脳科学や脳生理学から学ぶ、ストレスを溜めずにビジネスに活用する!

ポイント
  1. 脳科学や脳生理学について
  2. 人はストレスを受けると脳に影響するのか
  3. 脳から考えるストレスと、職場作りやビジネスについて

脳科学や、脳生理学って、かなり専門的な内容という印象が強いですから、一言でいわれても、中々想像がつきませんよね。

実際には、脳については、様々な研究が進められており、人の行動や、動物等、脳における様々な研究が、日々進化を遂げながら進められているようです。

今回は、脳科学や、脳生理学について内容を把握し、その上で、どのようにビジネスに役立てるべきであるか?を考えてみたいと思います。

脳科学や脳生理学ってなに?

脳についての分野としては多岐に渡り、病気を治療する為に研究を行う方もいますし、そもそも脳のつくりや、働きなどについて、専門的に研究を進められている方もいらっしゃいます。

ちなみに、脳科学においては、人や動物が脳を生み出す機能について研究を行う学問の分野となりますが、その幅は大変広く、医学から心理学に至るまで、様々な研究が進められています。

更に、脳の構成単位となるニューロン/神経細胞の活動や、分子のレベルまでの研究も行われている為、範囲としては膨大であるということが分かると思います。

実際に、人の脳は、1400グラム程なのですが、この脳が無ければ人は生きられません。

脳死による臓器提供について

よく医療ドラマでも、近年取り上げられているのが「脳死」ですね。

脳死を診断されたことにより、脳死になられた方が、脳死以前に、臓器提供をする意思表示をしていた場合、最終的に脳死判定が行われた後、臓器を待っている方々へと、順番に臓器提供が行われ、現在でも様々な方々の命が救われているという事実があります。

臓器提供には、賛成や反対はたまた宗教上の考え方から様々な意見がありますから、何が正解とは一概に断言することは難しいのですが、このように脳死と診断された場合には、再度脳が動き出すことはないという考えから、脳が人にとって、大変重要なものであることは、間違いないと表現できるのではないでしょうか。

脳が果たす機能

脳は、私達人間が生きていく上で、心臓の動きや、呼吸など、生命を維持させる為の機能を司っており、必要不可欠な器官だとされています。

例えば、緊張した時や、走った時などに、自分の意思とは異なり、心拍数が上昇したり、呼吸が早くなるというのも、1つの脳の指令によるものです。

走った時などを想像すると、一番理解しやすいと思うのですが、走る上で酸素量が体内で下がってしまいますから、呼吸や心拍を上昇させ、体に不足した酸素をいち早く取り入れるように指示を出し、体内の酸素量を元に戻していると考えれば、分かりやすいのではないかと思います。

また、その他にも、脳は視覚や聴覚の認知から、運動抑制、感情の入力処理、学習や記憶、予測や思考、言語に至るまで、様々な機能があり、これらを司ります

このことから、人が覚えた感情や、その時のことを思い出したり、食べたものの記憶から、決定をしたり、行動をするという、様々な機能が備わっております。

更に、脳には、前頭葉、側頭葉、後頭葉、頭頂葉に分けられ、各自それぞれで違う機能を果たすということが分かっているそうです。

ストレスを受けると脳にも影響する?

実際に、人がストレスを受けると、脳にどのような影響が及ぼされるのでしょうか?

11つ、関わることについて見ていきましょう!

日本の自殺(自死)者について

今の日本における現代社会では、様々なストレスが報告されており、その中でもストレス症状が重度の場合には、最悪、自殺(自死)してしまうケースがよく取り上げられるようになりました。

厚生労働省自殺対策推進室の警察庁生活安全局生活安全企画課のデータによると、平成29年度中における自殺(自死)者数は、21,321となっており、私達が日々ニュースなどで見かけないレベルの自殺(自死)者がいることが分かります。

厚生労働省の発表しているデータからすると自殺(自死)者数は年々減ってきているとはいうものの、この数字から考えれば、ものすごい数の人々が、毎年のように何らかの理由によって、自殺(自死)されているということですね。

その中でも、大きく問題視すべき点として上げられるのが、仕事や社会のストレスによる自殺(自死)者です。

仕事をする上では、誰であっても、多少のストレスを抱えるのは当たり前ですし、人間は全くストレスがない状態でも生きていくことができないという学説もあります。

ただし、このストレスが過剰になってしまった場合、コップの水があふれ出るかのように、一定の域に到達した時、精神的な病気を発症してしまったり、突発的に自殺(自死)に追い込まれているのではないかと予測されます。

脳生理学で考えるストレスと病気の背景

実際に、うつ病やパニック障害など、精神的な疾患に対して研究を行われている脳生理学者の方の話によると、人がストレスを受け続けると、脳の機能に異常が出るようなのです。

その内容としては、ストレスを受けることにより、脳の神経伝達物質が出にくくなる、そこに付け加えて、少なくなってしまった神経伝達物質も、尿として対外に排出されてしまいます。

すると、神経伝達物質を出している機能のバランスが崩れてしまい、結果的に様々な症状を引き起こすということなのです。

この神経伝達物質は、セロトニンと呼ばれており、一般的にも認知されている方が多いのではないでしょうか。

セロトニンは、オーケストラでいうと指揮者を表し、そこが誤作動を起こすことで、体調や、精神面にも様々な異常が出てしまうというわけです。

確かに、分かりやすい表現だと思うのですが、実際にオーケストラにおいて、指揮者がいないとなると、どうなってしまうのでしょうか?

音楽に詳しくない方でも、少し想像して頂きたいのですが、オーケストラは、たった一人で演奏するわけではなく、様々な楽器を使い、それを使って演奏する方々が集まって演奏が行われますよね。

しかし、そこに指揮者がいないとなると、どのような現象が起きるでしょうか?

自分がソロで楽器を演奏しているだけなら良いのですが、他にも演奏者がいるわけですから、そこには調和が絶対に必要となります。

つまり簡単にいうと、指揮者がいないオーケストラでは、それぞれの演奏者が奏でる音がバラバラになってしまうということになるわけです。

そのことから想像すれば、ストレスによって脳にダメージが与えられると、人間の体や精神面に、バランスが大きく崩れていくというのが理解できると思われます。

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