大手からITベンチャー設立した私の道【第3回】起業した会社を存続させるためには

ポイント
  1. 起業することがゴールでは無い
  2. ベンチャー企業の生存率は5年間で15%、生き残るためには現実的に収益をあげることを重点に置くこと
  3. いかにお客様のニーズに適応して画一したシステムを構成するかが大事。

起業がゴールではない

起業することは簡単にできますが、会社を存続させることには相当な努力が必要となります。

私達は、行政や大企業が取り組みにくい社会的な課題に対して、ITを活用して柔軟に解決するイノベーションベンチャーでありたいと考えています。そして、私達のようなベンチャー企業が増えれば、社会の進歩発展につながると信じています。そのためにも、会社が発展し続ける必要があるのです。

一般的に、ベンチャー企業の生存率は諸説ありますが5年間で15%と言われています。だからこそ、最初に考えるべきことは、サービスの新規性や独創性を追求することではなく、現実的に収益を上げていく事に重点をおく必要があるのです。そのため、継続的な収益予測ができない一過性のブームにのったサービスや、市場が見えない新規性の高いサービスだけで勝負するような起業の仕方は避けることにしました。

現実的に収益を上げるには

私達は、起業に際して収益の見込める度合いでサービスを分類し、全体バランスを考えて事業を組み立てました。事業は大きく3つで構成しています。

1、ITを活用した起業家育成
先進性も社会性もあるが、一定の収益が得られるまでに時間がかかる事業

2、ITシステムの受託開発、運用アウトソーシング
自分たちの経験をいかして確実に収益が見込める事業

3、新規事業創出コンサル
継続的な収益という観点から考えると1にも2にもなりえる事業

まず「1、ITを活用した起業家育成」ですが、この事業は新規性があり、日本においてこのビジネスモデルで事業をしている株式会社は数少ないです。新規性がある反面、サービスを普及させるためには時間が必要ですので、3つの事業の中で最も小さい収益となっています。

一方「2、ITシステムの受託開発、運用アウトソーシング」は、メンバー全員の前職がSIerだったという事もあり、営業や開発など今までの経験をいかすことができるため、売上を計算できる事業となっています。

「1、ITを活用した起業家育成」は収益面では小さいものの、日本の将来と社会性を見据えてベンチャー企業として成長させていくべき事業だと考えています。

この様に、成長させるべき事業の収益状況を見据えて、他の事業で不足分を補うことで全体のバランスをとる事が非常に重要だと思います。具体的には、何か一つのサービスや手法にこだわる事はせずに、お客様のニーズにあった最適なシステムを受託開発して、確実に収益基盤を構築することを優先しているのです。

「3、新規事業創出コンサル」については、また別の機会に述べることにします。

起業したからには、今後も会社を存続させるために、様々な努力と工夫をやり続ける必要があると思います。会社の拡大と共に、きっと自分自身も成長していけるのでしょうね。それも、楽しみだったりします。

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