の秘書として勉強し、28歳で衆議院選挙に出馬、次点。その後日本最大級の経営者交流会を主催。 現在、約90社の顧問やアドバイザーの立場でベンチャー企業を指揮する。 また、SHG ホールディングス(株) 代表取締役として飲食店を沖縄7店舗、銀座1店舗、リラクサロン、インターネットお花サイト「花々.jp」、その他数多くの店舗やサイトを運営。 2018年3月からは国内初プロ卓球リーグ「Tリーグ」へ参戦、トライアスロンチームの運営など総合スポーツ事業を手掛ける琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社の代表を務める。