100年ライフ、これからの高齢者の働き方を考える(あすへのヒント)

更新日:2018.01.12

  昨年末の12月28日~30日に東京で開かれた音楽祭「天才万博」。お笑いタレントのほか絵本作家として、また個人の働き方でもさまざまな話題を振りまいたキングコングの西野亮廣氏らが主催したイベントだ。コンセプト自体も新しいが、それ以外にも注目点が多い。なかでも、受付や誘導スタッフとして活躍するアルバイトの募集条件を70歳以上に設定したことは特筆ものだった。

 「スタッフはお婆ちゃんです」――。西野氏の著書「革命のファンファーレ」(幻冬舎刊)によると、こんな看板を掲げることで、イベント来場者への対応に少しばかり手間取っても、クレームが起こりにくく、来場客から「手伝いますよ」という言葉がかかることも多くなる目算があるという。

 これからは、このような新しい高齢者の活躍の場が増えてくるだろう。

 内閣府によると、65歳以上の高齢者人口は、「団塊の世代」が65歳以上となった2015年に3387万人となり、「団塊の世代」が75歳以上となる2025年には3677万人に達すると見込まれている。すでに4人に1人が高齢者で、今後もその数は増えていく。

 2016年末に刊行されて「人生100年時代」の到来を告げた「LIFE SHIFT(ライフシフト)」(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著、東洋経済新報社刊)によると、2007年に日本で生まれた子どもの半数は「107歳より長く生きる」と予想されている。いよいよ人生が100年続くことが当たり前の時代がやってこようとしている。

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プロフィール

林聖人

林聖人

ライター。日本の大学在籍時の2008年にアメリカへ留学。卒業後8年間、商社に勤務し、輸入品の国内流通事業に従事。日本全体の働き方改革を進めるために、ライターに転身。2017年12月から、日本最大の起業・開業・独立者向けポータルサイト「助っ人」(www.suke10.com)の編集チームで、主に「時短」をテーマとしたコラムを担当している。


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