「若手起業支援のプロ」は現役大学生?!学生起業家 清水和希氏インタビュー

ポイント
  1. いくら会社に貢献しても、貯まっていくのはお金ではなくストレスだけ
  2. 労働力を売って「お金」を得るか、自分のビジネスを作るか
  3. マーケティングを制するものがビジネスを制す

「起業したい」――そんな想いを持つものの、今のステイタスや安定を失うリスクに、尻込みしてしまう人は多いだろう。今回紹介する起業家、清水和希さんはなんと現役大学生。大学生にして起業し1年で年収2000万円稼げたノウハウを「プチサク起業術」として提唱し、ビジネス経験ゼロの大学生やフリーターら50人以上をこれまで起業させてきた。

その「プチサク起業術」の全貌を明らかにした「世界一ハードルが低い!1日1時間らくらく起業術」を出版した清水さん。普通の大学生から事業家になるまでの軌跡、「プチサク起業術」について聞いた。

<清水和希氏 プロフィール 簡易版>
しみず・かずき 起業コンサルタント・事業家。ビジネス経験ゼロの大学生やフリーターをこれまで50人以上起業させてきた「若手起業支援のプロ」であると同時に、明治大学に通う現役大学生。

2浪の末に大学入学

――これまでの経歴を教えてください。

清水 「今は明治大学に通う現役の大学生です。高校時代は受験勉強をサボりまくり、現役での進学をあきらめて……受験の前日もゲームセンターで遊んでいました(笑)。浪人してからは勉強するようになり、夏には志望していた早稲田大学でB判定を取ったんですけど、それで調子に乗って、だらけてしまって。次の模試はE判定に下がり、スランプに焦って受験に失敗。結局、2浪しました。僕の家は裕福ではなかったので、受験にかかる費用も大学に行くお金も、自分で工面しないといけなかった。なので、2浪しているにも関わらず、夏まではずっとアルバイトをしてお金をためていました。」

「翌年に大学には入りましたが、そんなに講義が楽しくなったんです。ただ教科書に書いてあることを板書するだけで、退屈で本を読んだりスマホをいじったりしていました。大学で講義を受けるよりも、当時の僕はバイト一色でした。」

いくら会社に貢献しても、貯まっていくのはお金ではなくストレスだけ

――どんなバイトをしましたか。

清水 「居酒屋です。接客するのが楽しかったので。その居酒屋では『ウコンの力』や『フカヒレのあんかけチャーハン』を販促するキャンペーンがありました。売り上げランキングが出るので、『よし、1位を目指そう』と、とにかく売りまくったんです。僕だけで100万円以上の売り上げに貢献できたんです。でも、その報酬は時給の20円アップでした。たったの20円なんですよ!『がんばって会社に貢献しても、これだけしか評価されないのか』とガッカリしました。いくら会社に貢献しても、たまっていくのはお金ではなくストレスだと。2浪していたので、先に就職した同世代の友人からも似たような話を聞いて、会社で働くことに魅力を感じなくなりました。このアルバイトでの経験が今のビジネスにつながっていますね」

こちらも合わせてお読みください
学生起業が実はメリットまみれだと分かる驚愕の真実6選

労働力を売って「お金」を得るか、自分のビジネスを作るか

――それで自分自身でビジネスを生み出したのですか。

清水 「友達に誘われて、20代前半で1000万円以上稼いでいる方の話を聞きに行きました。『僕と変わらない年齢でそんなに稼いでいる人がいるんだ!』というのがまず衝撃でしたし、何より『金持ち父さん・貧乏父さん』の著者、ロバート・キヨサキが提唱していた『キャッシュフロークワドラント』という考え方に出会ったのが大きかったですね」 

「アルバイトも、会社で働くのも、自分の労働力を売っているだけの労働者。労働者であり続ける限り、労働力を売り続けることでしか『お金』を手に入れられないというのを、そこで知ったんですね。それだったら自分のビジネスをしよう、そしていつかは投資家になろうと決めました」

学生ローン、30万円の自己投資

――自分のビジネスをするため、実際には何を始めたのですか?

清水 「アルバイトで売上ランキングの上位を取っていた経験から、自分の強みは『営業力』だと思ったのです。ちょうどその頃、友人からネットワークビジネスに誘われて。ただ、世間でのネットワークビジネスの評判を、当時の僕は知らなかった。純粋に面白い仕組みで、自分の営業力が生かせると思い、ネットワークビジネスを始めました」

「でもネットワークビジネスって印象が良くないですし、実際にやってみて、結局ネットワークビジネスも労働力の切り売りで、自分のビジネスになっていないんじゃないかなと思い始めました。ネットワークビジネスはリアルなつながりで販売網を広げていくので、限界も感じました。そして、インターネットで何かできないのかな、と考えました」

「インターネットをビジネスにどう使うか、それを探していて僕が出会ったのが『情報起業』だったんです。情報起業で1億円を稼ぐ、それも僕と同じくらいの20代に会ったんです。彼の話を聞いて、これなら自分のビジネスを作れると思いました。でも、まだその頃はパソコンを持っていなくて、使い方も全然わからない状態でした。

これは自分で勉強してビジネスを作っていくよりも、道を示してもらって、プロから教えてもらった方が早いと思い、その方が30万円で情報起業のハウツーを学べるスクールを運営しているということで、僕もそこに通ったんです。ちなみに30万円は学生ローンで借りました。初めての借金で『大丈夫か?』と不安もよぎりましたが、30万円だったらアルバイトで半年もあれば返せるなと。それに『絶対に30万円以上は稼ぐぞ!』というのがモチベーションに繋がりました」

たった2年で「労働者」から「投資家」に

――そこで学んだ情報起業が今のビジネスですか。

清水 「情報起業というと、他人が作った商品をインターネットで紹介し、その紹介料をもらうアフィリエイトの印象が強いと思います。僕がやっているのはアフィリエイトではなく、自分で自分の商品を作り、自分の力で商品を売るという、100%自分の力で運営するコンテンツ販売と言われるビジネスです。そのビジネスを元手や人脈、スキルなどがない人にでもできるよう僕なりにアレンジしたのが、ちょっとした成功体験を元に商品を作る『プチサク起業術』です。その内容を、今回出版した『世界一ハードルが低い!1日1時間らくらく起業術』で公開しています。 

今は『え? こんな情報が売れるの?』というものが売れる時代なんです。誰しも人が必要としているネタが1つ、2つあるものなんです。そのネタさえあれば、パソコン1台で誰でも稼ぐことができます。

このノウハウをプチサク起業術として、ビジネス経験ゼロの大学生やフリーターにこれまで50人以上に教えてきましたが、多くの方が実際に月30万円以上は稼ぐことができるようになっていて、中にはまだ一度も会ったことがないにも関わらず、月収100万円を達成している福岡在住の現役大学生の教え子も誕生しています。

マーケティングを制するものがビジネスを制す

――今後はどうされますか。

清水 「やりたいことが2つあります。1つはプロデュース業や売上アップを図るコンサルティングをやっていきたいですね。『プチサク起業術』からどうしてこんなにも大きな結果を出せるのかというと、一番にはマーケティングにその理由があります。簡単に言うと、『プチサク起業』を取り組むことによって、良い商材をどう売っていくのか、という力を習得することができるので、これまでの経験で培ってきた、そういったマーケティング力に僕の強みがあると思っています」

「オセロ盤 ( 白黒64マスがランダムに並ぶ ) を短時間 ( 1盤当たり1分以内) で10枚、完璧に記憶するというギネス記録を持つ『日本一の記憶力保持者』の方の記憶術や、6浪し、留学経験がないにも関わらず、英検1級・TOEIC900点以上・全国英語プレゼンテーションコンテストで文部科学大臣賞を取得し、最優秀賞を獲得した『英語ペラペラな方』の英語習得術を今プロデュースしています。そういうマーケティング力がないために埋もれてしまっている素晴らしい商品やサービスを、より広く社会で必要としている人に知ってもらえるような、プロデュースやコンサルティングをしていきたいと考えています」

「もう1つは、0から1の事業をたくさん作るファウンダーになりたいですね。華僑の教えに、ビジネスは『お金がある人』『アイディアがある人』『実務ができる人』の3者で組んでビジネスをやると良い、というのがあります。僕はその『お金がある人』になりたいなと。良いアイディアに投資をしたい。それが僕の目指すキャッシュフロー・クワドラントでいう『I=投資家』の姿なので」

素晴らしい能力や知見を持っている方が、広く社会で活躍できるように

――起業を考えている人に何かメッセージはありますか。

清水 「起業をしたいという想いを持つ方はたくさんいらっしゃるでしょう。でも、誰もが今いる企業での地位や安定を考えると、それらを捨てて起業するのは怖いですよね。『起業するには覚悟が必要。退路を断て』という意見が大半だと思いますが、僕はまず副業でコツコツ起業の準備を始めたらいいと思います。その副業で成功するまで地位や安定を捨てなくていい。大学受験に2回失敗した僕でも、この『プチサク起業術』で年収2000万円まで稼げましたし。大学1年生の女の子も、40歳のフリーターも、この『プチサク起業術』でお金を稼ぐことができていますから」

『プチサク起業術』はサービスを作ること、お客さんを集めること、そしてそのサービスを販売することといった、ビジネスをするのに必要なことが全て詰まっています。まずは気軽に『プチサク起業』を始めて、お金を稼ぐことがどういうことかを学ぶ。それをしっかり理解できている人、経験している人って、まだほとんどいないと思うんです。今回出版した本には僕が2浪落ちこぼれ大学生にも関わらず、年収2000万円を稼ぐのに実践したハウツーを詳しく載せているので、その通りやってみてはどうでしょうか。本を読んでわからないことなどがあれば、本に挟んであるチラシに記載されているLINEかメールアドレスにお気軽にご連絡していただければと思います」

おすすめの関連記事

ー大きな方向転換を経てー
第1章:目指していたのは歯科医?意外すぎる学生時代からイラストレーターになるまで〜メンターからの手紙 ヒロ杉山氏〜

ー女性起業家の声を聞くー
ITとマーケティングを支援。女性のニーズに応える起業家・丸山氏インタビュー

- 本気で年商1億円を達成したい人のために -

すでに6,000人以上の経営者が購読中のメルマガ『ゼロイチ マガジン』。
本気で年商1億円を達成するために行動する意志がある人だけ、登録してください。

メールアドレスで登録

登録することで、 利用規約・プライバシーポリシーポリシーに 同意したものと見なされます。

関連記事