ルーティン思考は死思考であり、イノベーションは生まれない

ポイント
  1. アクションを起こそう
  2. 市場を知ろう
  3. 異業種の人にアドバイスをもらう

目次 [非表示]

市場構造を読み解くためには、未来を予測することが求められます。未来といっても、未来が全てみえる人なんていないわけです。ここでは、見える未来と見えない未来があるということです。

自分の業界はもちろん、国、政治、地域、技術、国民の考え方、人口、社会インフラなどいろいろな見方で未来がどうなるのか?ということを考えるべきです。最初から未来が見えるなんてことはないと思います。そのため、各業界などで信頼されている論客などの意見を大量にインプットし、共通点などを見ることができるようになることが最初のポイントかと思います。何もしないということはあってはいけないと思います。

アクションを起こそう

色々な方法(本、ネット媒体、人に会う、セミナーに参加するなど)を徹底活用して、情報を得ることを考えてください。また、他国に行ってみるということも大切です。日本よりも技術的に進んでいる国や地域はたくさんあります。ある意味、そこは近未来の日本と言えるかもしれません。実際に自ら足を運んでみて、体験してみるということも大切でしょう。

何かを座して待つなんていうことはダメです、さぁ、アクションをしましょう。社会構造の変わり目などは、ニーズや課題が新しく生まれるタイミングなので、この機会を掴むことが起業家にとってとても大切なわけです。この話に関連して、日本のとある分野におけるトップの職人のお客さんがいます。その人と話をしていて強烈に感じたことが「圧倒的なこだわり」でした。

何故、これが良いもので、これは良くないものなのか、絶対にこっちのほうがよい、何故なら〇〇という話を楽しそうに延々してくださるわけです。そのような熱のこもったお話を聞いていると、僕自身とても楽しく、聞き入ってしまいます。その反面、ご本人の悩みでもあり、僕も課題だなと思ったことがあります。

それは、市場がとてもニッチであり、その市場自体が一層先細っているということです。今までのこだわりを大切にすることによって、手がとてもかかり、価格は高騰していき、一般大衆の買うことのできない価格にどんどんなってしまいます。結果、市場が一層縮小していくという悪循環に入っていると。

こちらも合わせてお読みください
アクションを起こすことで見えてくるお客さんが本当に求めていること

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著者プロフィール

伊藤 健太

伊藤 健太

1986年生まれ、横浜出身、慶應義塾大学法学部卒業。

23歳の時、病気をきっかけに、小学校親友4名、資本金5万円で株式会社ウェイビーを創業。

10年間で10,000人を超える経営者、起業家の「組織づくり」「売上アップ」に携わる。

社長がいなくても回る強い組織、仕組みをつくる「01組織クラウド

小さな会社、個人事業主のビジネス成長を実現する「01クラウド

の01シリーズを展開中。

2016年10月より、世界経済フォーラム(ダボス会議)の日本代表選抜
2018年9月より、徳島大学客員教授就任
2020年4月より、iU 情報経営イノベーション専門職大学客員教授就任

「行動の品質」「自分の力で稼ぐ力を身につける本」など著書7冊。
日経新聞、エコノミスト、NHKなどメディア掲載も多数。