10年目のチャレンジャー【第2回】10年かけて気付いた事

更新日:2017.07.24

こんにちは‼︎手塚工業 代表 手塚です。
第2回のテーマは、『10年かけて気付いた事』について、あくまでも私の体験・体感した事を基に書いていきます。
 

人脈作り

私は個人事業主として、建設業で云う“一人親方”として独立しました。独立一年生として、心機一転心新たに、友人から紹介を受けて仕事をこなしてきました。
 
自分ひとりでは、1日に動ける現場はひと現場。契約が切れるまでは、他の仕事が舞い込んでも断る始末で、休日や元請けの了承を得て仕事をしました。
 
従業員が入ってからは、人脈を拡げようと異業種交流会にも積極的に参加し、名刺交換を繰り返しました。しかし、仕事へと繋がる成果は期待する程のものでは有りませんでした。そこには、自分の準備不足が大きな要因として顕れました。
 
建設業界は、未だに人海戦術に頼る業種が数多く存在し、鳶の仕事は 1 人で完了させる程、簡単な仕事ではありません。自社で廻れない分を、他社へお願いする。その様な状況の中で、私は従業員が少なかった為期待に応えられず、仕事を棒に振ってしまう事が度々重なりました。

するとどうなるか?

次からは、仕事が舞い込む事は有りません。有っても「試しに聞くけど❓」と言った感じで す。

その時に痛感しました。ただ闇雲に人脈作りをしただけで、私はニーズに応える準備やシステムをきちんと構築してませんでした。そこがきちんとしていなければ、せっかくの良い出会いも、ビジネスチャンスも逃してしまいます。

人脈を拡げて、尚且つ、対価を望むのであれば、それにしっかりと応えられる体制を整える事が必須です。
 

ビジネスにおける人の付き合い方

私は今日まで、沢山の素晴らしい才能ある人達に助けられ、支えられ生きてきました。自分 1 人では出来なかった事も、様々なアドバイスやサポートを受け、自分自身のレベルアップへと繋げてきました。
本当に運が良すぎる程、出逢う人に恵まれてます。
 
しかし‼︎
時には残念な方達も、中には居ます。悲しいですが、ズルイ人や他人を蹴落としてのし上がろうとする人達です。私も調子良く騙されたといった経験が有ります。その時は凄く悔しく、腹ただしい気持ちと怒りが込み上げますが、グッと堪えるべきです。やられたらやり返すといった行為は、慎みましょう。自分の行いが誠実であると言えるのであれば、必ず味方は現れますし、不誠実な行いをした
人は、それなりの代償を被る羽目になります。

そして、悲観的に捉えるのではなく、その時の自分を振り返り、「どこかスキが有ったのか?」「見抜くチャンスは有ったのではないか?」様々な要因を考え、同じ失敗を繰り返さない為にも、ポジティブに捉え自分の行動を改めましょう。
 
最後にプライベートとビジネスには、やはり一線が有ります。仲良く意気投合した関係であっても、相手を尊重する気持ちを決して失わない。この気持ちが有れば、必ず人生を通して長いお付き合い・良好な関係を築いていけるでしょう。
 

器用貧乏になるな

独立時に経費を節約する為に、私は殆どの事を自分 1 人で行いました。とにかく何でも自分でやろうと思い行動してきました。仕事でもそうでした。部下に任せず、何でも自分でこなしてきました。その方が手っ取り早いと考えてました。

ですが、何でも自分でやってるうちは、組織として大きくする事も、新しい取引先を開拓していくのにも、限界が生じます。結局、個人の域を出る事は出来ません。技術習得においても、社長自らではなく、社員の能力向上に時間を費やすべきです。そうする事によって、自分の代わりとなる人間が育ち、取引窓口が増え収益にも繋がります。
 
そして、小さい規模では難しいですが、社長はなるべく現場には出ず、社員に任せましょう。
 
任せる事により、社員達が能動的に動き、責任感が養われます。こちらから信用する事により、信頼関係も生まれてきます。一番大事な事です。
私は、社長は出来ない位が丁度良いと思ってます(笑)
 

“遊び”を大切にする

“遊び”と聞くと、何だかチャラく聞こえますが、“遊び”には様々な意味が有ります。そこで私が唱える“遊び”とは、気持ちのゆとり・余裕を持つ事です。建築の世界では、“遊び”には技術的要素も含んでいます。加えられた力をそのまま受け止めず、衝撃を分散させる為には、“遊び”が必要不可欠になってきます。

耐震構造然り、昔からこの“遊び”を取り入れる事によって、私達の生活の安全は守られてきました。衝撃を和らげれなければ、建物や橋・道路などは倒壊してしまいます。人間の心と身体も同じです。常にストレスの掛かった状態では、心身共に壊れてしまいます。
 
今から10年前。
私は睡眠時間 3 時間の中で、炎天下の下、二カ月程仕事をしてました。日程を 1 日もずらせない過密スケジュールの中で、顔色は変色し、血尿が出て、作業中に倒れて気を失い、救急車に運ばれました。
 
何とか現在があるものの、私は自分が倒れた事によって、心と身体に余裕=“遊び”を作る大切さに気付きました。

休息は大事です。
夜ふかしする位なら、私は早く寝て、朝から活動したり、趣味に時間を使ってます。気晴らしに遊んだって、バチは当たりません。

『仕事も遊びも全力でする‼︎』
良く耳にするとは思いますが、これは的を得ています。確かな事です‼︎
 
悩んだり、出口の見えない闇が広がっていたとしても、“遊び”(余裕)を持つ事によって活路を見出せます。
「そんな気分で遊べねーよ‼︎」と言われるかもしれませんが、それでも柔軟な発想で、余裕を作って下さい。心と身体が健康であってこその、仕事であり人生だと、私は考えます。
 

最後に

とまあ、私と同じ様な経験をされてる方も、多いのではと思ってます。独立した事によって、受動的体質から能動的体質へと変化する事は、リスクも同時に背負う事を意味してます。批判も当然良く耳にします。でもそれは、アクション(行動)あってのリアクション(反応)。自分が行動しているバロメーターと捉えれば、余裕を持って行動出来ると思います。
 
どんなに一歩が小さくても、誰だってもう一歩先へ進める‼︎私はそう信じています。
 
第3回は【新しいチャレンジ】について、これからの取り組みとビジョンについて書いていきます。
 
ありがとうございました。

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