起業家に大切なのは「目線の高さ」と「人的環境」。社外取締役からみたベンチャー企業の実態とは

更新日:2017.02.22

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出版とビジネスコンテストへの着手

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まずは、ウェイビーとの関係を教えてください。

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2011年に、パートナーとのジョイントベンチャーを設立することになり、ネットで検索していたところ、ウェイビーを見つけました。まさに、「安い、早い、うまい、若い」というイメージの勢いのある会社だったので、お願いしたのがきっかけです。

法人登記が無事終わった後も関係は継続し、ひょんなことから相談を受けたのです。2011年の年末ごろでしょうか。当時のウェイビーでは、創業融資を受けるためのお手伝いをしていて。融資が受けられたら、そこから成功報酬をもらうというモデルです。

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藤村さんは元々お客さんだったのですね!

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はい。ただ、そのうちのある案件でトラブルになってしまって。その相談でした。当時「いくらかお金を渡そうと思います」と言っていたので、「本質的な解決にならないので止めなさい」とアドバイスしました。「とりあえず一緒にお会いするので連れて来なさい」、と。

そのような経緯があり、ウェイビーの伊藤くんや北見くんと付き合うようになりました。徐々に彼らの人となりも分かってきたこともあり、現在は社外取締役として一緒に仕事をしています。

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当時、どのようなアドバイスをされてましたか?

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当時、僕がしたアドバイスは大きく2つです。1つは本を出すこと。商業出版に向けた企画や持ち込み先のアドバイスをしました。結果、いくつかの書籍が形になっています。

もう1つは、ビジネスコンテストを開催すること。当時、僕の知人でビジネスコンテストを主催している会社があったこともあり、起業支援をするなら社内でやるべきだとアドバイスして、ウェイビーの「TERACOYA」などにつながっています。

当時の彼らには、「起業支援でたくさんの会社をつくる」「会社をつくりたい人を集める」というところまで見えていたのです。ただ、お客さんサイドからしてみると、結局はどこで会社をつくっても同じです。行政書士として、ちゃんと手続きするのはあたり前。

だからこそ、付加価値が必要です。そこで起業家とのつながりを構築することで、ビジネス上の出会いがあったり、廃業率を下げたりすることに結びつくという点に着目すべきである。そういった視点の部分でもアドバイスしたと思います。

そのためには、「先生」と呼ばれる立場になるのが手っ取り早い。そこで出版です。本を出せば、多くの人から「先生」と呼ばれるような立ち位置につくことができます。あとは、入り口としてのビジネスコンテストですね。その後の、「イトケン塾」も同じ流れです。

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プロフィール

助っ人編集部

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藤村 雄志

藤村 雄志

株式会社ウェイビー社外取締役



山口県生まれ。

同志社大学商学部卒業後、株式会社ベンチャーリンク入社。

その後、2004年、プロワーカーのネットワークを活用した事業開発会社、アンセム有限会社設立、取締役COOに就任。

現在、複数の有望ベンチャー企業に経営参画し、主にアーリーステージのベンチャー企業の経営企画、営業支援にて活躍。

また、同年代の起業家やビジネスマンの出会いの場の提供を目的とし多くの交流会を主宰。年間500人以上の参加実績あり。


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