社長ってどんな人の事をいうの?社長は全て偉い?実態を解説!

ポイント(この記事は5分で読み終わります)
  1. 全ての社長が代表取締役社長ではない
  2. 取締役を理解しよう
  3. 社長が偉いは時代遅れ?

世の中の「社長さん」と呼ばれる人たちって、どんなイメージをお持ちでしょうか?

お金持ち!とか、なんかよくは知らないけど偉い人!とかでしょうか??

確かに、一般的には、社長と名が付く方々は、企業の中でもある程度上の地位にいる方ですし、一般の平社員の方からすれば、偉いのかもしれません。

しかし、そこには、私達の概念を覆してしまう、「社長」という立場の実態がありますので、今回は、そこに迫ってみたいと思います!

社長と名の付く人全員がトップなわけではない!?

実は、代表取締役社長という風に、代表取締役に社長と名前が付く人と、代表取締役とは付かずに「社長」だけど取締役というだけの方がいらっしゃるのをご存知でしょうか?

ちなみに、代表取締役社長という地位にいる方は、代表権がありますのでその企業の中でトップだという認識で大丈夫です。

しかしながら、社長という名前が付いているだけでは、一般社員と立場的には同じようなものであるという認識を持つ必要があるのです。(厳密には役員と従業員なので違いはあるのですが、ここでは大まかにという意味です)

驚いた方もいらっしゃるかもしれませんが、代表取締役と付かない社長の場合は、その会社に属している社員と同じ扱いとなるのです。

これは会社の組織自体に色々と形態がある為、後に詳しく説明させて頂きますが、まずは、社長というだけでは、その組織のトップではないという事を理解して頂きたいと思います。

代表取締役社長と社長の違いを深く理解しよう!

では、前途で申し上げた代表取締役社長と、社長の違いについてみていきましょう!

まず、これらを理解する為には、役員について知る必要がありますので、そちらから解説をしていきたいと思います。

役員とは?

(※理解を深めて頂くため、ここでは株式会社の例に絞って解説を行いますので了承ください。)

皆さんは役員というワードを聞いた事がありますよね?会社の役員とは、次のように3つに分ける事ができ、これは会社法という法律によって定められているものとなります。

◆取締役
◆会計参与
◆監査役

以上の3つが役員の内訳となります。

また、委員会が設置されている場合には、上記の3つの役員に加えて「執行役」という役員が存在します。

この人たちの事を、総称して「役員」と呼ばれるわけですね。

ただ、会社法による役員は、上記で上げている3つが大元になりますので、まずはここをポイントとして押さえておきましょう!

ちなみに、執行役員という方には、「役員」と付いてはいますが、実は役員には該当せず、位置としては「社員」に該当します。つまり、従業員ということですね。

役員と付いているのに役員ではない・・・となると、混乱してしまうかもしれませんが、簡単にご説明させて頂くと、会社の場合は組織ですから、その組織図として考えた場合、執行役員は役員という部類の中には属していません。

もっとわかりやすくいうと、役員ではないけれど、会社という組織の中では、平社員に比べて偉い人ですし、取締役会というのがあるのですが、そこには属さないものの、すぐ下の立ち位置にいる方と思って頂ければと思います。

ですので、執行役員は、役員ではない!ここは勘違いしないようにしておきましょう!

取締役会を理解しよう!

次に、上記で出てきた取締役会について、理解を深めていきましょう!

ここまでの解説にもあったように、役員の中には「取締役」が含まれています。

この取締役が開く会が、取締役会であり、そこに参加する方々は、取締役会のメンバーとなります。

つまり、取締役と名前が付く人は、取締役会のメンバーとして、会社の重要な方針や、内容、決定事項等を決める時に集まるメンバーです。

会社に勤められている方であれば、知ってる人もいらっしゃると思いますが、例えば、代表取締役だけが、取締役と名前が付くわけではなく、専務取締役や、常務取締役等、平の取締役と取締役の名前が付く立場の方は代表取締役だけではないことは理解しておく必要があるでしょう。

これらの、取締役と付く方々が集まって、会社の重要事項等を決定する会議が、取締役会なのです。

ちなみに、CEOCOOという言葉を聞いた事がある人も多いと思うのですが、CEOは「最高経営責任者」を意味し、COOは「最高執行責任者」を意味しています。

この2つについては、どちらも役職となりますから、法律(会社法)の上では役員ということにはなりません。

ただし、「代表取締役兼CEO」と名称が付くのであれば、代表取締役と、最高経営責任者を兼任しているのだという解釈で間違いはありません。

では、取締役会はご理解頂けたと思いますので、次に進んでみましょう!

全ての社長が代表取締役社長ではない

冒頭でも少し解説させて頂いたように、社長と名が付くからといって、全ての社長が取締役というわけではありません。

つまり、代表取締役社長であれば、役員であり、その会社のトップとなります。

しかし、社長だけの名称であるならば、それは従業員という立場になるのです。

株式会社の場合、大きく分けて役員と従業員となり、組織図という縦社会やピラミッドのようなものを思い浮かべて頂ければ、大変分かりやすいと思います。

ちなみに、代表取締役社長の場合ですと、「代表取締役」という立場、そして「社長」という立場の両方を兼任しているというイメージをすると良いでしょう。

勘違いが起きやすい原因としては、上記のように「代表取締役」であり、「社長」でもあるという表現であれば分かりやすいのですが、つなげて「代表取締役社長」と紹介されることが多いですから、そういった点が、誤解を生んでしまう可能性もあるのではないかと推測します。

大小変わりなく、どんな会社でも社長は社長

社長と聞くと、一見大きな企業の社長さん!というイメージを持たれる方は結構いらっしゃると思います。

しかし、例え小さな会社であったとしても、社長と名前が付くのであれば、社長なのです。

ただし、全ての方々が社長と呼ばれるわけではない為、ここは注意しておきたいという点をご説明しておきます。

個人事業主は社長ではない?

ここを皆さんよく勘違いされている点として、参考にお話をさせて頂きたいのですが、よく個人事業主の方が、他の取引先などから「社長!」とか「社長さん」と呼ばれているケースがありますよね。

実は、個人事業主の場合は、「社長」とは呼ばないのです。

社長と呼ばれる人というのは、一般的には株式会社や、合同会社の社長を表しており、個人事業主の場合は、会社を設立しているわけではありませんから、社長とは名乗れないのです。

実際には、個人事業主であっても、社長さんと呼ばれているケースは多くありますから、細かい事は気にしなくても良いとも言えますが、正式には社長とは呼ばないという認識を持っておきましょう。ニックネームや、呼び名程度に解釈しておくと良いかもしれませんね!

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