不動産開業の取扱説明書【第9回】これからの不動産屋に求められるスキルはこれだ!

ポイント
  1. 新築だから売れるというシンプルな事だけでは売れない時代
  2. 賃貸でも壁紙を自分の落ち着く色や柄にして楽しく住みたいと思うニーズが急増中
  3. 付加価値となる資格の取得が差別化の鍵

変わりゆく不動産業界

不動産業界での新しいサービスが日に日に多くなってきています。たとえばエージェント制や民泊などはその例として挙げられるかもしれません。業界として、大きく動いてきている証拠なのかもしれません。単純に不動産業界における従来の売買、賃貸、管理、開発では利益を上げることが難しくなってきたという認識があるのかもしれません。また東日本大震災以降、入居希望者数の落ち込みも問題になっています。

それを受けてアパート・オーナーが自ら勉強・広告活動に乗り出しているのもこの流れなのかもしれません。そういった危機感が生まれるほど、空室が増えてきています。

お客様の要望に対応出来るスキル

 
これまでの不動産屋さんと言うのは、物件を預かって、お客様に紹介すると言う事だけで十分だったと言う風に思います。でも、年々、借りる又は買うと言う人よりも物件数の方が上回ってしまう傾向にあります。

【新築だから売れる】というシンプルな事だけでは売れない時代になってきたと言えます。例えばですが、最近でよくテレビでも目にされる方もいらっしゃるかもしれませんが、【新築を建てる場合に、一つの壁は自分で塗る事が出来る】や、【賃貸などでも、壁紙を選ぶ事が出来ます】などの新しいサービスが始まっています。

また、中古の家を買って、壁をぶち抜いて広くしてみたり、新しいキッチンを入れてみたり、また大幅に骨組みまでにして、原型がない程のリノベーションを行う所もあります。

新築であれば、全部任せるのではなく、新しく大金を使って長く大事に住むのですから、造る時に自分も参加していたと言う事だけでも少し嬉しく感じる事が出来ます。賃貸でも壁紙を自分で選べる方が、自分の落ち着く色や柄にして楽しく住みたいと思うのは当然だと言えます。

このように簡単に借り手や買い手が付かない時代となったと言えます。単純に物件を預かるだけではなく、借り手や買い手が付くように知恵を絞っていく時代になったと言えます。

資格を取得すること

資格を取得することでお客様への信頼を上げることが可能になります。
実用的ではない資格もあるかもしれませんが、お客様に安心してもらう資格というものも存在します。

宅建士

当たり前ですが、最も役立つ資格は宅建です。

不動産業者は、契約時にお客様に対して重要事項を説明をしなくてはいけません。
しかも、重要事項を説明出来るのは、宅建士です。

また、宅建を持っていた方が、実務上でお客さんからの評価も高くなり、仕事がしやすくなるでしょう。

FP

またその他に役に立つ資格としてはFP検定などがあげられます。FPとはファイナンシャルプランナーの事です。
お金と生活設計の専門家で、マイホーム購入の資金計画や不動産活用、税金対策などの総合的なアドバイスをすることが出来ます。

その他にも、不動産鑑定士・土地家屋調査士などありますが、重要なのは、いかにお客様に付加価値を提供出来るかというところにあります。

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