愛宕 翔太
伊藤 健太
株式会社ウェイビー 代表取締役CEO

「最高の製品をつくりたい!」~東大在学中に社会人、そしてちょっとヒモになった起業家の生き方~

ポイント(この記事は7分で読み終わります)
  1. 自分の中で大きく変えてくれる存在に出会う事
  2. 答えられるニーズには出来る限り答えつづけて走りまくってた
  3. これまでになかった最高の製品で、最高の体験を届ける。

東大からベンチャーへ。25歳までに起業する。

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株式会社ウェイビーです。よろしくお願い致します!まずは、自己紹介からお願いします。

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コデアル株式会社代表の愛宕(あたご)と申します。会社は今5期目です。事業としては、ITエンジニアの採用支援事業を行っています。完全成果報酬型で、優秀なITエンジニアの採用が可能な「コデアル」という製品を自社で開発・運営しています。

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起業に興味を持ったのはいつですか?

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最初に起業に興味もったのは大学2年の頃でした。当時は特にやりたいこともなく、地元長崎から上京し、遊びほうけていました。たまたまそんな時、大学の先輩が学生団体に参加してみないか?と僕に声をかけてくれたので、よく分からないままにとりあえず暇だしということで、参加してみることにしました。

その学生団体は、母校の大学OBと現役の学生の接点をつくるような活動をしている学生団体でした。そのため、たまたまなのですが、起業家の方に限らず、官僚の方、研究者の方、商社に勤める方、とにかく様々な仕事についていらっしゃる、多くの社会人の方々とお話しさせていただく機会に恵まれました。

そんな中、自分にとって、一緒にお酒を飲むと楽しく、この人たちに少しでも近づきたいと直感的に思ったのが起業家のOBの方々に多かったのです。また当時彼らとお話しさせていただく中で、苦労を苦労と感じさせないその快活な人柄に強い魅力を感じたのを覚えています。

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学生時代にそういう機会があるのは、いいですね。

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そこから興味が湧いたので、まず起業家の方が書いた書籍を100冊ほど読みました。その中で僕が最も興味を持った会社がソニーで、ソニーの創業者である盛田昭夫さんの存在を初めて知り、すごくカッコイイなと思いました。単なるミーハーですがw

今になって思えば、きっとこれまでなかった切り口の製品を世の中に問いかけていたその企業としての姿勢が、自分を直感的に惹きつけたのだと思います。
そこからソニーのような会社を創るにはどうしたらいいのだろう?と考えるようになりました。ソニーのような会社といった時に、やっぱり技術に強い会社を創らないといけないと考え、今の時代、21世紀のソニーを考えるのであれば、成長領域である、インターネットの領域で、技術に強い会社をやらなきゃいけないと考えました。

ただ悲しいことに、当時僕は大学3年生になっていましたが、ブラインドタッチも出来ない、タイピングも遅いという始末。。。そもそも高校生の時も家にPCはなかったし、全くPCに触れるということすらまともにない状態でした。

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そこからどう動いたのですか??

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そこで考えました。とりあえず今自分には何もないし、ソニーのような会社を創ると言っても何をどうやればいいのか皆目見当もつかない。なので、今できることをやろうと考えたのが、とりあえず技術に強そうなベンチャー起業で、起業家の方の近くで働ければ何かわかるはずだということでした。

そこで起業家の方の近くで働きたいと思い、学校に通いながら、ベンチャー企業で働かせてくださいと直談判し、働かせていただく機会を得ました。当時は今も何のスキルもありませんが、今以上に全くスキルもなく、ブラインドタッチも出来ない、タイピングも遅い単なるダメな人だったので、普通に面接してもらってもこれは落ちるなと確信していました。

なので、

1.25歳までに会社を創ることを伝える
2.営業をしつつ、開発の仕事をさせてくださいということを伝える
3.時間だけはあるので、長い時間働けることを伝える

という3つのポイントを強調して、面接の場では話をしました。たまたま面接の場に、当時の会社の代表の方が僕を面接してくださったので、採用していただくことができました。今でもその方とは映画を見に行ったり、ご飯をご一緒させていただいたりしていて、本当に感謝しています。

当時は最低限必要な授業だけに出て、週5~6日、かなりハードに働いていたと思います。25歳までに創業すると決めていたので、今の自分に何ができるか?と考えて、とりあえずすぐに行動することだけは大事にしていました。

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一度いわゆる大きな企業に入るという選択肢はなかったのでしょうか?

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当時働いていたベンチャー企業で本当に可愛がっていただいて、大学4年生の時点で、親の扶養から外れて、正社員として仕事をさせていただいていました。なので最初はそこで何年か働いて、25歳までに自分で会社起こせばいいと考えていました。面接の場で一度口にしたので、25歳までに自分で会社を起こすという約束を果たしたいと勝手に思っていました。約束と言っても、自分で勝手に言ってただけなんですけどねw

ただ、そのベンチャー企業が大きな会社に買われることになりまして。結果的には、意図せずして、一度大学を卒業してから、大きな企業で働くことになりました。そこで学んだのは、大きな会社における、稟議の基準、決済権、勤怠管理など、大きな企業ならではの仕事を回す仕組みを体感することができました。

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その後、公言されていたように24歳で起業されます。感想としてはいかがですか?

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大変お恥ずかしい限りで、この話をこのインタビューでするべきかもわからないのですが、実は僕、起業当時、ヒモのような生活をしていました。手持ちのお金が本当になくて。。。

ですので、振り返ると生きていけないという意味では失敗確率ゼロだなと。生きていけるのだから。それだけで万々歳じゃないかと。あとは右往左往しながらやっていけばいい。ここが最低ラインだぞと思っていました。

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著者プロフィール

愛宕 翔太

コデアル株式会社代表取締役社長 全国高校囲碁選手権大会 全国大会出場 大学3年の夏から旧東京大学産学連携のデータマイニング企業「リッテル」(現在は株式会社ネクストに譲渡)にジョイン。東京大学経済学部経済学科卒業。大学では新宅純二郎先生の下、MOT (技術経営) を学ぶ。卒業後、買収先の株式会社ネクスト リッテル研究所に入社。 新卒2年目で株式会社ネクスト新規事業部門にて、新規Webサービス「メンターズnet」を企画・実装(現在はサービス提供終了)。2012年にコデアル株式会社立ち上げ。コデアル株式会社代表取締役社長に就任。

伊藤 健太

伊藤 健太

株式会社ウェイビー 代表取締役CEO

中卒ながらもとても頭の良い父と、少しグレていたけど人の王道を教えてくれた母親のもと、1986年11月21日生まれ。 慶應義塾大学3年時にリクルート主催のビジネスコンテストで優勝し、23歳の時に病気をきっかけに小学校親友4名、資本金5万円で起業。 起業当初お金がなさすぎて、カードで借金生活を送る。お金がなかったため、知恵を絞った伊藤独自のマーケティング手法を多数考案。 8年間で、累計10,000件を超える起業、起業家のアクセラレーションに関わるようになり、日本屈指の起業支援の会社と言われるまでに成長。 月間20万人以上の商売人をお助けしているポータルサイト「助っ人」や全国500人以上の商売人が参加している、世界で一番お客様を喜ばす商売人輩出のアクセラレーションコミュニティー「チャレンジャーズ」を主宰。 2016年末に、世界経済フォーラム(ダボス会議)の若手リーダーとして日本代表に選抜。 全国の小中高校への出前授業や、次世代の教育の在り方を問うシンポジウムなどを開催。 最近では、地方自治体の首長からご指名をいただき、起業家の力で地方にイノベーションを起こすべく、徳島県美馬市、熊本県人吉市、三重県伊勢市、千葉県銚子市などと取組を開始。 元LINE社長の森川亮氏推薦の「起業家のためのマーケティングバイブル」など著書5冊。 NHK、日経新聞、エコノミスト、夕刊フジ、日刊工業新聞、CCTVなどメディア出演多数。