コミュ症な僕が新卒2年目で起業を決意した理由【第5回】一般社団法人で起業してみて

更新日:2017.02.23

こんにちは。一般社団法人福島ブースター代表の遠藤です。

第1回では、幼少期~大学中盤までのコミュ症時代の話。
第2回では、大学中盤~卒業までのコミュ症を克服した話。
第3回では、約1年半にわたる社会人時代の話。
第4回では、福島ブースター設立に向ける思いの話でした。
今回は、一般社団法人として設立した経緯についての記事です。

一般社団法人とは?

まずはあまり聞き慣れない一般社団法人についてご説明します。

ほとんどの方が法人というと思い浮かべるのが株式会社だと思います。
株式会社との主な違いは営利を目的としない「非営利法人」であるということです。

「非営利ということは給料もなくボランティアでやっているの?」という質問をよくされますが、そういうわけではありません。

ここでの「非営利」とは、事業で利益を出してはいけないというわけではなく、株式会社などのように利益の配当をしないことをいいます。株式会社では一般的に設立当初に株式という形で出資者から資金を募り、会社を運営する上で利益がでれば定期的に配当という形で出資者たちに還元しますが、一般社団法人にはそういった仕組みはありません。

また、一般社団法人は必ずしも「公益」を目的とする事業内容である必要はありません。
基本的には自由に事業を行うことができます。

一般社団法人についての詳細はこちら!➡一般社団法人の設立について徹底理解!~一般社団法人設立マニュアル~

 

どうして一般社団法人で設立したの?

非営利組織の場合、様々なところでメリットを享受できます。

費用面

例えば、行政が運営する施設の会議室を借りて講座を開くとしましょう。

私の住んでいる地域(福島市)の場合ですが、営利の場合は1500円/時のところ非営利の場合は500円/時で利用することができます。

また、Adobeが提供するツールなどが慈善事業(教育推進など)に対しては割引して使うことができたりします。

運営面

株式会社の場合は、通常出資を募って設立するため株主という重要な利害関係者がいます。
そして株式会社は株主に対して、定期的に活動を報告する場である「株主総会」を開かなければいけません。

つまり、株主たちの意向を組み入れて運営をするため、自由に事業を行うハードルがあがってしまうのです。

他にも一般社団法人のメリットとして、設立の容易さが挙げられます。

とても個人的な理由になりますが、私は新卒2年目で起業したため設立資金もほぼない状態での起業でした。

結論から言うと最低でも、株式会社の場合は約20万円ほど、一般社団法人の場合は約11万円ほどで設立することが可能です。

特に出資を募るわけでもなかったので、無駄にコストをかけずに設立したいという思いから一般社団法人の設立に決めました。

一般社団法人にはデメリットもある?

まだ設立して半年のため、そこまで経験豊富なわけではありませんが、強いて体験談をあげるとすると銀行からお金が借りづらいということです。

銀行が行う融資には「信用保証協会の保証付の融資」「プロパー融資」の2種類があります。

信用保証協会の保証付の融資とは、信用保証協会という公的機関に保証人になってもらい、その後銀行から融資を受けるしくみのことで、信用保証協会という知名度と実績のある公的機関が保証人になっているぶん、民間金融機関は安心して融資を行うことが出来ます。

プロパー融資とは、間に信用保証協会をはさまず銀行と直接貸し借りを行うしくみのことで、銀行から十分な信頼を勝ち取っていなければそもそも借りることが出来ません。

そして、一般社団法人の場合、信用保証協会の保証付きの融資を受けることが出来ません。(地域によるかもしれませんが)

つまり銀行側がリスクをとってお金を貸すため、事業内容や設立者の経歴、志の強さなどといった会社への信頼度が重要です。

そのため、新卒2年という浅い経歴で、貯金もほぼない私は銀行から融資を受けることができず、政策金融公庫からの融資を受けることになりました。

 

創業融資についての詳細はこちら!起業時の創業融資・制度融資の基本~全体像まとめ

まとめ

私の場合は、特に出資メンバーがいたわけでもなく、教育という公益性のある事業を行うため一般社団法人を選びました。

みなさんも自分の現在の状況や、ビジョンと照らし合わせて最適な法人形態を選んでみてはどうでしょうか。

第六回、「今後のブースト計画(今後の展望)」へ続く

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