2つの商品・サービスがあることへの理解をしよう

更新日:2017.06.28

0から1を創る前にやるべきこと

さて、今日は商品・サービスには2つのものがあるんだという話です。別の角度でいうと、起業家は常に2つの目線を持っていなくてはいけないという僕がよく話すことと一致しています。

1、会社はCF(キャッシュフロー)がないと死ぬ
2、CFが目的ではなく、お客さんを世界で一番幸せにする

この2つの目線です。

1の視点は、会社というのはCFがないと死んでしまうということで、最優先でキャッシュを得なければいけません。キャッシュを得るための一番が、商品・サービスを売ることになります。(他にも資金調達という方法もあります)商品・サービスが何故売れるのか?はずっと書いてきました。ポイントは何かということですが、いきなり今全く世の中にない商品・サービスをつくるよりも、今ある商品・サービス=既に売れているものから着想を得るのもよい手段です

今ある商品・サービスを徹底的に改善したり、アイデアをつけなおして自分の商品・サービスとしてリリースしたほうが、全くないものをつくるよりも早くキャッシュを得ることができるかもしれません。
キャッシュを得ること自体が目的ではもちろんありません。お客さんを幸せにすることが目的です。)

お客さんは新しく予算を取るよりも、今既に使っている予算の中からよりよいものに予算をふりかえることのほうがしやすいです。たとえば、英会話に既に月2万円払っている人がいて、この人に同じ2万円なんですが、レッスン数が今より倍になり、しかも個別レッスン(個別のほうが良いと思っている人に対して)ですよと言えると乗り換えてくれるかもしれません。

これがまだ英会話をやっていない人にお願いする場合は、上記のように簡単にはいかないかもしれません。英会話に興味のある人ならまだよいかもしれませんが、まだ日本に英会話のマーケットがないときに、はじめて英会話のサービスをはじめた会社を想像してみてください。

もしかしたらどんなものなのか、何をするのか?など誰もイメージを持っていないわけなので、とても開拓していくのが大変だったかもしれませんよね。そのため既にある商品・サービスを参考にして、その商品・サービスよりも良い商品・サービスに改善するということでもよいわけです。

上記の2の視点は言い換えると、ものすごく画期的な商品・サービスを創ることや、今はないマーケットを創ることに近い発想です。この点もビジネスにおいては絶対に必要な視点です。

しかし、一般的に今ないマーケットをつくることや、画期的な商品・サービスをつくるまでには時間やお金がとてもかかるわけです。CFの視点も会社にとっては絶対的に必要な視点です。このバランスを是非取ってください

まずは商売したての方は、既存の商品・サービスを参考にして、圧倒的に良く改善するというのでよいと思います。
 

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プロフィール

伊藤 健太

伊藤 健太

中卒ながらもとても頭の良い父と、少しグレていたけど人の王道を教えてくれた母親のもと、1986年11月21日生まれ。

慶應義塾大学3年時にリクルート主催のビジネスコンテストで優勝し、23歳の時に病気をきっかけに小学校親友4名、資本金5万円で起業。

起業当初お金がなさすぎて、カードで借金生活を送る。お金がなかったため、知恵を絞った伊藤独自のマーケティング手法を多数考案。

8年間で、累計10,000件を超える起業、起業家のアクセラレーションに関わるようになり、日本屈指の起業支援の会社と言われるまでに成長。

月間20万人以上の商売人をお助けしているポータルサイト「助っ人」や全国500人以上の商売人が参加している、世界で一番お客様を喜ばす商売人輩出のアクセラレーションコミュニティー「チャレンジャーズ」を主宰。

2016年末に、世界経済フォーラム(ダボス会議)の若手リーダーとして日本代表に選抜。
全国の小中高校への出前授業や、次世代の教育の在り方を問うシンポジウムなどを開催。

最近では、地方自治体の首長からご指名をいただき、起業家の力で地方にイノベーションを起こすべく、徳島県美馬市、熊本県人吉市、三重県伊勢市、千葉県銚子市などと取組を開始。


元LINE社長の森川亮氏推薦の「起業家のためのマーケティングバイブル」など著書5冊。
NHK、日経新聞、エコノミスト、夕刊フジ、日刊工業新聞、CCTVなどメディア出演多数。


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