「今までにないような、就労支援施設のモデル事業を作りたい」 一般社団法人アプローズ 光枝茉莉子さんインタビュー

更新日:2017.02.23

起業を応援するメディア『助っ人for woman』では、これから様々な業種の女性起業家の方々をインタビューして参ります。
記念すべき第1回目は、美しく気品のある雰囲気と柔らかな笑顔が印象的な一般社団法人アプローズの代表理事 光枝茉莉子(みつえだ まりこ)さんです。

障害のある方々が本格的なフラワーアレンジメントを学びながら働く場所、アプローズ南青山。昨年4月にオープンしたこの施設の運営をするのが、光枝さんが代表を務める一般社団法人アプローズです。

元々は東京都の職員だったという光枝さん。行政課の立場から数々の就労継続支援施設をまわるなかで、起業を決意されたきっかけや、これからのこと、光枝さんご自身のプライベートなお話など、前編・後編に分けてたっぷりとお伝えします。

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公務員一家で育ったという光枝さん。そんな環境もあり、大学時代の就職活動では民間企業は一切受けず、都庁のみを受験し就職。

「両親と、兄も公務員なんです。小さい頃から公務員はいいよ〜みたいな環境で育ってきたので、民間という選択肢が全くありませんでした。何となしに都庁に入ってしまった部分もあり、ぼんやりと一生続けるのかな、でもこれでいいのかな、みたいな考えはどこかにずっとありましたね。
公務員の仕事は4、5年毎に異動があるので、異動の度にそれまで積み上げてきた知識が無駄になってしまうような気がして・・このままこの仕事を続けていても、何かのプロフェッショナルになるのは難しいのではないか。どうせやるのであれば、何か一つのことをとことん突き詰める仕事の方が自分には合っているのではないか、と思い始めたのが25歳くらいでした。それで、30歳までには何かしたいなと。」

30歳という区切りを何となく意識しつつも、その後すぐに仕事が忙しくなり、激務に追われる日々が続く。
「公務員って定時で上がってアフターファイブを楽しむ、みたいなイメージを持たれている方が多いかと思うのですが、当時私のいた部署が結構忙しいところで。明け方まで仕事をして、家にはシャワーを浴びに帰るだけ。ほとんど職場に泊まり込みっていう生活が続いて、生きるので精一杯になってしまって(笑)起業のことなんてすっかり忘れていました。とにかく忙殺される日々で、何かを考える余裕が全くなかったんですね。結婚は26歳の頃にしていたので、それもありもう少しゆっくりとした生活がしたいなと思い、部署を異動させてもらいました。」

これまでの仕事から一転、負担のない部署に移してもらったものの・・

「庶務課みたいなところに異動させてもらって、社内の備品、電球とかを手配したりしていました。本当にショムニのイメージです(笑)
確かに生活は楽にはなったんですけど、やっぱり何となく物足りない感じがして・・心の中にぽっかりと穴が開いたような気持ちになりました。公務員に限らずですが、女性でも自分の体力の限界までバリバリ働けば出世が出来るけど、そうでないとなかなか難しい部分もあったり。そこで少し休憩時間を頂いたというか、自分の時間が沢山持てるようになったので改めて考えてみたんです。その時がちょうど29歳だったので、30歳まであと1年だ、起業しちゃおう!って(笑)
福祉の部署に長くいたのですが、私は福祉の仕事で悪いものってないと思ってるんです。必ず誰かの役に立つ、誰かの為になるのなら、それを軸としてずっと仕事をするのも良いのかなって思って。」

ゆっくりと自分と向き合うことで、再び起業への気持ちを取り戻した光枝さん。
後半では具体的な起業してからのこと、休日の過ごし方などについてお伝えしていきます。

後半はこちら

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