<第2回>自分の趣味を生かす営業術

ポイント(この記事は3分で読み終わります)
  1. 必要なコミュニティで人間関係を作る
  2. 遠藤氏のギブアンドテイクとは
  3. 士業以外で保護司の活動を行う
  4. 友人が多くて失敗している士業はいない!

<第1回>職歴なしから事務所所長に

(聞き役:助っ人編集部)

必要なコミュニティで人間関係を作る

ー なるほど。それも営業の一環としてやっていたけれど、うまくいかなかったと。では、もう一度今までの経験や知識があるまま開業当初に戻るとしたら、どのような準備や取り組みをしますか?
 
遠藤氏)
今でも考えているのは、職歴も司法書士経験もなくいきなり独立したので、他の事務所を見て見たいということです。1週間くらい事務所を閉じて、他の司法書士事務所に修行しに行きたいですね。ある程度は友達に聞いてわかりますが、細かいところをどうしているのか、補助者との意思疎通、連絡事項、書類の管理などどのようにしているのか気になります。他人の仕事を見てみたいです。
 
ー いきなり独立するのではなく、まずどこかに就職するということですね。
 
1ヶ月でも1週間でもいいので、ちょっと見てみるだけで全然違うと思います。
 
ー 事務所からしたら、就職したのに1週間でやめられたらたまったものではありませんけどね(笑)。また、それをした上でどんなことをしますか?
 
結局は今やっていることと同じになると思います。失敗は結局無意味な飛び込み営業や的を得ない交流会やボランティアで、成功したのは趣味で繋がる交流会や士業交流会です。ですので、最初からそこをやります。
 
ー 結局辿り着いたのは遊びや趣味に合うコミュニティを作って行ったらうまくいくということですよね。
 
なんでもかんでも交流会に行っても結局名刺だけ増えます。自分の趣味や続きそうなことを見つけたら、そのコミュニティに入る。士業はなんでもあると思います。囲碁も野球もフットサルもテニスも。そういったところに入るのが一番人間関係を作れると思います。

遠藤氏のギブアンドテイクとは

ー 仕事はギブアンドテイクという面もあると思います。開業当初持っているものが少ない中で、遠藤先生はなにをギブしていきましたか?
 
仕事はギブできないので、趣味でつながった信頼度の高いコミュニティで、人を紹介していました。今も結局人脈仲介業のようなこともやっていますね。
 
ー 人脈仲介業者ですか。
 
色々相談されます。就職相談とか、悩みを相談してくれる方もいますが、○○紹介してとか、うまくマッチングしてギブすると仕事につながりやすいかと思います。
例えば開業したてで人脈のない税理士さんが私に他士業の紹介を頼んで来る、それに合う人を紹介します、そうすると税理士業務をうちに頼んで頂ける、ということになりやすいかと思います。
 
ー 聞くところによると仕事や人脈以外のギブもされているということですが、例えばどんなものでしょうか。
 

婚活ペア探しかな(笑)
 
ー 男性・女性を探している方とマッチングさせてあげるのですね。遠藤先生はお仕事以外にボランティアもされているというお話ですが、具体的にはどんなボランティアをされていますか?

士業以外で保護司の活動を行う

今は保護司会というもので、保護司をやっています。刑務所から出て来た方の更生保護をするという、れっきとした歴史のある準公務員の団体です。地域の名士、会長さん社長さん、学校関係上がりの方がやっており、平均年齢70歳くらいです。僕は40なので、子供世代ですね。僕がなった時は38だったのですが、30代の保護司は大田区に当時いないと思います。年配の方が多くて大変なこともありますが、士業は小さな世界の王様になりやすいので、小僧扱いされる機会を持てるというのはいい機会かと思います。先生先生と言われて性格形成を間違ってしまう士業もいるので。
 
ー 実際にボランティア活動からビジネスにつながることはありますか?
 
基本的にはありません。保護司で営業しているわけではありませんし、司法書士であることをアピールして自己紹介もしません。何件か仕事はありますが、保護司会を使って営業とかは考えていません。それを考えるとくれくれ君になってしまうので。認知されて、人づてで司法書士であることが伝わって仕事が来ることもあるかな、というくらいの感じです。仕事に直接はつながりませんが、保護司は名誉職なので、依頼人や他の士業にも、根は真面目であることがわかってもらえるかなと思います(笑)。保護司になるには、現職2名の保護司の推薦があり、犯罪歴がないことが条件になります。スピード違反でもダメです。それが信頼になるのかなとは思います。
 
ー ボランティアもコミュニティも、仕事につながりそう、というのは選んでいますか?フットサルにしてもいろいろなフットサル場がありますが、その中でも士業や社長が集まりやすいところ、というように選んでいますか?
 
ある程度は選んでいます。仕事のためというより、士業同士だと共通の友人がいる場合がありますし、共通の話題があります。結果的に仲良くなりやすいんですよね。なので、そこに敢えて行っています。

友人が多くて失敗している士業はいない!

ー 共通の友人や話題があった方が親近感が湧きやすいですよね。盛り上がりますし、仕事につながる可能性もあります。僕も意識している部分はあります。遠藤先生の今後の目標をお教えください。
 
せっかく12年勉強して士業になりましたし、一応順調に行っているので、今後も楽しく遊びながら仕事をしていきたいです。プライベートを充実させつつ、仕事も頑張ります。
 
ー 最後にこの記事をご覧になっている方の学びや成長につながる一言をお願いします。
 
一言で言うと、「友人が多くて失敗している士業はいない!」と言う事かなと思います。
私は社会人経験が無く、営業のやり方はわかりませんでしたが、皆さんと同じように学生時代を通じて、友人・仲間を作るやり方は分っていたと思います。積極的に友人・仲間ができれば仕事も来ると思ってます。
 
ー 友達やつながりを大切にする人でうまく行っていない人はなかなかいません。誰かしらが手を差し伸べてくれますよね。ありがとうございます。
 
職歴も司法書士経験もない私が、開業して6年で補助者を一人雇えましたので、こういうやり方もあるということを参考にしていただけたらいいです。
 
ー 本日はノア法務司法書士事務所代表遠藤太郎先生にお越しいただきました。ありがとうございました。

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