起業家こそ、働き方改革をうまくイノベーションにつなげよう

ポイント
  1. イーロンマスクから学ぶ働き方とは

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「長時間労働の慣行を断ち切ります。ワークライフバランスを確保し、誰もが働きやすい環境を整えていきます。」と安倍首相は宣言したわけですが、一律での残業規制など、国は良いとこ取りの施策ばかりです。何かを得ようと思ったら、何かが失われるわけです。

その中で、資本主義であるのであれば、成長を考えることはとても大切ですし、何よりも働き方の選択肢の多さが誰もが働きやすい環境そのものなのではないでしょうか?起業家の支援を国としてもとても力を入れています。イノベーションを起こすために躍起になっています。世界中が注目する起業家であるイーロンマスクはこのように言っています。

起業家・イーロンマスクの言葉から学ぶこと

「起業家は粘り強く、毎週80~100時間、地獄のように働くべきです。これは成功確率を上げるために必要なことです。」

これは本気でやっている起業家なら誰しもがわかることなのではないでしょうか?新しいものを生み出す、商売を軌道に乗せることがどれだけ難しいことか。でも、良い起業家であればあるほど、働くことを義務的には捉えておらず、生きることそのものであり、ワクワクして毎日を過ごしています。そのような起業の世界にあっても、一律に保守的な働き方改革が行われてしまうと、イノベーションが起きにくくなってしまうわけです。稼げる起業家も全然育ちません。

僕は、保守的な働き方の改革(特に残業の扱いなど)について反対ではありません。選択肢の話をしているのと、人の中には猛烈に働きたい人もいるということなのです。無意味な生産性の低い長時間労働は不要です。また多くのサラリーマンにとっては、または、今の大企業を中心とする構造の中では長時間労働は不要でしょう。この部分はなくすべきだと思います。

ただ、起業の世界にあっては、目指しているものが、大企業のサラリーマンとは決定的に違うんだということを理解する必要があると思います。(サラリーマンが悪いという意味ではありません)起業家だけでなく、起業を志してベンチャーで働いている人、自己成長のためにゴリゴリ働き圧倒的な成長をしたいと思っている人然りです。このような人達の働く権利を奪わないでほしいものです。

さて、保守でなく良い意味でも働き方が変わっていきます。それはリモートや副業です。今では全然能力を発揮できないで、ある意味宝の持ち腐れ的な時間を過ごしているビジネスパーソンは多数いると思います。安定収入がほしい、でも、少しは挑戦してみたいとか、ダイレクトに社会問題に挑みたい、自分の力がどれくらいのものなか試してみたい、少しベンチャー企業で働いてみたいなどという想いを持っている人はとても多くいると思います。このような人々の力を起業家はうまく活用すべきです。

リソースが圧倒的に少ない起業家であればあるほど、どうやったら余っている、最適化されていないリソースを手に入れることができるかを考えるべきです。僕も副業・複業的な形で本業を持ちつつ、会社を、プロジェクトを手伝っていただいている方が、10名以上います。この方々は本当に僕たちの会社にはない知見を多数持っていて、会社やプロジェクトにもはや欠かせない存在となっています。(プロジェクトの関与をきっかけに、自分でも十分食べていけると確信されて、タイミングで、サラリーマンを辞めて、独立する方も多くいます。)

僕たちは、この協力してくださっている方々に報酬をお支払をしています。多い方で年間200万円近くです。副収入としてはとても大きい金額だと思っています。本当に色々な前提が変わる中で、起業家として、目的達成に向けて、世の中のリソースを最適に活用していくことを考えましょう。

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