有料駐車場~コインパーキングを開業する!~

ポイント
  1. 空いている土地をうまく活用しよう!
  2. コインパーキングを始める前に考える事や、始め方について
  3. 始め方と、開業費用について

目次 [非表示]

皆さんは、土地活用と言う言葉を聞いたことがありませんか?例えば、余っている土地を所有している方が、その土地を活用して、新しい形態に生まれ変わらせる事が一般的に言う土地活用です。

皆さんも、少し考えてみて下さい!
ずっと、何もなかった「ただの空き地」がある日突然、コインパーキングになっていた!なんて事、実際にありませんでしたか?

また、その他にも、大きな空き地が、大手の不動産等によってアパートやマンション等が建設され、その地域の住人が増えるような事もあるでしょう。これらも、立派な土地活用の1つでもあります。

空いている土地をうまく活用しよう!

空いている(余っている)土地と言うのは、管理しておかなければ、ただの空き地ですし、雑草等が生えたりして、管理するにも手間がかかります。木があるような空き地であれば、その土地のお隣さんや、周辺の事等も考え、定期的に剪定しに行ったり、業者に頼めばその分余計な費用がかかる事でしょう。

また、何も建物が建っていない空き地であっても、その土地を所有しているオーナーさんは、活用する方法がないにも関わらず、その土地を財産として所有していると言うだけで、毎年固定資産税を支払わなければなりません。かと言って、売ってもあまりお金にならないと言う理由から、売るのを諦めて放置してしまわれている空き地と言うのは沢山あります。

これらの余った土地を、活用させる方法の1つとして、上げられるのが、今回の記事で取り上げさせて頂く「コインパーキングの経営」です。コインパーキングと言うのは、不特定多数の方が停める事ができ、停める対価として、駐車料金と言うお金を報酬として貰う事ができますから、固定資産税を支払ったとしても、場合によっては大きな副収入となる可能性を秘めております。

そんな余った土地を活用しない手はありませんから、是非、この記事を読んで参考になられた方は、余った土地を活用してコインパーキングの経営を始めてみてはいかがでしょうか!?

では、ここから、コインパーキングの経営を始めるに当って、許可は必要であるかどうか?や、かかる費用面等についても、様々な観点から解説をさせて頂きたいと思います!

コインパーキングを始める前に考える事や、始め方について

まず始めに、コインパーキングを始める前に、どのような形態で始められるかについて、考えておく必要があります。例えば、近年よくあるアパートの賃貸業ですが、余った土地に建設業者等が売り込みをかけ、その土地を活用してアパート経営をしませんか?と言う事で、実際にアパートのオーナーになられる方がいます。

この場合の多くは、土地は元からオーナーの物であり、その建設業者がアパートを建てます。建物にかかったお金のローンは、月々、入居されている方から貰う賃貸料から支払い、管理費等を建設業者に一定量支払ったりする等して、土地を活用する方法です。

これと同様に、コインパーキングでも、コインパーキング業を元々事業として展開している会社が、余った土地をコインパーキングにする為の工事や、必要な設備等を投資し、ロイヤリティーや、毎月かかる金額をローン等にして返済し、余った駐車場の料金報酬をオーナーが受け取ると言う方法もありますし、土地の所有者自身が、企業等には頼らず、個人にて初期投資を行い、コインパーキング業の経営を開始される方もいらっしゃいます。

まずは、個人的に行うのか?業者と連携した形態を取るのか?について、考えてから、どちらの形態で開始するのかについて検討をしましょう!

始め方と、開業費用について

次に、どのような形態で始めるかが決まったら、実際にコインパーキングを経営する為に動き始めます。

コインパーキング事業者と契約する

始め方については、業者と連携を取る場合の一例を上げておくと、契約をしてから、工事の着工に取り掛かりますが、その範囲によって工事期間には違いがあるものの、大体の場合ですと、1週間~10日程で、工事は終わると予想しておくと良いでしょう。

また、コインパーキング事業者であれば、その土地がある場所の需要がどの程度あるかどうかについても、細かく調査してもらう事ができますから、ある程度安心した形で運営の開始が出来るのではないでしょうか。

また、初期投資にかかる費用が用意できないと言う場合にも、企業によっては実際に運営が始まってからローンを返済すると言う形も取れる場合がありますので、確認してみて下さい。また、場合によっては、初期費用の資金を求めない(初期費用0円)と言うコインパーキング事業を行う会社も少なくありません。

このような企業の場合ですと、コインパーキングを利用された方が支払った料金を徴収し、その代わりに、その土地を借りていると言う事で、オーナー様に賃料を払うと言うシステムの所が多いようです。

この場合は、様々な苦情や、メンテナンスにも十分に対応してくれる為、ある意味放おっておくだけで、賃料が入ってき、そこから固定資産税を支払って余った金額が副収入になる!なんて事もザラではないと思います。

現在では、多くのコインパーキング事業を展開している会社が、後者の方法を取って契約をしている事が多いようですが、様々な形態は企業ごとで違いますから、まずは問い合わせをする事から始めてみて下さい。

個人でコインパーキング経営を開始する

個人の場合ですと、他社が介入しない分、自由度としては高くなります。こちらも、一例を上げておきますが、大体8台分のコインパーキングを作るのに、必要な工事費や、精算機、ロック板等の代金を含めると、250万円程度の費用がかかったとされております。

もし、土地が近場なのであれば、管理するのも楽ですし、レシートの交換や、集金等も大体週に一度程度、現地で交換する程度であり、5分もかからないと思われます。

どちらの形態を取るかは、オーナー様の考え方次第ではありますが、是非検討してみて下さい。

コインパーキングを始めるのに許認可っているの?

次に、許認可等が必要かどうかについて、解説しておきたいと思います。

例えば、月極で契約するような駐車場ですと、誰が普段利用しているのかが、一目瞭然ですから必要ないのですが、実はコインパーキングを始めるには、不特定多数の方が利用されると言う理由から、許認可の種類の中で「届出」を出さなければなりません。

届出先

この届出を提出する先については、そのコインパーキングにしようと思う場所が特定の条件に該当する場合において、要件を満たした状態で市区町村への届出を行う事になります。

これは、各市区町村によって違いがある可能性がある為、必ず事前に詳細を確認しておきましょう!

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