夫婦で起業!本気で頑張る女性起業家を支援する小林未千氏インタビュー

更新日:2017.08.01

対談の内容

「女性活躍」のムーブメントで、女性起業家が増えてきています。そんななか、会社勤務でキャリアを積み、本気で起業する人をサポートしたいと「和未(なごみ)コンサルティング」を夫婦で起業された小林未千氏。その経緯や社名に込めた思い、留まることのない今後の展望についてお話を伺いました。

コンサルティングから女性起業家支援へ

―まずは、ご経歴を教えてください。

小林:17年間、エステティック業界や美容業界にて、営業や店舗のマネージメントを経験しました。その後、フランチャイズ事業の立ち上げ、経営企画室での業務を経て、2007年に独立起業しています。もともと、いつか起業したいという想いはもっていました。2001年に結婚したのですが、主人と一緒に起業したいと考えていたのです。当時、私は美容業界にいて、会社でのキャリアアップの道を模索していました。

ただ、会社ではやらなければならない仕事があります。ですので、ある程度の経験を積んだら、自分がやりたいことにフォーカスする方が幸せではないか、と考えるようになりました。また、実家の父が木工所をしていたこと。主人の実家が八百屋をしていたことなど、周囲に独立して事業を行っている人がいたことも、独立起業を意識したきっかけになっているかもしれません。

― 御社の事業内容について教えてください。

小林:美容業界や健康産業を中心に、店舗のマネージメント支援を行っています。とくにセールスの仕組みの構築や教育が中心です。当初は法人向けでしたが、2009年から女性起業家支援もはじめました。美容・健康業界の方が7~8割を占めていますが、フリーアナウンサー、士業など、幅広い業種・業態の方にもサポートさせていただいております。

― ご相談内容でとくに多いのはどのような悩みでしょうか?

小林:やはり集客です。そもそも技術系の方は、自分の技術に自信がありますし、オリジナル商品を作ることもできます。ただ、売り方が分からないために苦労されているのです。店舗をオープンしても集客や営業ができないのですね。もともと私も営業が苦手だったので、そのような人たちの気持ちがよくわかります。ですので、私自身の経験も活かしつつ、コンサルティングというかたちでサポートさせていただいております。

また、とくに女性の方に多いのは、ビジネスで成功したいというよりも、自分の技術で世の中の役に立ちたいという想いです。しかし一方で、独立起業したら売上が絶対に必要です。そのギャップを埋めることも大切だと考えています。たとえばある女性の方は、「技術の提供はまったく問題ないけど、商品の販売には自信がもてない」と相談してこられました。セールスしたら嫌われてしまうと思っていたのかもしれません。そのあたりの認識を変えるのも仕事ですね。

増える女性起業家の現実と課題

― 女性起業家支援という個人向けサービスをはじめた理由は何でしょうか?

小林:ビジネスとして経営がうまくいかないと、どんなに良い商品やサービスをもっていても、それを社会に伝えることはできません。私の父は手に職をもっていましたが、広めることができずに苦労していました。そのように良い商品やサービスをお持ちの方に対して、私の経験をもとに、売上のあげ方を伝授することで役に立ちたいと考えるようになりました。それが女性起業家支援をスタートした理由です。

「和未(なごみ)コンサルティング」という会社名は、平和の「和」と未来の「未」と書きます。私たちがコンサルティングビジネスをすることによって、誰もが正しく評価される社会を実現したいと思っています。

― 女性の独立起業は増えているのでしょうか?

小林:女性起業家も、女性起業家を支援する方も増えているように感じます。政府が掲げている「女性活躍」というキーワードにもあるように、社会全体がそのムーブメントを推し進めようという気運がありますよね。

ただ一方で、女性起業家だからということで持ち上げられてしまったり、軽い気持ちで起業してしまったりしている人も増えています。私たちは、本気で頑張ろうとする人にフォーカスし、サポートしていきたいと考えています。そもそも起業はそう簡単なものではありません。たしかに会社を作ることは誰でもできますが、経営を成り立たせるのは本当に大変なことです。本来、起業にはそれだけの覚悟が必要ですよね。

独立起業というキャリアを実現するために

― 独立起業とキャリアの関係についてはいかがでしょうか?

小林:会社員の方であれば、出産や育児、介護などで休職されることもあるかと思います。場合によっては退職せざるを得ないこともあるでしょう。その点、自分で事業をしていれば、フレキシブルに対応できます。たとえば、顧客との信頼関係があれば、産休や育休で休んでいても、また復帰することが可能です。その点、自由度は高いですよね。ただし、労働集約型のビジネスモデルでは、休んでいる間の売上がゼロになってしまいます。

そこで、自分の技術を売るだけではなく、「技術プラス物販」など、自分がいなくても売上があがる仕組みの構築を勧めています。

スタジオNagomi
http://studio-nagomi.com/

小林未千 公式サイト
http://kobayashimichi.com/

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プロフィール

小林未千

17年間、エステティック業界、美容業界で勤務。店舗のマネージメントやフランチャイズ事業の立ち上げ、経営企画室を経て、2007年に夫婦で起業。2009年、株式会社「和未コンサルティング」を設立し代表取締役に就任。起業経営コンサルティング・セミナー・企業研修・美容健康商材卸販売・女性起業家支援「スタジオNagomi」の運営など、幅広い業務を手がけている。


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