三河主門

ドコモとトヨタの予見にみる新たな「スペース・ウォーズ」(あすへのヒント)

ポイント(この記事は2分で読み終わります)
  1. カーシェア時代の車の使い方
  2. トヨタの新しいEV車

提供:トヨタ自動車
 

NTTドコモが新年早々、興味深い調査を発表した。9日にプレスリリースで配信した「カーシェア時代におけるクルマの使い方”意識調査」だ。

カーシェアリングは、レンタカーに慣れ親しんだ日本人にとって、最も利用するのに抵抗が薄いシェアリング・サービスの代表格だろう。ちょっとした移動やモノの運搬で、自転車やバイクでは簡単に対応できない場合、15分刻みで利用できるカーシェアは大いに助かるサービスだ。ドコモはカーシェア事業者やレンタカー事業者、そして個人所有車の中から、用途や場所、利用日にあわせて好きな車を選んで利用できるサービス「dカーシェア」を始めており、その関連で調査を実施したのだろう。

 この調査が面白いのは「カーシェアを移動以外の目的で使いたいか」について尋ねている点だ。回答した約400人のうち、移動以外に「積極的に利用したい」との回答が6.5%、「機会があれば利用したい」が34.8%にのぼったという。4割以上の人が移動以外に利用したいとの意向を持っていることになる。

そして、移動以外での「実際の用途」についても聞いており、回答が多種多様で興味深い。1位は「仮眠」(64%)。2位以下は「友人・家族との電話」(40%)、「仕事上の電話」(38%)、「避暑/避寒」(34%)などとなっている。「荷物置き・コインロッカーの代わり」「雨宿り」「(赤ちゃんの)夜泣きの避難場所」などの回答もあって、実にさまざまな使われ方をしていることが分かる。
いろいろと便利なスペースを提供するサービスは日本でも増えてきたが、まだまだ「ちょっとした空間」を自由に使いたいという需要は大いにあるということだろう。

こちらも合わせてお読みください
編集後記―シェアリングエコノミーが実現する新しい未来のカタチ

続きを読むには会員登録(無料)が必要です

お名前

メールアドレス

パスワード

利用規約

記事にコメントしたり、専門家に質問しよう

コメント数:0

ダウンロードコンテンツ

関連記事

著者プロフィール

三河主門

2017年5月に日本経済新聞社を退社して独立。各種新聞・雑誌・ウェブメディアに記事を執筆しながら、フリーランスの編集者、メディア・リレーションのコンサルティングとしても活動している。17年11月に「Mikawa&Co.合同会社」を設立、中小企業・スタートアップベンチャーのためのPR(広報)コンサルティング、セミナーなどを手掛けるほか、教育関連コンテンツの製作も開始した。 日経記者時代は主に企業取材を担当。産業部(現・企業報道部)記者として長い経験がある。2007~10年にバンコク支局長として駐在した経験と人脈を生かし、タイのビジネス・社会・文化を研究・紹介する活動に長く携わる。