野菜を集客のきっかけに!365マーケットを展開する株式会社ヴォカボ代表長岡氏インタビュー

更新日:2017.10.17

対談の内容

アミューズメント店舗を中心に野菜の販売イベント「365マルシェ」を展開している株式会社ヴォカボ。
代表の長岡氏は、制作会社での勤務経験を経て、農業に着目されています。
着想のきっかけはどこにあったのでしょうか。お話を伺いました。

アナログの世界である農業に着目

-まずは、ご経歴から教えてください。

長岡:大学卒業後、アミューズメント業界で就職しました。
そこで販売促進に興味をもち、制作会社に転職。独立したのは2014年の秋のことです。

その後、2105年2月の株式会社ヴァカボを立ち上げ、現在で3期目になります。
独立時、アイデアとしてもっていたのは農業系の事業です。
たとえば、家庭菜園でつくった野菜を、インターネットで販売できる
マッチングサイトの立ち上げなどの構想
をしていました。

それこそ最初は、知り合いの梅農家さんから梅干しを仕入れるところからはじめました。
制作会社出身ということもあり、ラベルの見栄えを良くするなどの工夫はできたのですが、
いかんせん売上が伸びません。

その過程において、アプリや販促物の制作を請け負うなど、既存の事業も展開しつつ、
最終的に行き着いたのがアミューズメント系店舗での野菜の販売です。

もともともっていた店舗とのつながりを活かし、事業化しています。
具体的には、パチンコ店の店先やマンションギャラリーなどで、
野菜の販売を中心としたイベントを実施しています。すでに、通算で500回以上、開催しています。


-なぜ、農業に着目したのでしょうか?

長岡:「自分の考えをカタチにしたい!」と思っていたとき、行き着いたのが農業でした。
そもそも農業はアナログの世界ですよね。そこに新しいテクノロジーやノウハウをかけ合わせることで、
レバレッジが効くのではと考えたのです。

また農業は、人の活動に欠かせない“食”に直結しています。
その部分に携わることによって、新しい価値を生み出せるのではないかと思ったのも、
農業に着目したきっかけになっています。


会社の理念としては、「世界の才能に勇気を。」を掲げています。
個々人がそれぞれ力を発揮できる仕組みができれば、社会がもっと良くなるよね、という発想です。
その点、農業ではそれが実現しやすいと考えました。生産者はつくる人であり、消費者は食べる人。

私たちはその間に入り、“伝える人”の役割を担っています。
どんなに素晴らしい商品も、伝える人がいなければ消費者の手に届きません。
私たちはその仕組みをつくる努力をしています。



販路拡大に苦慮する農家の実情

-現状、農業の現場では伝える部分に課題があるとお考えですか?

長岡:そうですね。農業専門の広告代理店はまだまだ少ないのが実情です。
弊社でも、365マーケットと並行して青果のプロモーションを請け負うことがありますが、
まだまだ未開拓の分野であると感じることが多いです。

とくに今後、各農家さんが独自化していくにあたり、自ら開拓するのは大変だと思います。
これまではJAさんが中心となって行っていたプロモーション活動についても、
それぞれのやり方が開拓されていくはずです。

ただし、野菜の販促にお金をかけるのは難しいのが実情です。


そこで重要なのが、代理店側のマネタイズとなります。
つまり、農家さんとどのようなパートナーシップを結ぶかが大事なのです。
私たちが行っている365マーケットでは、「365マルシェ」というイベントを開催しています。

ビジネスモデルとしては、集客したい店舗さんと生産者を結ぶイメージです。
クライアントである店舗さんからいただいたイベント代で、私たちが農家さんから野菜を買い付けます。
あとは、購入した野菜を店舗にて、イベント形式で販売するだけです。

店舗としては集客効果につながり、農家さんとしては販路の開拓になる。
そして、価格を安く提供できるので、消費者にも喜ばれます。まさに、三方よしのビジネスモデルなのです。


-最初からこのようなビジネスモデルを考案されていたのですか?



365マーケット

株式会社ヴォカボ


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プロフィール

長岡康生

大学卒業後、アミューズメント業界へ。集客する上での厳しさと知恵を学ぶ。その後、販売促進を極めるべく制作会社に転職。2014年に独立。2015年2月、株式会社ヴォカボ設立。代表に就任。野菜のイベントを展開する「365マーケット」を手がける。


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