大手からITベンチャー設立した私の道【第5回】遊びの要素を取り入れる

更新日:2017.02.22

遊びの要素を仕事に取り入れる

ベンチャー企業で働いていると、いい意味で仕事と遊びの境界線が無くなります。むしろ、意識的にこの境目を無くした方が、発想が柔軟になり面白いアイデアが創出されると感じています。よって、私達は社内でも遊びの要素を仕事に取り入れることを推進したり、自社だけでなく他社や大学、地方自治体などと垣根を超えたコラボレーションも積極的に実施しております。

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村を元気にする!

今回は、こうした自社以外のリソースから生まれたオープンイノベーションによる取り組み事例をご紹介します。

東京都の西側で山梨県との県境に檜原村(ひのはらむら)という村があります。東京都とは思えない自然豊かな地域で、林業が主な産業となっています。この檜原村とご縁があり、行政・民間企業が参加する地域活性の集いにお声がけをいただき、村の行政や地元企業の方々と山奥のお屋敷で一泊寝泊りし、議論を行いました。

お誘いを受けた時は、正直そこからすぐに案件化する感じはしませんでしたが、ITを用いた力を必要としている人達がいてくれているなら空振りでも協力してみようと、即参加を決めました。このように即決し、新しい可能性を探ることができるのもベンチャー企業の魅力の一つだと思います。

都会を離れた自然環境で一泊しながら異業種の方々との交流ができるのは楽しそうだなという気持ちもありましたし、何か新しい世界が待っているというワクワクする予感がしたのも事実です。私は、新しい何かをはじめる際には、こうした気持ちが非常に重要だと考えています。自分が楽しめないことは、仲間もお客様もワクワクしないからです。

当日は、「村を元気にする」という大きなテーマのもと、檜原村の魅力と産業をどう活用していくかについて、檜を使った家具の製造と販売、マンションのリノベーションにおける檜の活用など、様々な意見で議論が進みました。私達からは、買い物弱者救済や、IoTで檜の栽培を管理するソリューションを提案しました。

30人ほどの参加者は異なる立場・多様な業界出身の方々だったので、意見を交換することで私達も新しい発見や知識を得ることができました。また、自然の中の旧家を改築したお屋敷という非日常の空間で、美味しい地元料理でお腹も満たされると、リラックスしながらも普段以上に真剣な議論ができ、価値あるアイデアもたくさん生まれてきました。その後、この合宿から半年ほどたちますが、最初に感じた私の予感は的中し、私達から提案した内容が、具体的な案件として推進していくことになりました。本当にありがたいことです。

これは、短期的な営利だけを追求して案件を判断するのではなく、一見仕事に関係がないことであっても、そこから仕事に応用しようとする柔軟な姿勢から生まれた良い事例だと思っています。

西部一英氏から学ぶ「価値ある失敗」続きはこちらへ
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