リアル営業の副業で感じた苦悩~確信をもって仕事をする重要性~

ポイント
  1. 50万円の高額情報商材を売るマインドがなかった
  2. 移動代やカフェ代が馬鹿にならない
  3. ノルマ非達成による疎外感

目次 [非表示]

こんにちは!松山です。

アフィリエイトやYouTube、転売などこれまで多くの副業に取り組んできましたが、その中でも一番過酷であったビジネスを今回はご紹介したいと思います。それは「情報教材の営業マン」です。

ネット上でブログやSNSを使って情報商材を販売するのではなく、実際にお客様と会って対面販売を行っていくというものです。1回で売るのではなく、何回も会うことで信頼を積み上げ商品購入までをサポートするといったもの。

営業テクニックや、心理学、トーク展開、SNSでのアポイントの取得方法、服装、細かいところを挙げると眉毛の動かし方まで・・・などなどかなり営業マンに特化した勉強をしました。

情報商材を扱っている会社がそういったセミナーなどを定期的に開催していたり、毎回のアポの後に徹底的なフィードバックがあったりしました。そういった意味では、実用的な知識やスキルを学ぶことができ、かつ実践する場も与えてくれていたので、非常に勉強になりました。

しかし対面営業を経験された方はわかるとは思いますが、正直営業マンの体力的・精神的な消耗はかなりすごいです(笑)今回はそんな苦悩や過酷と感じたポイントをまとめていきます。今後対面販売の副業をされていこうと考えている方の参考になればと思います。

50万円の高額情報商材を売るマインドがなかった

扱っていたのは50万円という高額な情報商材です。YouTubeアフィリエイトで稼ぐ手法・コミュニティに関する商材なのですが・・・皆さん50万円の商材を目の前の人に販売しろ。といきなり言われて躊躇なく売ることが出来るでしょうか?しかもその情報商材で結果が本当に得るものなのかも全く分かっていなかった状態です。

そんな状態で営業に出ていたので、当然マインドブロックがかかり、結局ただお茶で終わってしまう。ということ繰り返していました。相手に「申し訳ない」と無意識に感じていたからでしょう。

少し話は逸れますが、今になって感じるのは、商材の値段は結局相対的なものであり、値段はあまり関係ないということです。家の購入に1000万円を出す人がいるということは、それだけの価値を家というものに感じているからです。

単純に1000万円と考えれば高く感じますが、そこに家という価値があればその認識は変わりますね。東京の高級住宅街に高級なデザインの一軒家が1000万円で売り出されていれば誰でも「安い」とも感じてしまいます。

値段というものはこのように相対的なものであり、値段の大きさはあまり関係ありません。必要であれば人は高額であっても購入します。だからこそ、営業では相手の夢や考えていることをいかに引き出し、そこにマッチした商材を提案できるかが鍵でした。

そんなことは当時考えてもいませんでしたので、ただ「50万円」という値段にマインドブロックがかかってしまっていました。自分が高いと思っているものを相手に売るという行為がいかに辛いものか・・・当時はまだまだ勉強不足でビジネスの知識も浅かったので仕方がないです。

移動代やカフェ代が馬鹿にならない

極力同じ場所で会うようにはしていましたが、毎日街の中心まで出て、カフェで何杯ものコーヒーを飲むとなる当然出費が重なってきます。

営業マンとして結果を出すことができていないのにも関わらず、お金だけが飛んでいくのです。歩合制の仕事であったので、売らなければ収入にはなりません。

「早く稼がねばお金が尽きてしまう・・・」という感情に囚われてしまい、アポ時には焦りから必死で売ろうとし、結局お客様が去っていくという負の連鎖を起こしていました。

稼ごうとすればお金が発生してくる仕事は「別の場所での収入がある」「活動するための余裕資金がある」という状況でない限り難しいです。当時は余裕資金も、別の場所からの収入もなかったので大変でした。この雑費が大きくなってしまい、まずは費用の発生しないインターネットを使った仕事を始めようと考えましたね。

ノルマ非達成による疎外感

営業マンなのでやはりノルマがあります。
手段に限らず結果を出した人が優遇され、報酬が上がっていく仕組みは他の会社と変わりません。50万円の情報商材を販売するためにSNSで友達になろうと装い、実際に会って、嘘や営業テクニックを組み合わせながら、会った人の「お金を稼ぎたい」という潜在的心理を利用し販売する。

そんなやり方に納得いかず、悶々としながらビジネスを行っていたので当然結果も出ません。しかしノルマというハードルはやってきます。そこの会社では、結果を出さない人間はこれほどまでかと思うぐらいに疎外されていきます。

売れない営業マンはどんどん肩身が狭くなり、精神的に非常に辛かったですね。人間にとって「自分の居場所がない」ということが、いかに辛いかということを体験できました。

それでも辞めなかった理由は、どんな手段でも結果を出した人は優秀という考えを刷り込まれていたからだと思います。売ることができないのは自分が悪いというふうに考えていました。

とにかく気遣いに疲れる

基本的な営業スタイルは「稼いでいそう」「オーラがある」と相手に感じさせ、立場的に優位性を感じさせ、セールスを進めていきます。しかし、実際は稼いでいないので「擬似オーラ」を身につけろと言われ、オシャレなジャケット、それっぽいカバンなどを揃えました。

常にオーラを意識し、自分に対する気遣い、そして相手に悟られないようにする気遣い。まあ恐らく見る人がみれば一発で中身のない人間と見破られるでしょうが。とにかく「偽りのオーラ」を出すために動作・言動の1つ1つを気にしていました。

それがもうめちゃくちゃ疲れます。そんな状態で1日何時間もいると気が狂いそうになるほど精神的にも体力的にも削られていきました。

自分に合わないことはしないと確信

嘘でも売上を出したものが優遇されていく結果主義の世界は僕には合っていませんでした。これからもそんなやり方で稼いでいきたくないと確信できましたし、本当に自分が良いと感じるものを販売していきたいと考えるようになりました。

そういった意味では自分の価値観などを知ることができるなど多くの学びがありましたね。

「ビジネスの世界はそんなもんだ」と考える方もいます。確かに多少のハッタリや盛りというのは大事かもしれません。商品を販売する過程はどうあれ、お客様に幸せをもたらすものを売ることができればそれは正解です。

しかし、少しでも自分が「ん?」と感じていれば、その仕事は続けるべきではないと思います。自分の中で確信をもってお客様に提供できる仕事に巡り合うまで、色々な経験をすべきです。そういったことに気づけたことからも、改めて全ての経験に無駄なことはないなあと感じました。

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