5人の有名起業家に聞く、起業に関する11の質問【後篇】

ポイント
  1. 質問タイム6~今日本が世界と比べて引けをとっているところ

前篇の~「5人の有名起業家に聞く、起業に関する11の質問【前篇】」

助っ人編集部 >>

それでは次の質問に移りましょう!

質問タイム6~今日本が世界と比べて引けをとっているところ

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ありがとうございます。今のご質問に少し似てるかもしれないですけど。未来というのを考えたときに、今日本が世界と比べて、引けをとってるところが、それぞれ亀山さん、中俣さん、甲斐さん、南さんが考えていらっしゃるようなところを聞かせていただきたいなと思います。私決済業界にいるんですけど、アップルペイなんかも、今週入ってきました。解禁になって、少し決済の事業も追いついてきたのかなと思ってるんですけど。なにか皆様の属していらっしゃる事業、フィールドの中で感じていらっしゃることがあれば伺いたいと思います。

中俣氏 o p i

なんですかね。日本人。完全に個人の感想の話ですね。つまり、日本人という、固体に関してはそんなにないんですけど。行政の仕組みとか、規制が辛いとか、既得権益は結構多いなみたいな。そういうところは多いです。日本人固体に関してはそんなにない。みんな真面目だし。海外とかでビジネスをするときって、なかなか日本の理屈が通じないんですよ。例えば合理的に考えたら、あとは普通に実行したらビジネスになるというときも、うまくいかない時がある。例えば、契約書を結んだのにやってくれないとか。日本じゃ考えられないですよ、契約不履行とか。つらいじゃないですか。そもそも、契約は履行される前提でビジネスのスタートって決まってるのに、それが履行されないとか。海外だとこういうのはよくあります。そもそも窃盗とか戦争とかに代表されるような、契約ではなく暴力による価値の移動って、経済やビジネスの不均衡を容易に引き起こします。そういう瞬間に、付加価値ビジネスの根本が揺るがされるので。そういう意味でいうと、そこをかなり真面目にやってる、会議もちゃんとやる、契約も絶対ちゃんと守る。日本的にロジカルな構造というものは守られていくという仕組みとか性質は日本人ならではで、すごいなと思います。逆に海外はすごい大変だなというのがありますけど。ビハインドというとその仕組み全般かなというところですね。

甲斐氏 o p i

いくつかあるんですが、まず空港のセキュリティがすごくて。セキュリティーチェック受けるときも、結構ディズニーランドのようなゆるいチェックだなと。空港、イスラエルから入ってくるときはパンツ一丁になるぐらい、すべて開けられて15分ぐらいかかるんですね。という意味でも、平和ボケという言葉が合ってるかわからないですけど、セキュリティの視点の違いがあるかなと。だいぶ変わってきていると思うんですけど。新卒一括採用。用意ドンでセールスの人間も、マーケの人間も最初は23万円でスタート。みんな役割も違って、かつ求められているバリューも違うはずですけど、一緒なのがすごく気持ち悪いなって。その辺は個人的な考え方ですけど。その辺はすごい思いますかね。あとはなんか、もう1個、先ほどお話に近いのですが、既得権益というか、金融庁、海外では何万社も入っているソリューションですけど。金融機関のホームページにあげるツールがあるんです。そもそも便利でユーザーが活用できるものなのに入らないとか。そういう規制みたいなものは感じます。以上です。

南氏 o p i

日本がいいところが多分弱点でもあるし、弱点の部分というは長所にもなっていると思うし。なので、これが一概にこれが良くないって思うのはあまりないです。やはり特殊なところはなんだろうって、他の国と違うところはなんなのかなというと。暗号のような言語を使っているところが1番ベースにあると思ってるんです。それをもう少し深堀りしてみると、日本人しか住んでいないというのがこの国の大きな特徴で。それは長所でもあり、弱点でもあるというのが自分自身で感じるところ。質問があえてマイナスの部分で言うのであれば、結果論、さっきからずっと商売の本質は市場規模のグロスだという話を多分ずっとみんなそれぞれしていると思うんですけど。結局、日本人で日本語しか話していないと、どうしても価値観が1つになっているわけです。似たような価値観になってくるんですね。日本ほど起業するのが楽勝な国はないと思っていて。誰もやらないんですもの。そもそも現状の、わからないですけど。30代40代50代ぐらいの方々が、そもそもバックグラウンドが違うんです。高度成長期に育って、とにかく言われたことをやっていることが、1番生産性が高かったんですもの。なぜなら製造業中心だったから。

南氏 o p i

時代がどんどん変わっていく中で、やはり平和ボケって言う言葉もありましたけども、新しい価値を作り出さなければ成長はできないってところであるならば、違う働き方をしないといけないと。やはり日本人が1つの人種と、1つの考え方で、1つの国に住んでいるからこそ、非常に、今後これからの時代非常に難しくなっていくというところは。特にこういうサービス業をやっていると、人口が1億3,000万対70億人になって。それはプロテインみたいに、世界向けに、特に英語で最初つくってパイをおさえにいくようなサービスが先行してしまうというのは仕方がないかなと。ただマイナスの部分だけみてもしょうがないので、むしろ僕は1番最初の質問に答えたように、まず日本で勝ちましょうというのがグローバル戦略の根っこにあるものだと思っていて。こんなに1億3千万人インフラも整っていて、中俣さんも言っていた、ルールもちゃんと守ってくれて、こんなにベンチャーで取引してくれる大企業いる国もそんなにないし。優秀な人たちもベンチャーに働きにきてくれるし、こんなにベンチャーがやりやすいような、起業しやすい国はないなって個人的には思っている。ですので、最初の自分の発言に戻ると、なにごとも良し悪しがあると思っていて。日本の悪いところもあれば、それがむしろ長所になるというところが自分の観点なので。起業という観点で言えば自分は、日本はすごくやりやすい。だからこの国を選んだ。別にアメリカでやっても良かったわけです。なので、ぜひ、起業するのかどうかわかりませんけれども、自分自身にどんどんチャレンジしていってほしいって個人的には思います。

助っ人編集部 o p i

ありがとうございます。

亀山氏 o p i

結局さっき言ったみたいに、日本っていいところいっぱいで。アフリカとか行ってるけど、日本人の先駆者の人たちが良かったおかげで日本人ってすごく評判いいのよ。行ったら、「おお日本人か」って結構みんな優しくしてくれる。最終的な結論で言えば日本が最高にいいなって思う。反対に、あえて悪いところって言われると、さっきも彼の言ったように、やはりみんな同じ方向に行っちゃうってことは少し面白くないなって思っちゃう。空気読みすぎみたいな。多分会社もそれを求めているのかもしれないし、国も少し求めている気がするんだ、なんとなく。うちは今、会社はどっちかというと、今すごいグローバル化。いろんな多様化があっていいって言ってて。いろんな国のやつをどんどん入れてるわけ。中国も韓国もアフリカのアメリカも入れて。あとはLGBTとかも好きにやれという感じ。宗教も必要ならばお祈りスペースもつくっちゃえって。イスラムとかあるからね。そんなふうにして、いろんな人間がまぜこぜで。IT系もいれば、クリエイター系とかいろんなやつも、いろんな業種とか、いろんな国のやつが混じって、なんか生まれるようにしようかなって思って今やってる。だけど、やはりそんな中で、日本でいうと、少し違うものにしておきたい。完全におれ的にはその国のほうが面白いと思ってる。うちは人口構成もらくなんだよ。少子高齢化ではなく、うちの人口のピラミッドってどっちかというとフィリピン並の構成になってるんだよね。ほとんど若いやつ20代30代になっている状態で、上のほうは少ないって状態かな。それで言うと、日本自体が今全体的にそういう中で、人口の問題から、考え方の問題から、すごい内向きになってる気がするし。これは世界的な問題でもあると思うけど。それでいうと、バラバラにいろんなもの許していこうよ。もう、例えば不倫なんかでも、わーっと騒いでるけど。みんな許容範囲が狭すぎて、ほかのやつが不倫なんて、そんなのいいじゃない。あと、仕事とか、長く時間働いたらまずいとかもあるけど、強要するのはまずいけど。自分の意思で働きたいやつもいっぱいいると思うんだよね。それを法律で縛っちゃうのも、おれ違うと思ってて。だって、おれの若いころというのは、アルバイトもいっぱいしたし、山ほど働いて金貯めなきゃのし上がれなかったわけ。つまり貯金できないと次の仕事できないわけよ。だから、それは時間無理するしさ。全然楽しかったし、帰って寝るだけの仕事だったけど、正月と盆なんて稼ぎ時だからそのときに働いてさ。少し時間できたら海外旅するとか、そんなことしてたよね。ということは、やりたいときにやりたい量、それでやって1ヶ月めいっぱい働いてお金貯めたいやつもいれば、、1年働いて1ヶ月2ヶ月休んで旅したいやつもいるじゃない。そんなことが自由に選べる。1つのルールで週に何時間とか、月に何時間とか決めるよりは自由にやらせてほしいなって気がしている部分もある。だってみんな考え方違うし、1つの枠にはめるのは難しいなと思うの。だけど、同じ基準で、同じ方向で、価値観をもちなさいというのが、今の雰囲気があって。だから、いろいろあっていいじゃないのって。そんな感じかな。ちょっとみんなさ、しゃーないやっちゃな、バカなやつだなって。笑ってすましてやればいいなって。そんな気がする。多分みんな、生活とかにゆとりがなくなってきてるんだと思う。だから、なんかに怒りぶつけなきゃ気がすまない。でもどこにぶつければいいかわからない。だったら、少し目立つやつにぶつけちゃえという話が多いね。なんかすごい変な方向になっている気がする。そんなことはいいじゃない。俺も大した人間ではないんだから。みんな許して笑いながら雑に生きていこうよ、雑に。

o p i

ありがとうございます。

助っ人編集部 o p i

次いきましょうか。

質問タイム7~世界中どこでも活躍できる資質とは?

o p i

これからの時代、世界中のどこにいっても活躍できるような資質ってどういったものがありますか。

南氏 o p i

毎回トップバッターですけど。資質ね。やはり、多分今日のお話ってすごい面白くて、多分時代によって求められる資質がぜんぜん違うと。それは多分マーケットだったり、さっきの教育の未来の部分でも少し話した部分で。今後どういうふうな世界になっていくのかというのを本質的に見抜くと、なにが必要なのかってところが答えが出てくると思って。ずっとロボットの話とか、技術の進展の話がでてくるけど。結局シンプルなものというのは、技術でカバーされていっちゃうのが明らかです。それは10年後か20年後か30年後か、まだわからないけれども、少なくとも100年後ではないというのは、なんとなく僕でもわかる。そのときにどういうことが起こるんだっけというのは。僕は本当にありがたいことに、いろんな、金融からスターとしてプロ野球チームやらせてもらって、今インターネットの会社をやらせてもらっていて。変わらないものってなんだろうなっていったら、きっちり本質を見極めた上でちゃんと意見をもつこと。自分の発想をもつこと。究極的にはそれをちゃんと行動に起こせること。ほとんどの人が簡単に言ってるけど、ほとんどの人がやらないんですよ。だから僕はアクションを起こすということが、行動を起こすことがなによりもこの時代で、どの業界でも絶対に価値があることだと思っている。自分で考えてなにか行動を起こすという、極めてシンプルで単純なことでさえも、ほとんどの人ができない。これは別に海外だろうが、日本でも同じで。思い浮かぶ人はたくさんいるんですよ。でもそれを実現する。とにかく前に進める。それがいろんな簡単に進めるやり方が、コストが安いやり方があるにも関わらずみんなやらない。情報も、今日お話した中で、正直な話こういう講演会ってあまり好きではないんです。なぜかというと話しても結局なにもやらないんですもん。講演が大好きな人たちがたくさんいて。ドラッグのようなかたちで、元気なくなったら講演行ってお話を聞いて、元気になりましたって、また1週間ぐらい経ったら仕事いったらまた元気なくなって、また講演行ってまた元気になりましたって、やってる人たくさんいると思っていて。亀山さんなんて講演聞きに行ったことないと思います。話したことはあるかもしれないけど。中俣さんもそんなにないと思います。とにかく、みんなの悪口を言ってるつもりはなくて、僕はなにか今日感じるものが1つあるのか、2つあるならとにかくそれをやってみる、誰かに話してみる。最低限度誰かに伝えることによって、その行動を起こしやすくなるということは確かなので。僕はグローバルだろうが、日本だろうが、自分でちゃんと自分の意思だったり、意見をもって行動を起こすということが、今の質問の答えかと思います。

亀山氏 o p i

そうだね。だから、俺たちがしゃべっていて、結局このあと「ちょっと今日いい話聞いちゃった」とかって言って、そのあと一杯飲みに行こうぜっていって。覚えているんだろうけど、なにもやってないって言われたら俺たちも浮かばれないわけよ。ぶっちゃけね。別にみんなとは言わないけど、このうち2、3人ぐらいなんかやってくれたらまだしゃべったことが報われるわけ。今言ったみたいに、やはり動かないと結局なにも言えないよ。おれ学生からいろんな話を、どんな頭のいい学生から話聞いても、なんもやってなくって理論だけ。心に響かないわけよ。だってそれって本で勉強やつでしょとか、新聞で読んだやつでしょって話になると。だったら、逆に言うと、自分で行って、おれはこれを見てきたんですということだけを聞きたいかな。昔に比べると、おれ最近本当にいろんな新聞に出てる人とも会うことが結構多くなった。世の中こんなに嘘っぱちだらけだと思う。なぜこんなふうに、ことがゆがんでるのかとか。それにみんな乗っかって批判してるけど、事実はこうだったりとか。これ自体は、ことの焦点が本当のこと言ったか言わないかというのではなくて、実際どっちの考え方も同じで、なんかそこに焦点を当てられたり。挙げたらきりがない。はっきりいって、世の中ってうそっぱちだらけだよ。だからインターネットとか、メディアが見てるのは信用しないほうがいいよ。実際問題は自分の目で見て、感じたものという以外はあてにならないと思っておいたほうがいいよ。海外行ったらどっかで戦争してるって言っても、その国行ったら戦争してるのなんかごく一部で普通に生活しているところなんていっぱいあるわけ。そんなの行ってみないとわからないし。だから、自分が知らないということを知っておかないといけないけど。結局自分の会社を作ると思ったら、この後に自分のやろうということを、今日からでもやるってやつでないと意味がない。だから来ても、おれたちもしゃべっても、しゃべったけどむなしかったってなってほしくない。それでも何%は、なんか動いてくれるんじゃないのって思って来てるところもあるわけ。

助っ人編集部 o p i

次の方にいきたいと思いますが。どうぞ。

質問タイム8~着物のIT販売について

o p i

ありがとうございます。今後ものを販売する際に、ITでどんな効率化が起きると思いますか?着物を売りたいんです。例えば10年前だったら、ECとかがでてきて、インターネット上で決済ができるようになりました。次のところにいくと、今度アプリがでてきて課金できるようになりましたとか。ランサーズとかで才能を売るようになりましたとかで。ネットを使って効率化されていってると思うんですけど。今後どんな、ものの売り方がITで効率化されていくのかを聞いてみたいです。着物売りたいので。

亀山氏 o p i

着物か。ものだね。

o p i

ものを売りたいんです。

亀山氏 o p i

デジタルだったら変わっていくけど。ものはどうかね。あんま変わんない。変わるとしたら、今の中でいうと、プラットフォームは、ヤフーとか、アマゾンとか、楽天とか、いろんなプラットフォームで今売るのが今主流だけど。多分ね。スマホになってきたら、例えば課金が安くなると、なぜプラットフォームが強いか、なにをおさえているかというと、まず広告、人が集まるというプラットフォームだよね。パブリックを持っているということと、あとは課金手段があると。登録してあるからワンクリックで買えますよというのがある。だいたいその辺かな。人が集まっていて課金も楽。あと物流か。物流も動くって話になったときに、たぶんこれが3つそろっていると、自分で売るよりもプラットフォームで売ったほうが便利なんだよね。課金に関してはどうかな。例えばアップルとか、グーグルとかのゲーム課金のような感じで、比較的いろんなタイトルに登録しなくても、課金がしやすい状況になって、そこが繋がる可能性かな。物流に関しても、ヤマトとか佐川もいつまでもアマゾンの奴隷になっていちゃまずいと思っていると思うんだ。だから、自分たちで流通的な仕組みを用意して、メルカリと組んだりとかしながら、いろんなことを企んでると思うんだ。だから、そういうったところの流通に対してもおさえる。あとはメディア系で言うニューズウィークスとか、あとフェイスブックみたいな。ああいった、みんなが集まる場所というのが、ポータルではなくて、そういった小さいキーワードで検索されたページから人が入ってくることが多くなったから、メディア系から流通系から、着物売れるみたいな。着物自体も、アマゾンで売るよりも、着物着た着物美人サイトのような。例えば誰かがやったりとかして。そういう着物ニュースで「どこどこの着物展示会ありました」というところから、リンクが貼られて、自分のサイトにお客様があらわれてくるとか。あとは、自分があちこち「着物でここきちゃいました」とか、フェイスブックで拡散するとか。そういうことも多くなるよね。だから売り方も少しずつ変わってきたり。今までとやり方が違うとしたらそんなところかな。なにか補足あれば。

南氏 o p i

あえて言うとしたら、多分自分で着物を作っているんですか?

o p i

実家が着物屋です。

南氏 o p i

実家が着物屋さん。結局今亀山さんがおっしゃっていたことって、インターネットのインフラとか物流とか、そういったものが整っているんです。できることって2つしかないと思っていて。素晴らしい時代に合った商品を作ることと、あとはそれを知ってもらうってことだと思うんです。その2つに注力して、きっちりと商品を作って、マーケット手段が変わってきてると思うんです。さっきも話したように、できることをとことんやっていく。別にブログもやればいいし、自分で、ひょっとしたら、街はどこかわかりませんけど、例えば、京都あれば京都の着物屋さん全部のポータルサイトで、みんなで発信できるものでもいいですし。ひょっとしたら有名人とガンガン毎晩飲みに行って、有名人と仲良くなって、ブログに着物を着て出てもらうとかですね。時代に合ったマーケティングとかしてもらうという方法あると思うんです。人を採用することもあまり変わらないですよ。転職顕在層からとってくるのか、転職潜在層から、会社が採用するのかって、マーケティング手段が違うわけですよ。多分それと同じで、着物が売れるために、もちろん1番大事なことは採用においては素晴らしい会社をつくること。それは間違っていない。商売的に言うと素晴らしい、だれもが羨ましがる、素晴らしい着物を作ることがなによりも大切だと思っていて。その上、自分ががんばれることというのは、知ってもらうためにどうすればいいのか。これはいろんなやり方があるんだけども、それを徹底的に数字を見ながらやってもらうことが唯一できることかな。ものが本当に今後必要なのかって言うのは着物屋さんからするとそれは死活問題だと思うけど、考えてもらったほうが大事で。もしくは、そもそも質感が大事なのか、着ていることが重要なのか、デザインが重要なのか、ひょっとしたらこのタイミングからVR着物屋さんに変えたほうがいいのかもしれない。今少しそれを考えていて。データ入庫ができる着物とか、色は白地が合って、そこにデータ入庫でシールを貼ったら新しい着物になるとか、それぐらいの改革をしていかないと着物屋さん生きていけないんじゃないかと。そういうのは話を聞いているだけでもアレなので、まずそれをやっちゃっていいんじゃないですか。

o p i

メディアは少しやっています。

南氏 o p i

VR的なやつを、オートクチュールなのか、なんかそういう有名なデザイナーさんとのマッチングなのか、、着物って僕買うものだと思っているので、自分でデザインができるって想像もできないじゃないですか。でもそれってすごい話題になると思うんです。自分で好きなデザインの着物を作れる。そういうような新しいものにチャレンジしていく。どんどん収益を上げるような可能性が見つかるのではと思います。

o p i

ありがとうございます。

亀山氏 o p i

補足しておくと、インターネットってすごく広くって、今のマーケティングとか課金とかそういうことを勉強するかというと、実はほとんどの人は関係ない場所なの。できたものを使うってことで、自分でプラットフォームにやるところまではほとんどはやらないよね。だとしたら、あんまりそこというのは勉強してもしょうがなくて。そのとき流行っているもので、こっちのほうが今みんな使ってるからこっち使おうで十分。むしろ、どんないい着物を作るかとか、着物を作るときにどういう記事を使おうかというほうが、先々将来性があると思うかな。つまり自分たちがやるんだとか思わない限りはあんまりその知識は後回しでいいと思うんだよね。

南氏 o p i

そこにあるものだけを使いまくる。

亀山氏 o p i

というのは、SEO対策ってグーグルの対策あるじゃない?これグーグルに対していかに検索を上に上げようかって会社があるわけよ。でもね、これというのは実はいたちごっこみたいなもので、無理やり上げようとすればグーグルはそれをつぶそうとするし。多分今、キュレーションを結構つぶしてくると思うんだ。というのはグーグルとしては優良な検索エンジンを作りたいわけ。だから、変なことして、いろんなキーワード入れ込んだりとかしながら、操作して上にあげていくやつは許したくないわけ。ということはなにかというと、グーグルと戦うのが結構大変だとしたら、まっすぐにいいものを作ってると、今度はそのうち勝手に上がって行く。うちらもそんなにSEO対策してなくて。だけど明らかにユーザーが求めているものなら勝手に上がってくるというのはあるんだよね。今SEO業者が来て、アドバイスしましょうとか言うんだけど。案外そんなことにお金払うぐらいなら、ちゃんとしたもの作って、ちゃんとした情報載せて、ちゃんとしたもの売ってほうが5年10年経ったら、やはりいい場所に検索にひっかかるような気はする。だから、小手先の技でいろんなことをやるよりも、ちゃんといいものをどう売るんだとかというほうが、むしろ技術より、テクニックよりも大事な気がするかな。

o p i

ありがとうございます。

中俣氏 o p i

コンテンツビジネスをやるか、メディアビジネスをやるのか、マーケティングのビジネスをやるのか、プラットフォームのビジネスをやるかを決めるのが先かなという感覚ですね。コンテンツビジネスだと、いい着物作る以外やることがないと思うんです。どんなにマーケティングをうまくやっても、結局いいものは売れるし、だめなものはリピータにならないからダメ。コンテンツベースに振りきるのなら、変にマーケティングしないで、いいものを作るというところにリソースを割く。メディア事業とか、プラットフォーム事業で攻めるなら、そうしたら結構店舗への営業力を強化するとか。SEOみたいに少しのテクニックでもマーケティングがんばろうかって話になると思うんです。全部行こうとすると絶対失敗する。結局自社の事業のコアをどこにもつのかってことを決めて、そこにリソース割いて。先ほど亀山さんも言ってましたけど、きっと私のiphoneにおける「着物」という検索結果と、亀山さんの「着物」の検索結果がそれぞれに変わるというのは、数年後間違いなくくるので、変にテクニックに走らず、誰に何を届けるのかというところを愚直に突き詰めるのがいいと思います。

o p i

ありがとうございます。

助っ人編集部 o p i

あとラスト10分です。

質問タイム9~資格は将来どうなる?一番の失敗談とは?

o p i

私、会計士の資格を持っているので、その資格が5年後どうなっているかとか。

亀山氏 o p i

5年後ね、資格はあるけどあんまり稼ぎにはならないよね。ただ資格は使えるから、給料はある程度もらえると思うよ。会計士はむしろ法律に助けられるんじゃない?つまり会計士をここで雇わないといけないとか。上場だとうるさいもんね。そこら辺は。実務というより、実務は結構AIとかがやっちゃうんじゃないかな。そんな感じかな。次の方どうぞ。

o p i

会社を作ってから紆余曲折があったと思うのですが、一番の失敗談、またはとんでもエピソードがあったら教えてください。

南氏 o p i

起業して2年間酒飲まなかったんですね。酒飲まなくて資金調達して、順調に前に進んだので、酒を解禁してですね、1ヶ月間で財布3回落として、リスティング広告が毎回と止まったというのが。全員創業メンバーに殺されそうになったという瞬間ですかね。

甲斐氏 o p i

当時の代表が連絡つかなくなって、銀行から借り入れができなくて、運転資金を調達できなかったというのが1番です。

中俣氏 o p i

優秀すぎる人を採用しちゃったとか。会社に合わなかった、とかですかね。

亀山氏 o p i

会社の役員に横領されて、その通帳見つかって、マルサに踏み込まれて、しばらく仕事できなかった。変な通帳が出てきたらしくてさ。「こいつがやるなら亀山何億やってるんだ」って話で、結局なにも出なかったんだけどね。大変だった時期があった。でも潔白だったよ。そんな危機もありました。

o p i

アダルトの未来を教えてください。

亀山氏 o p i

アダルトの未来。

南氏 o p i

VR

甲斐氏 o p i

VRで風が出てリアルな触感を期待しています。

中俣氏 o p i

じゃARで。

亀山氏 o p i

アダルトの未来ね。最近正直言ってどんどんみんな二次元にいってるね。だから、そのうちリアルな女の興味なくなっちゃうんじゃないかなって心配はしてる状態かな。世界的に日本のコンテンツは、二次元系のアニメのエロのほうがまだ売れるという。大変だ。みんな生身の女性に興味持たないようにしないと、子供が減っちゃうからがんばろうね。それでは最後の質問を。

o p i

人を動かそうとするときに1番重要にしていることはなんですか。

南氏 o p i

やはり相手がなにを求めてるのかということと、自分がやりたいことがちゃんとマッチしているかというところじゃないですか。そこが本質的にマッチしていなかったらそもそも一緒に働く意味がない。中俣さんが言った、ミッションとかビジョンとか、なにをしたいのかということをちゃんと言語化して、お互い始める前に腹を割って話し合うということが、1番結果的にはその答えにつながるんじゃないかと思います。

甲斐氏 o p i

一緒にたどり着きたいゴールの像をできるだけ具体的に共有し合う。「すごいワクワクするでしょ」というのを確認することかね。

中俣氏 o p i

理屈っぽくならない、ロジカルに説明しない、熱く話す。以上ですね。

亀山氏 o p i

勝手に育つ。いまさらね。おれも昔いろいろ考えたんだけど、結構難しくて。そいつのやりたいこととうまく波長が合ったら、うまく組むということになってきたかな、最近。やりたいことを聞いて、こっちも妥協できる範囲で。その人間を変えようと思ってもなかなか変えられるもんではないんだ、性格とか。だから、いかにその人間を許容できるかってことかな。だからこれから先も、部下をそんなふうに変えるというのは難しいと思う。だから、その人間のここはだめだから、でもここはできるから、ではこいつにここの営業をやらせようとかポジションを考えていかないと。すごい働くんだけど、下に部下をおくとだめなやつもいるわけよ。そういうやつはプレイヤー向けで。一方、人を育てるリーダーシップがないやつもいるしね。多分はじめのころはいいんだけど、これが100人とかどんどん増えていくと、下のやつらに対してどう対応できるかというのには、やはりポジションというか、上から見るのではなくて、下のやつからも聞きながら配置を考えるのも大事かなって気がする。なので教育はしない。なりゆきでやるならやる。基本そそのかすだけという。「お前はできる、お前はできるはずだ」とかって言っておだててやらす。というパターンが1番かな。

o p i

ありがとうございます。

助っ人編集部 o p i

ありがとうございました。残り5分になりましたので、皆さん最後に一言、会場にためになることをお願いします。

登壇者から会場へ~未来のためになる一言

南氏 o p i

みなさんがなにを期待して、今日来られたのかというのは、僕にはわからない部分もありますけど。こういう人たちが世の中を変えようとしているというのだけが伝わればいいかなと。大体変えてる人というのは、僕ずっと言ってきましたけど、自分の志だったり、自分の意見だったり、自分のやりたいことというのを、平気で前で言える人だと思うんです。僕もみなさんもそんなに変わらないんです。唯一の差はやるかやらないかだと思うんです。やってきたか、やってこなかったかだけであって。本当に能力の差でもなくて、脳みその素晴らしさの差でもなんでもない。ほとんど誤差です、こんなところなんて。僕が最後にみなさんにお伝えしたいのが、大手企業みんな同じことを言っているわけです。ナイキは「Just do it」 って言っているわけです。アディダスは「Impossible is nothing」って言っているわけです。なによりもコカコーラはなんて言ってると思います?「No Reason」ですよ。理由なんていらない。やりたければやれ!これが僕の今日のみなさんへの最後のメッセージです。

甲斐氏 o p i

そうですね。観察して考えて実行して、その積み重ねがおそらくみなさんのためになる。それで差がつくと思いますので。今日はありがとうございました。

中俣氏 o p i

そうですね。自分も基本的には会社の経営を結構好き嫌いでやってます。合理的に決めたりとか、そういうことをやらないで、自分たちのやりたいほうにやっていく、ということをずっとやっています。僕らの好みとしては、競争をしないこと。他社がやっていることはやらない。大体みんな同じことをしていくので、みんな競争の中で結構大変になっちゃって大事なものを見失う。結局他社がやっていることというのは社会的にみたらやらなくていいという考え方をずっともっているので。だから、あまり会社を経営するとき、根本は好き嫌いでやっていこうというような。理想を追求して、その理想の数を増やしていくというのがいい会社経営につながるのかなというふうに考えています。今日はありがとうございました。

亀山氏 o p i

さっき、なぜここに来たのか考えたんだけどね。みんなに動いてほしいからおれは来たんだとかって言ってたんだけど、よく考えたらそんなこと考えていなかったんだよね。さっき思いつきでのっちゃったけどさ。ちょっと暇だったから来ただけなんだよ、おれは。じじいになるとしゃべりたがるんだよね。50までは誰ともしゃべらなかったけど、50になってから、これじゃまずいかなと思って、世間に出ていって、引きこもりやめてこういうふうに話すようにしてきたわけよ。しゃべりたくなるんだろうね。だから多分、そんな程度の話なのよ、今日言ったのはね。だけども50になっても、なんかいろんな変わったことをやろうとしていることは間違いなくて。少し自分の違う自分をやってみようかなと試してみてる。自分で実験してるところがある。自分で実験して振り返ってみると、たいしてみんなのこと思って来ているわけではなくて、やはり俺年取ったなと、今少し考えたんだよね。だからそんなふうにさ、ここで話たことは真に受けないで自分で考えてよ。なんか参考程度でいいんじゃない?なんかおっちゃんが言ってたなぐらいの感じでいいと思うよ。でも自分の考えるのは面白いよ。ロボットではつまんないからね。そういうことで締めの言葉でございました。ごきげんよう。

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著者プロフィール

松田崇義

松田崇義

立命館大学を卒業後、楽天株式会社に入社。主にEC・金融事業(電子マネーなど)のマーケティングを担当。2014年よりデジタルガレージグループのベンチャー投資を行うDGインキュベーションおよび起業家支援を行うOpen Network Labに参画。国内の投資実行支援および、Hands-Onサポートなどを行いつつ、Open Network Labが実施するインキュベーションプログラムの責任者としてスタートアップの事業立ち上げ支援も行っている。

亀山敬司

亀山敬司

19歳で露天商に師事し、様々な地域でアクセサリー販売を手掛ける。その後、24歳の時に家族が経営する飲食店を手伝って欲しいと請われ石川に帰郷。雀荘やバーなどの経営を経て、1980年代後半レンタルビデオ店を開業。その後、卸売を通さないDVDの販売ルートの確保や、販売時点情報管理(POS)の開発/無料配布により事業を拡大。インターネット黎明期であった1998年には他社に先駆けてネット配信事業(現DMM.com)を開始し、動画配信、通販、レンタル、オンラインゲーム、英会話、FX、ソーラーパネル、3Dプリンターと多岐にわたり事業を手がけ現在に至る。

中俣博之

中俣博之

1984年新潟県新潟市内野生まれ。筑波大学第三学群卒業後、株式会社ディー・エヌ・エーに入社。新規事業開発をはじめ、国内・海外企業との提携・買収案件や、海外支社での経営企画・戦略を担当し、帰国後はゲーム開発の部長職などを歴任。 2014年7月株式会社LITALICOに入社。同年10月、人事採用、マーケティング、新規事業、経営企画領域の管掌取締役に就任。現在は次世代戦略全般を主に担当する。

甲斐亮之

甲斐亮之

売上に直結するWEBプロモーションやランディングページ制作といったデジタルマーケティング支援に加え、第二のシリコンバレーといわれるイスラエルから世界最先端デジタルマーケティングソリューション群を日本に展開。競合調査SimilarWeb(シミラーウェブ)、UI/UX最適化Clicktale(クリックテール)、レビューマーケティングYOTPO.(ヨットポ)など、大手企業を中心に1,000社以上の導入実績。 日本市場に大きなインパクトを与える海外テクノロジーの黒船を座して待つのではなく、自ら黒船造船所に足を運び見つけ出すことで国内外のギャップを埋めるべく活動中。

南壮一郎

南壮一郎

株式会社ビズリーチを創業し、2009年4月、即戦力人材と企業をつなぐ制転職サイト「ビズリーチ」を開設。その後、若手人材向けのレコメンド型転職サイト「キャリアトレック」、キャリア女性向けの会員制転職サイト「ビズリーチ・ウーマン」、求人検索エンジン「スタンバイ」、シンガポールを拠点とするビズリーチのアジア版「RegionUP(リージョンアップ)」、戦略人事クラウド「HRMOS(ハーモス)」などを開設する。創業期から、インターネットの力で、日本の新しい働き方や企業の採用のあり方を創造し、創業7年で従業員数656名(2016年4月)の組織へと成長。 また、2010年8月、ビズリーチ社内の新規事業として、セレクト・アウトレット型ECサイト「LUXA(ルクサ)」を立ち上げ、同年10月に分社化。2015年5月、株式会社ルクサはKDDI株式会社の連結子会社になる。 2015年12月、日経ビジネスが選ぶ「次世代を創る100人」に選出される。