学生起業した私の「今」までの道のり【第9回】資金繰りで失敗しがちな2つのこと

更新日:2017.02.23

今回私がお話をしたいのは、「資金」という点に目を向けて、資金繰りで失敗しがちなことを2つ紹介したいと思います。起業家の中には一度はぶつかった壁、と言う人も多いのではないでしょうか。どうぞ、最後までお付き合いください。

色々やりすぎてしまう

スタートアップはやっぱり一本に絞るべき。よくやってしまいがちなのは、目の前の利益を求めて、全く関係のない事業をやってしまうことです。私は、最初はとにかくキャッシュを作ること!だと思い、本業と関係のないことをいくつかやっていました。確かにキャッシュは入るし、会社の口座の見栄えも良くなりました。が、それは結局一時的なもので、そういったことに時間が割かれむしろ本業に手を付けることができなくなってしまっています。

 

最終的にはウェブサイトや名刺に、肩書や事業内容が並ぶだけで周囲から見たら「結局何が主力なんですか?」ということです。特に資金調達を考えているスタートアップは、キャッシュを稼ぐことは大事ですが、「色々やっています」というようなことを投資家にアピールしても何の良い印象にもならないことを念頭に入れておくべきです。

 

一番大事なことは、「なんの意思」をもって「何」をやっているかということ。そして、さらにはその事業にどれだけのユーザーの声が集まっていて、「その事業」でどれくらいの売り上げが立っているか、をアピールすることです。私は色々な事業に手を出して色々な肩書を並べて喜んでいた時期を振り返り、あの時がなければもっと素早く今の事業を拡大できたのにな、と後悔することがあります。もちろん赤字を垂れ流すことは不安だと思います。そういう場合は、なるべく本業に関係のあることを副業としながらキャッシュを作れば、ユーザーとも触れ合えるし、本質から反れていないのでいいかもしれないです。

どこを目指すのか、最初に定めておくこと

よく聞く「資金」の悩みに関しては、どこを目指すのかということで大きく変わってくるということです。例えば、融資を受けるべきなのか、出資を受けるべきなのか、または事業を大きくしていくためにお金が足りないっていうことだったり、です。

 

その答えは一言でいうと「どこを目指しているか」です。これは上記の「キャッシュを今稼ぐべきかそうじゃないべきか」の答えにも共通することです。つまり、どこを目指しているかによっていつどの程度キャッシュが必要か変わってくるから、先にどこを目指すか決めておく必要があるということです。

 

起業というのはITを使った開発だけではなく、町の飲食店を経営するのも、士業事務所をやるのも、開発をしてサービスを生み出すのも起業です。つまり、上場を目指す会社だけが起業ではないということです。また、上場を目指すことだけがいい企業というわけではないです。

 

結局、自分自身が起業家として何を成し遂げたいのか、ということで、例えば町のみんなに愛されるラーメン屋さんを開きたいのであれば、今後返済を少しずつしていく融資を受ければいいと思います。逆に、ラーメン屋さんで有名な日高屋さんのように「もっと日本中のみんなにうちのおいしいラーメンを食べてほしい!」というのであれば、株を分配し、資金を調達し、売り上げを短時間で上げてスケールをさせていきます。

 

このように、向かう方向性によってその時に必要な資金も変わってくるということです。このようなことに視点を向けず、とにかく出資を受ける(リスクがないから)、とにかくお金は借りておこう、という考えを持ってしまう人が多いです。結局どこへ向かうかによって、次の一歩が変わり、その先のことも大幅に変わるということを忘れないでください。

 

今回も最後まで読んでくださりありがとうございます!また次回皆様にお会いできることを楽しみにしてます。

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