イノベーションと進歩の違いを知ることで売れる商品&サービスができる

更新日:2018.01.06

2つのイノベーション

よく、イノベーションには、2つのイノベーションがあると言われます。

1つは、小さい改善を積み重ねて、結果として、とてつもない大きな成果にたどり着くことです。
車の燃費効率を改善し続けて、結果として、例えば、燃費が20年前の20倍になりましたというような話です。

もう1つは、「何が良いのか?ということ、価値観自体を変えてしまうこと」意味でのイノベーションです。
アップルのアイフォンはまさにイノベーションを起こした商品です。電話の定義=役割=価値を間違いなく変えましたよね。


一橋大学大学院の教授である楠木さん曰く、イノベーションの定義を
「何が良いのか?ということ、価値観自体を変えてしまうこと」とされています。

そのため、燃費の話は、進歩であって、イノベーションではないという定義をされています。
燃費の話は、進歩だと。


どちらも大切な社会活動であることに違いはありません。

ただ圧倒的に成熟したマーケットにおいて、進歩の先に何が待っているかというと
「終わり」が待っているということです。行き止まり、後退しなくてはいけない可能性があるわけです。

今必要とされているイノベーション

宅配便が今より1時間早く届くことが便利なのか?
カメラの画素数が今よりよくなることが便利なのか?
車の燃費が今より10%改善することが便利なのか?


進歩=コツコツ型の積み上げ方の改善作業を日本人はとても得意としています。

これまで与えられた問題にコツコツ準備して、できるようにしていくというプロセスを通ってきているからだと思っています。
ただかなりの領域で進歩の行き止まりが見えてきているということです。


そのため、僕たちに必要な視点というのは、イノベーションなんだということです。
成熟して、ある意味、行き止まりにぶつかったときにはとても停滞感を感じます。

この停滞感を打ち破るのがイノベーションです。
自分自体のベースとなる価値観=何を良いと思っているのかが変わることで、イノベーションのきっかけになります。

イノベーションを起こすには、自分の価値観を変えること

ガイアの夜明けで、グッドウィルの創業者の折口さんが出ていました。

グッドウィル自体とてつもないベンチャーだったわけですが、倒産し、
折口さんは現在アメリカを中心とし投資家となっていました。


その中で、「1つの人生の中で、複数の役割をやってみるということもよいかもしれません」ということを仰っていました。

これも自分の価値観に気が付くとてもよい機会なのだと思います。価値観を固定させてはいけないのだと。

マクロ的な変化が日本で間違いなく起きます。人口減少、外国人の増加、空き家問題、AI、仮想通貨など。
日本全体で、何が良いものなのか?という価値観が変わっていきます。このようなタイミングは価値観が変わるわけなので、とてもチャンスなわけです。


問題を解決するために、新しい何かが登場すると、必ずそのことに伴う問題が起きて、
またその問題を解決するために、新しい何かが登場するということをずっと繰り返しています。
そのため、問題がなくなることはありません。

ということで、新しい変化に伴うこと問題が必ず生じるわけです。チャンスと捉えていきましょう。

参考:ダイヤモンド特集総予測2018内の楠木建さんのインタビューを少し参考にさせていただいています。

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プロフィール

伊藤 健太

伊藤 健太

株式会社ウェイビー代表取締役社長
慶應義塾大学卒業後、23歳病気をきっかけに小学校親友4名、資本金5万円で起業。
約1年間全く売上がない中、起業支援業務をスタートさせ、7年間で、年間3,000件を超える起業に関わるようになる。

・日本最大規模の起業イベントに成長、累積4,000人以上が参加している「TERACOYA」主宰
・起業支援のポータルサイト「助っ人」運営
・0から1億円を創る商売人コミュニティー「チャレンジャーズ」主宰

2016年に士業向けのオウンドメディア「スケダチ」を他社に売却し、2017年には、グループ会社1社を他社に売却。

また、2016年よりベンチャー投資にも力を入れており、4社の投資を実行。


2016年には世界経済フォーラムのU33の若手リーダーとして選抜される。
元LINE社長の森川亮氏推薦の「起業家のためのマーケティングバイブル」と
「成功する起業家はこう考える」など著書5冊を出版、NHK、CCTV、日経新聞、夕刊フジ、日刊工業新聞などメディア出演も多数。

京都大学、福岡大学、商工会、経営者団体など年間200回以上の講演もこなす。


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