人から選ばれるために必要なこととは?意外にできない簡単なことを当たり前に行うこと!

ポイント
  1. 1年目の成功から一気に店舗拡大!初めて知った黒字倒産の恐怖!!
  2. 何よりも圧倒的に自分が楽しむこと!その姿に従業員はついてきてくれる

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何よりも圧倒的に自分が楽しむこと!その姿に従業員はついてきてくれる

伊藤)でもそれもネガティブな結果じゃないよね?ビジネスモデルの欠陥とかではあまりないじゃない。そういうのじゃなくて、本当にやばいと思ったことか、失敗とかってなんかある?

澤田)包み隠さず話すと、創業は僕一人でやったんですけど、すぐに僕一人だけでは運営していけないことに気づいて、仲のいい地元の友達に手伝ってもらうことにしたんです。

そいつが取引先に対して、詐欺まがいな行為を働いたことがあって…

会社としての辛さというより、信じていた人に裏切られるというのは精神的に辛かったです。なんで独立なんかして自分は頑張ってるんだろうなって気持ちにもなりましたし…。

最終的に取引先は許してはくれたんですけど、それはみなさんの器の大きさに助けられただけの話であって、あの時はかなり辛くて、会社員に戻ろうかなって一瞬考えたくらいでしたね。

あとは従業員が何人か疾走したりしたこともありましたね…

伊藤)創業時ってそういうの本当に多いんだよね…うちの会社でもそういうのあったもん。そこはどうやって乗り切ったの?

澤田)僕は最初、従業員に迎合しようとしちゃったんですよね。うちくらいの小さい会社でも働いてもらわないと運営できないので。

でも、3年目くらいでそれをやめました。最近も今年の1月に入社した新入社員が、あまりにも仕事が厳しいという理由で、2ヶ月で辞めたんですよ。

昔だったら「2ヶ月で辞めるってよっぽど厳しい会社だったんだな…申し訳なかったな…」と思っていたんですけど、今は「うちの会社には合わなかっただけか!」と思うようになりました。

伊藤)本当そうだよ。極論だけど、合う・合わないの話だからさ。仕事内容だけじゃなくて、人間関係とかの合う、合わないもあるからそこはすごい難しい話だよ。

澤田)3年目から人を増やしたので、かなり悩んだ時期もありましたが、そう思うようになってからは気が楽になりましたね。

伊藤)逆に4年間で一番何が良かったんだと思う?

澤田)圧倒的に僕が一番楽しいんでることですかね。組織をそろそろ考えなきゃいけない時期になってくると、よく「会社は社長のものじゃない」とか言うじゃないですか。

けど、うちに限っては、会社は僕のもので僕が楽しいことを実現する場所だと思っていて。僕が仕事やだなって顔をしているとダイレクトに社員にその顔が見られるんですよ。

そんな会社って未来が見えないじゃないですか?僕は、一番遅くまで会社に残って働いてますけど、別にそれはやらされているわけでもなければ、嫌なことでもないんです。

従業員はそんな姿を見て、僕についてきてくれてるのかなと感じています。

これだけは間違い無く良かったなって思っているのは、お金が儲かる、儲からないで考えずに自分が本当に楽しいと思うことだけをやってきたことです。そこはブレずにやっていて良かったなって思いますね。

伊藤)今後どういう会社にしていきたい?自分はどんな存在になっていたい?

澤田)会社としては、「上場を目指す!」とかっていう目標は無いんですけど。「正しい日本を世界へ発信できる会社」でありたいと思っています。

国内では知名度あげなくてもいいんですけど、海外の人が日本で何かをしたいって時に声をかけられる存在でありたいなって思います。

僕自身がしっかりと日本を理解した上で、海外に日本を発進したいなと思っています!!

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著者プロフィール

伊藤 健太

伊藤 健太

1986年生まれ、横浜出身、慶應義塾大学法学部卒業。

23歳の時、病気をきっかけに、小学校親友4名、資本金5万円で株式会社ウェイビーを創業。

10年間で10,000人を超える経営者、起業家の「組織づくり」「売上アップ」に携わる。

社長がいなくても回る強い組織、仕組みをつくる「01組織クラウド

小さな会社、個人事業主のビジネス成長を実現する「01クラウド

の01シリーズを展開中。

2016年10月より、世界経済フォーラム(ダボス会議)の日本代表選抜
2018年9月より、徳島大学客員教授就任
2020年4月より、iU 情報経営イノベーション専門職大学客員教授就任

「行動の品質」「自分の力で稼ぐ力を身につける本」など著書7冊。
日経新聞、エコノミスト、NHKなどメディア掲載も多数。

澤田修司

澤田修司

株式会社 シェンゲン 代表取締役社長 大学卒業後、大手広告代理店に就職。その後24才で独立し、株式会社 シェンゲンを設立。 現在5期目を迎える。開業当初はゲストハウス事業を手がけて、数千万規模の投資を行う。 その後アート事業も手がけて・お子さんの出産をきっかけに保育園業も行うまでになる。 日本文化の発信などにより、日本を良くしたいという思いの元に活動をしている。