成功の確率の上がる人材紹介会社起業のススメ【第7回】登録希望者と企業をマッチングさせる際の注意点

更新日:2017.02.23

1.登録希望者への面談

今回は、登録希望者への面談について考えていきたいと思います。

 

1-1.まずは会って話しをしてみること

あなたの事業所に求職者として登録を希望する人に対しては、たとえどのようなタイプの人であっても、必ず面談して会うようにしてください。
直接会うことをお勧めするのは、あなたが求職者を見極めるという要素もありますし、求職者にあなたが信頼されるようになるということも大切であると考えるからです。

 

登録を希望する人との信頼関係が強固になれば、登録した人の人間関係からも新しい登録者となってくれる人が増える可能性も高くなるからです。

 

面談を行う場所としては、あなたの事業所の事務所で行うことがふさわしいとは思いますが、個人で開業していて自宅を事務所にしている場合では人を招くには狭いという問題が発生したりしますので、そのような場合ではターミナル駅前に必ず存在しているホテルの喫茶店を利用するのがいいのではと思います。

 

カフェであればどこでもいいと思うかもしれませんが、ホテルにある喫茶店はドリンクの値段が高いという敷居の高さが功を奏しているのか、全体的に落ち着いて話ができる雰囲気が作られています。
ですから、雑音を気にすることなく話ができるという面で普通のカフェよりはかなりメリットがあると思われます。

1-2.面談は情報収集の場

登録することになる求職者には登録用の用紙を作成して情報を整理しておくと、後になって面談するときに役に立つのではないでしょうか。面談の時には、履歴書で履歴を確認して求職する理由を本音で聞き出すように心がけてください。
この理由というのは求職者が企業に面接時に答える建前での志望動機ではなく、本人しか考えていない本当の意味でも志望動機ということです。

 

建前ではなく、本音の部分の志望動機を知っていたほうが企業に人材を紹介しようとする場合でも仕事が合うかどうかを判断するための大きな材料となってくるので、より求職者の適正に合わせた企業への紹介が可能になってくるでしょう。
志望動機の本音を求職者が話してくれるためには、あなたが信頼されていないといけませんから相手に信頼されるというのは人材紹介会社としての能力だけではなく、人間的な面でのあなたの魅力も必要になってくるかもしれません。

 

面談の際には求職者の履歴の面には十分に注意を払うようにしましょう。
あまり考えたくないことですが、学歴詐称や職歴詐称が全くないわけではありません。
あなたが面談をしている中で疑わしいと感じたのであれば、相手に疑っていると感じさせないように履歴を確認したりして情報を確認するようにしてください。

 

1-3.求職者への面接

次の段階である求職者と面接するときの場面を考えていきましょう。
人材を企業に紹介するには、紹介するあなたが求職者をよく知っておかないと自身を持って企業に紹介ができませんので、しっかりと面接で話を聞くようにしてください。

 

面接であなたが求職者にいい印象を持ってもらうことができていれば、最初の紹介が万が一不調に終わってしまったとしても、またお願いしたいと思ってもらうことができますので真摯な姿勢で行ってください。
面接で大きく印象が変わりますから、求職者は当然緊張しているでしょうが、あなたの方も緊張感を持って面接に臨んでください。

1-3-1.求職者の情報整理

求職者の履歴書(職務経歴書)には面接前にはよく目を通しておきましょう。
あなたが求職者の情報をよく理解していることが伝われば、この人材紹介会社はよく求職者のことを理解しようとしてくれていると感じられます。
また求職者に対しても関心を持っていますという意思を示すことにもなります。

1-3-2.面接時に気を付けておくこと

笑顔で相手と接していくことで、面接で緊張している求職者の気持ちをほぐすことが可能になります。

・言葉使いや態度で、こちらが紹介してやるんだというような上から目線で威圧感や不快感を与えないように十分に注意してください。

・面接が始まっていきなり仕事の話に持って行かず、求職者の緊張を解くための会話でまずは本音で話せるような環境を作るように心がけていきましょう。

・人材紹介会社での面接では求職者の気持ちが非常に大切になってきますので、求職者の気持ちを常に考えて話をするようにしましょう。

・求職者の思いを多く引き出すためにも聞き役に回って気持ちよく話せるように質問やうなづくなどで会話が続くように考えてください。

意見や価値観を求職者に押し付けないように気を付けてください。

・頭では常に目の前で話している求職者の立場になって物事を考えてください。

・履歴書や職務経歴書を見ながら、求職者の能力やキャリアへの理解をするように努めてください。

・差別に繋がりかねない事柄は絶対に聞かないように注意してください。

・あなたの会社に安心感を与えるためにも、求職者の個人情報保護には十分に配慮していることを伝えることも大切になってきます。

 

2.企業への紹介

 

次には面接を経て登録をした人材を顧客企業に紹介するときのポイントについてお話しをしていきたいと思います。

2-1.求人の内容にふさわしい人材を紹介する

この方法は企業の求人募集がすでに存在する場合です。求人内容に最適だと思われる人材を登録している中から選んでいくことになります。
ただ、顧客企業の求人内容に完璧にマッチングする人材というのはなかなか存在するわけではありません。

 

ですから、人材を選んで企業に紹介する際には、人材を紹介するあなたの手腕も問われることになります。
顧客企業の希望する内容に限りなく近い人材を紹介するような努力はしなければいけません。
ケースによっては顧客企業と交渉することも必要になってくるでしょう。
交渉ができるかどうかは、あなたと顧客企業の間に信頼関係が構築されていることが必要になってきます。

 

このような流れを継続していくことで、あなたの会社に人材を紹介してくれるよう求人を出せば、必ず何人かの候補となる人材を紹介してくれるという信頼を得ることができるようになるわけです。

 

紹介する人材へは、顧客企業の求人内容と会社案内は送っておくようにしましょう。
特に、現在会社に勤務中であり、同業種への転職を希望している場合には、同業他社への紹介には繊細な配慮が必要になってきます。

 

開業直後から、すべてがうまい具合にまわっていくわけではないでしょうが、人材紹介事業のコンサルティングを何度も経験していく中で、登録を希望する求職者と面談するだけでも相手の職歴や技能がどの程度なのか把握できるようになってくるでしょう。
顧客企業の求人内容が頭に入っておけば、その段階でこの人はあの企業の仕事に最適な人材かもしれないとマッチングのスピードが素早くできるようになりサービスが向上していくことになります。

2-2.結果は良し悪しに関わらず素早く求職者へ伝えるようにしよう

人材を紹介して顧客企業から断られた場合には、結果は素早く人材に伝えるようにしましょう。

人材を企業に紹介する時は、紹介状に採用不採用の結果をあなたの会社の担当者に伝えてもらうように一文を加えておきましょう。

 

結果を早く求職者に伝えてあげることも大切ですから、そのための方法は取っておくことが大切になります。
求職者への結果は電話、メール、文書などありますが、素早さをサービスとして売り出すのであれば、電話やメールなどすぐに相手が確認できるものを選択しましょう。

2-3.企業の面接が決まったときは、面接の準備をしよう

顧客企業が求職者と会ってみたいという返事が来た場合は、面接に備えて準備をしなくてはいけません。
面接の前には必ず求職者と面談をして、面接の心がけや企業が求めている人物などを情報提供しておくようにしましょう。

 

面接の場合の注意は、前回紹介した面接時の注意を逆にして考えていれば、問題はないと思われます。

 

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