安倍昭恵首相夫人へ提言を提出! 〜『はたらく女性のためのフォーラム2015』セミナーレポート〜

更新日:2017.02.23

今回は、世界界経済フォーラム(通称ダボス会議)によって組織されるグローバルシェイパーズコミュニティ(GSC)東京ハブ(http://www.gsctokyo.com)による、「はたらく女性のためのフォーラム2015」の参加レポートをお伝えいたします。

会場には、安倍昭恵首相夫人をはじめとし、株式会社ベアーズ 専務取締役の高橋ゆき氏など各分野で活躍している女性リーダーが集結。

モデレーターを務めるのはGSC東京ハブのメンバーであるヘイロー株式会社 代表取締役社長の梅澤亮さん。

東京新宿にある会場には約150名の女性が集まり、熱気に包まれました。

開催の背景として、現在日本の女性就業者数は2,701万人おり、過去18年間で約85万人が増加。

一方、男性の就業者数は3,610万人、過去18年間で約230万人減少。

日本の男女格差は、OECD加盟国中最下位レベルで推移しており、世界経済フォーラム・ジェンダーギャップレポートによると2013年は105/136位、2014年は104/142位と先進国としては極めて低い数値となっております。
働く女性の数は増えているのにも関わらず、男女の格差は是正の兆しが見えない状況です。

そんな状況の中で、働く女性がより社会で応援されるために、女性の社会参画がより一層助長されるためにはどうしたらいいのか?

ジェンダーギャップを解決するには?そういった課題をテーマとして、今回のセミナーは開かれました。

 

“女性だから”を超えて、積極的にすべきこととは

今回のセミナーのメインイベントは、安倍昭恵首相夫人株式会社ベアーズ 専務取締役の高橋ゆき氏によるパネルディスカッション。

25歳を目前に、現在の夫である安倍晋三氏と結婚をした昭恵さん。
そこから政治家の妻としての人生をスタートさせました。

 

“政治家の妻”という枠を超え、オープンさせた居酒屋

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「決して目立たず、常に一歩下がって。政治家の夫がいてこその妻、ずっと自分のことをその枠にはめ込もうとしていました。
転機は主人が一度総理大臣を辞めたときですね、一気にどん底を味わいました。週刊誌にも嫌なことを沢山書かれ、何をどうしたらいいのか分からない。
そんな中で、私って何なんだろうと。自分のアイデンティティが分からなくなったんです。政治家、総理大臣の妻である安倍昭恵でいることに精一杯でしたが、もう少し自分らしく生きたい、安倍昭恵を出していきたいと思い、以前からやってみたいと思っていた飲食業を始めてみようと。あれこれと準備をし、2012年10月に居酒屋「UZU」をオープンさせました。
主人には半ば事後報告のような形になってしまいましたが、①「店でお酒は飲まない」②「1年経って赤字ならすぐに辞める」この2つを条件に承諾をもらって。
もちろん経営なんて初めての経験、本当に1年後赤字だったらどうしよう..とも思いましたが、次の10月でオープンから丸3年が経ちます。“居酒屋の女将に成り下がったアッキー”なんて週刊誌に書かれたこともありましたが、ここまで続けられてきたのも周りの方々のお陰。感謝しています。」

ファーストレディという立場でありながら、その枠を超え様々な活動をしている昭恵さんの姿に勇気をもらっている女性も多いのではないでしょうか。

 

そんな昭恵さんの次なる目標は?

「出身である山口県にゲストハウスを作りたいなと、今色々と動いています。
なんで私はこんなに何も出来ないんだろう、と思っていた時期もありました。専業主婦が悪いわけでは決してないですが、何があるか分からない今の時代だからこそ、自分の身は自分で守らないと!と強く感じますね。
人には役割があって、人それぞれの輝き方がある。誰かと比べる必要なんてない。女性は特に直感が男性よりも優れているので、その直感を大切にして欲しいと思っています。」

 

また、香港で働きながら2児の子育てをした経験のある高橋さんはこう話します。

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「20年前の話になるのですが、当時住んでいた香港で商社に勤めながら子育てをしていました。私の場合、メイドさんが家事や育児を手伝ってくれていたので何とか仕事と子育ての両立が出来ていましたが、1人では絶対に無理だった。家事や育児をアウトソースすることに関しては、まだまだ日本では批判も多いですが、何も全部一人で完璧やらなくていい。その為に何かを諦めなくてはいけないのなら、誰かに頼っていいと思っています。
躊躇や遠慮はいらない、どんどんやりたいことはやっちゃうのが大切。
男性よりも女性の方がずっと逞しいんですから(笑)!
苦労や試練に当たったら、私はいつも自分を成長させるチャンスだって感謝しています。そういう心の持ち方が大事。肯定的に生き抜く力というのかな、それが一番大切ですね。」

 

今を輝くお二人のパネルディスカッションは、来場した多くの女性に勇気と自信を与えてくれました。

 

女性が働くということを考えたとき、どうしても結婚や出産、子育てという壁にあたってしまうもの。一人で完璧に家事、育児、仕事全てをこなそうとすると、どこかで何かを諦めなくてはいけなくなってしまい、自分を責めてしまう女性も少なくないのではないでしょうか。
絶対に自分でないといけない事以外は、思い切ってアウトソースをしたり、誰かの力を借りる。そこで空いた時間を有効活用し、自分じゃなくてはできない事に全力で取り組む。
それは決して悪いことではなく、そうした姿勢を見せ続けることで女性が働きやすい、輝けるような社会へと変わっていくひとつのきっかけになるのではないでしょうか。

 

この日のセミナー終了後、アンケート形式による『はたらく女性が応援される社会への提言』が集められました。

今回集められた参加者の意見は、『女性活躍社会への提言』として2015年11月、首相夫人である安倍昭恵様へと提出。

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働く女性のために具体的に何が出来るのか、アクションプランへと落とし込み、女性推進法案が目的とする女性の管理職登用増加のための方策として、教育プログラムの制度化を提案いたしました。

女性管理職(取締役等)を増加させることで、企業・組織へ女性視点でのマネジメントを導入し、女性職員のワークライフバランスやキャリア形成への理解が深まることが期待され、働く女性を取り巻く環境の改善に向けた良好な循環を生み出すことが本提案の狙いです。

 

2020年までに50名の女子学生をエンカレッジし、企業・組織の意思決定層を担っていく女性人材を輩出、女性視点でのキャリア形成を重視した組織内の人材マネジメントを実現することを目標としています。

 

次々と新たな試みに挑戦していくグローバルシェーパーズコミュニティ 東京ハブ、今後の活躍から目が離せません。

また女性起業についての制度、特徴、ポイントをうまくまとめてみました、まとめ記事もご覧ください。
女性起業に役立つ記事のまとめ。

 

提言内容の詳細はこちら⇨http://www.slideshare.net/umemac/ss-55921715

動画はこちら⇨https://www.youtube.com/watch?v=JUioZN0T21w

 

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