生産者と消費者をつなぐ!ポケットマルシェCOO・本間勇輝氏インタビュー

更新日:2017.10.17

対談の内容

食の安全に対する意識が高まる中、今、“顔が見える食品”に注目が集まっています。その背景にあるのは、「信頼できる生産者から買いたい」という消費者の想いです。生産者と消費者をつなぎ、1次産業の課題解決に向けて取り組まれている、ポケットマルシェCOO・本間勇輝氏に話をうかがいました

情報誌の提供からオンラインマルシェへ

― まずは、ご経歴から教えてください。

本間:もともとは東京で大企業やベンチャーで働いていました。
その後2年間ほど世界中をまわっていたのですが、そんな中で、2011年に東日本大震災が発生しました。
地球の裏側、チリにいました。

間もなく帰国の後、東北の復興に尽力する魅力的な人たちを取材する『東北復興新聞』
というものを始めたのですが、その過程で高橋博之という男に出会いました。

もともとは県議会議員で、震災後も一貫して一次産業の立て直しを訴えていました。
政治ではなくて、事業やビジネスでのチャレンジをはじめようとしていた彼と意気投合し、
2013年から『東北食べる通信』という「食べもの付き情報誌」を立ち上げることになりました。


『東北食べる通信』は、同年に設立したNPO法人東北開墾から発行しているものです。
内容としては、生産者さん、農家さん、漁師さんに取材させていただき、制作している雑誌となります。

特徴的なのは、情報誌だけでなく、食べ物もセットで提供している定期購読サービスという点にあります。
たとえば、その地域でとれたしじみをセットでお送りするといったかたちです。

バックグラウンドを知っていただきながら食べてもらう。
まさに、“食べる体験”そのものをプロデュースするためにスタートしたのです。

この取り組みがユニークだということで、全国から「うちの地域でもやりたい!」
というお声をいただきました。
その結果、北は北海道から南は沖縄まで、各地域ならではの『食べる通信』が誕生しました。
全国展開をはじめたのは2014年ごろからです。発行元は、各地域のプレイヤーによって異なります。
それぞれの地域ならではの特性を活かし、デザインや紙面もいろいろと工夫されています。

全国展開をするなかで、各地の生産者さんを取材する機会が増え、地域の編集差さんたちとのネットワークも
構築することができました。
そして2015年に株式会社KAKAXIを設立。(2016に株式会社ポケットマルシェに商号変更)
2016年9月に『ポケットマルシェ』というスマホアプリによるオンラインマルシェの
サービスをリリースしました。


1次産業が抱える課題に着目

― なぜ1次産業という分野で事業を興そうと考えたのでしょうか?



株式会社ポケットマルシェ

POCKET MARCHE


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プロフィール

本間勇輝

富士通(株)入社の後、(株)ロケーションバリューの創業に携わる。2006年取締役COO就任、2011年同社をドコモに売却。妻と2年間世界中をまわる中、旅先で 実施した社会貢献活動が話題になりTV、雑誌にて取材、連載。帰国の後、NPO法人HUGを創業し『東北復興新聞』創刊。2013年には NPO法人東北開墾を立ち上げ『東北食べる通信』を発行、その後日本食べる通信リーグを設立し同モデルを全国に展開、食べる通信は38地域に広がっている(2017年8月現在)。2016年株式会社ポケットマルシェ 取締役COO就任。著書に『ソーシャルトラベル』『3YEARS』。


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