サロン開業取扱説明書【第8回】番外編~資格取得と物品販売について~

資格がすべてではない

資格だけで判断されない

エステティシャンやアロマテラピストなどの資格はかなりのものが存在しているが、国家資格ではなく、すべてが民間資格なので、サロンをオープンする場合に必ず必要になっ てくるわけではないこと覚えておこう。あなたが資格にこだわりを持っているのであれば、一旦冷静になって本当に必要な資格かどうかを考えてから取得するかどうかを決めていくといいだろう。 エステティシャンの場合には美容師のように取得していないと働くことができない国家資格ではないが、資格を取得してからサロンをオープンする方が多いようだ。
 

資格を取得していれば、チラシやホームページなどのプロフィールに資格を取得してい ることをアピールできるだろうし、資格取得者ならば能力はあるだろうと信頼感が得られることにはなるだろう。

ただ、お客様は美容関係には素人なので、資格の内容まで知っていることはまずありえないので、資格者だからサロンが大人気になるとは限らないだろう。 お客様相手よりも、同じエステティシャン同士が集まる講習やセミナーなどで名刺を交換する時などには、同業種の人間としてどのような資格をもっているのかを気にする方がい るのではないだろうか。
 

民間資格で必須ではないので、資格は必要がないと言っているわけではない。 資格がないよりも取得しているほうが、あなた自身の実力を証明したり試験に合格したと いう自信を持つためには効果的だと思われる。

ただ資格を取り始める場合に注意をしてもらいたいのは、数多くの民間資格が乱立して いるために、1つ取得したとしても自信をもつことができずに、もう1つもう1つと次か ら次へと新しい資格を追い求めているといつまでたってもサロン開業へは至らないことになる。
 

あなたの目的はサロンを開業することであって、資格を多く取得することではないはずだ。資格はサロンを開業してからも取得することは可能である。開業した後に新たなサービスを行うにあたって必要性を感じれば取得するために行動をすればいいだろう。自分の目的は何なのかを忘れないでほしい。

エステ資格の紹介

ここではエステティシャンのための資格をいくつか紹介しておく。1部でもこれだけあるのだから、資格ばかりに目をやっていると大変なことになることを 実感するはずである。
・認定トータルエステティックアドバイザー

・認定エステティシャン

・認定フェイシャルエステティシャン

・CIDESCO インターナショアンルエステティシャン
・AEA 認定エステティシャン
・AEA 上級認定エステティシャン
・AEA 認定インターナショナルエステティシャン
・AEA 認定美容脱毛エステティシャン認定試験
・AEA 認定美容電気脱毛技能検定試験

商品を売るために

物販は地雷か?

サロンでもサービス以外でも、商品を販売することで売上を増加させたいと思っている オーナーは多いだろう。 物販はなかなか厳しいと言われているようだが、売り方次第で全く売れない状態からは脱却できるはずである。

商品を売るために

商品を売るためには、売る商品をどれにするかを考えないといけない。 商品を選ぶ基準は、あなたのサロンで本当にお客様へ売りたいと思った商品を取り扱うようにするということだ。

本当にお客様へ売りたい商品かどうかを判断するためには、まずはサロンのスタッフで 商品テストのつもりで、ある程度の期間実際に使用してみるといいだろう。 スタッフのテスト使用で、効果が感じられなかったものに関しては販売する候補から外し、 効果が感じられて本当にお客様に喜んでもらえると思った商品を販売していくようするといいだろう。

スタッフ自らがテストをして効果を実感しているだけに、お客様にも謳われている効果だけでなく、体験したリアルな効果をお伝えできるのでより判断が行いやすくなるだろう。 ただ商品を売る場合に気を付けないといけないのは、露骨な販売行為は控えることということだ。サロンに来店してリラックスして施術を受けて、幸せな気分になっているのに商品はど うですかと露骨にセールスをされてしまうと、これまでの気分が一瞬で吹っ飛んでしまう 可能性がある。

スタッフがせっかくテストとして使用したのであるから、世間話の延長として、お客様 が商品と関連するような話題を出したときなどに、この商品はすごく効果が感じられたん ですと自分の体験を伝えることの方が、お客様の興味は遥かに大きくなるはずである。 スタッフには扱っている商品の販売数などノルマを課さないようにしよう。売るという行為を意識してしまうとどうしてもお客様に対してセールストークばかりに 自然となってしまうものだ。 売れればいいけど、売るためのノルマはないと思っていたほうが精神的負担を軽減でき、 スムーズな会話が弾んでくることになるだろう。

お客様から興味を持てるように

サロンの受け付けや待合スペースでお客様が興味をもってもらえるような方法を行うことも効果的だろう。 お客様にスタッフが話を振る前に興味をもってもらえるということは、商品に対しての購 買意欲は高いということなので、より商品が売れる確率は上がっていくことになる。

興味を引くためにも、商品ポスターやチラシ、実際の商品をディスプレイして、そこに はスタッフテストの感想も手書きで載せておけば目を引くことになるだろう。 サロンに来店されたお客様が嫌な気持ちにならないようにとは常に考えて行動するようにしよう。

スタッフを雇用する

大きくするなら必須のスタッフ雇用

あなた1人でサロンを始めたとしても、サロンを大きくしたいと思えば考えなくてはい けないのはスタッフの雇用についてである。スタッフを雇用するということは毎月スタッフに給料を支払うことになり固定費が増加することになるので、売上規模の見極めも重要になってくる。 さらには雇用する人材をどのように判断するかもサロンを左右しかねない問題になってく るので、くれぐれも慎重に行うようにしよう。

人材探しのポイント

ここでは求人を出して雇用するまでのポイントと雇用して以降のポイントをまとめてみ たので参考にしていただけたらと思う。

<求人にはお金をかけて募集する>

あなたがサロンを一緒に運営していく人材が大切な存在だと考えているのであれば、求人は広告などで費用をかけてでも優秀な人材が集まるように工夫をしてほしいと思う。 お金をかけたとしても、雇用した人材が優秀であれば、求人にかかった費用などはすぐに 取り返してくれるはずだ。

<人材には妥協しないこと>

小さなサロンが求人を出した場合には、例え有料の求人媒体であっても期日までに応募 が無い又は応募者が圧倒的に少ないケースも考えられるだろう。 その時にスタッフが必要という考えばかりが先行して、あなたの考えるラインに達してな いと感じる人材を雇用しないように注意してほしい。 求人を出した以上はどうしても1人でも採用したいと思うかもしれないが、妥協して雇用した人材は、本当にサロンのために最適な人材なのだろうか?雇用することはスタッフに毎月給料を支払うということを思い出して、あなたがふさわ しい人材を妥協せずに採用するようにしていこう。

<技術研修は有料に>

エステサロンのスタッフになればエステティシャンとして働くための最低限の技術を身 に着けてもらわないといけない。 方法は資格を勉強させても、サロン内で研修期間を設定して教えてもいいだろう。あまり考えたくないことだろうが、技術を習得した直後に自己都合などで辞めてしまう スタッフも存在している可能性を考慮して技術研修は有料で行うようにしよう。 無料で行って逃げられてしまっては、あなたは雇用して給料を支払って技術を教えたことになる。 雇用されたのだから無料で教えるべきだと採用した人間が主張するかもしれないが、プロの技術を学ぶには有料が当然と考えて臨むべきだ。

<契約書は面倒くさいと思わずに作成を>

雇用した人材は、サロンのために役に立ってくれないと困ることになる。 サロンの一員となったからには、お店を運営していくルールをしっかりと覚えてもらうよ うに教えていくようにしよう。 スタッフ全員が同じ方向を向いて運営していくことでサロンはさらに発展することになる。 必要なのかと疑問に思うかもしれないが、専門家に依頼するなどして契約書をしっかりと 交わすことを忘れ無いようにしよう。 契約は法律上では口約束でも成立するものだが、トラブルになれば口約束の場合には間違 いなく問題になってくる。 文書で契約書を作成することはサロンを守り、スタッフも守ることになる。

最後に

ここまでエステサロンを開業するためのポイントを20個にわたって述べてきた。 これですべてを述べたわけではないが、少しでもこれからサロンを開こうと考えているあ なたの参考になれば、これほど嬉しいことはない。

あなたのサロンが人気のお店となって予約が取れないほどになることを願っている。

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