経済学ってどんな学問?歴史に名を刻む経済学者から現代を考えよう

ポイント
  1. 経済学とはどのようなもの?
  2. ミクロ経済学とマクロ経済学
  3. 歴史的に著名な経済学者

目次 [非表示]

歴史的に著名な経済学者とその理論を理解しよう

現在の経済学は歴史的な経済学者の理論を元にさらに現在の経済状況にあわせてブラッシュアップしている部分があります。

経済学とは?を学ぶ場合にも知識として歴史的に著名な経済理論を発表した偉人を知っておくことは決して損にはなりませんので、ここでは経済学が生まれた当初の偉人の中から数人をピックアップして紹介していくことにします。

アダム・スミス(イギリス・国富論)

アダム・スミスはイギリスの経済学者・哲学者・倫理学者です。

経済学の面として重要な理論としては、1776年に出版された国富論があります。

国富論は近代・現代における経済学の出発点となったと言われています。

スミスが提唱した「神の見えざる手」や自由放任主義(レッセフェール)については、あなたもどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。

1776年の日本は江戸時代ですから、日本で封建制が敷かれていた時代に既に経済学の基礎的な理論が発表されていたのは驚きでもありますね。

ジャン=バティスト・セイ(フランス)

ジャン=バティスト・セイは「非貨幣市場の総供給と総需要が常に一致する」というセイの法則を発表したフランスの経済学者です。

セイの法則は販路説とも呼ばれています。

セイの理論は近代経済の父を言われるデヴィッド・リカードを始めとしてカール・マルクス、レオン・ワルラス、ジョン・ヒックスに継承されて指示されましたが、ジョン・メイナード・ケインズによって否定されてセイの理論の問題点が明らかになった経緯があります。

ジョン・メイナード・ケインズ(イギリス・ケインズ経済学)

ジョン・メイナード・ケインズは20世紀における最重要人物の1人ともされ、経済学者の中でも代表的な存在です。

この中でも説明しているマクロ経済学の理論を確立させた人物でもあり、第二次世界大戦後の外為体制でもブレトン・ウッズ協定の案をハリー・ホワイト(アメリカの官僚)と出し合って戦後の経済体制を確立させた人物の1人に数えられています。

1935年から1936年に発表された「雇用・利子および貨幣の一般理論」では不完全雇用の中でも均衡は成立するとして、完全雇用を与えるための理論としてセイの法則を否定し、産出高は消費と投資からなるという有効需要の原理を基本として、有効需要が不足することで失業が自発的な理由でなくても発生する事実を解明しています。

市場の流れに全てを任せていれば有効需要は景気の上下によって不足することがでることは現在の経済を見ていれば明らかです。

ケインズはその有効需要の不足を減税や公共投資のような政策によって投資を増加させるようにすることで、有効需要の回復を後押しできると考えていました。

ケインズは需要を増加させる方法として、財政政策や財政支出政策といった公共投資を重要視しました。

上記のケインズが提唱した理論をベースとして考える経済学をケインズ経済学(ケインズ主義)と言います。

ケインズの有効需要を生み出すためには公共投資が必要であるといった理論は世界大恐慌時の経済立て直しに苦しんでいる時期のアメリカの大統領であるフランクリン・ルーズベルトが実施したニューディール政策に大きな影響を与えています。

日本においても戦後から高度経済成長期にかけて公共投資で経済を立て直そうとして国家が公共事業を大量に投入した事実は歴史の勉強で学んでいる方も多いのではないでしょうか。

アルフレッド・マーシャル(イギリス・新古典派)

アルフレッド・マーシャルはイギリスの経済学者です。新古典派の経済学の代表的な研究者と言われています。

イギリスも名門大学であるケンブリッジ大学で教鞭をとり、ケンブリッジ学派と呼ばれる学派を形成したことでも有名です。

マーシャル自身も著名な経済学者であったことは確かですが、ここでも紹介しているケインズを始め、アーサー・セシル・ピグ―といったのちの経済学に影響を与える人物を育てたことでも知られています。

マーシャルは1800年代の人物であり、その時代では最も有力な経済学者でした。

実際にマーシャルが書いた経済学原理はイギリスで長きにわたって最も利用されている経済学の教科書となっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

基本的な経済学とは何か?から基礎的理論のミクロ経済学とマクロ経済学まで、そして現在の経済学の基礎を築いた歴史的に著名な偉人を紹介させていただきました。

起業家の方であれば少しでも経済に興味を持っていただいて敏感にアンテナを張り巡らしていくことで、さらに事業の発展が見込めることになるかもしれませんね。

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