衣・食・住さまざまな分野での起業~光の部分だけを見ていると商売はうまくいかない~

更新日:2017.02.28

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対談の内容

複数の起業経験を経て、現在では、フィリピンで事業を営んでいる堀越マドリさん。そんな堀越さんは、フィリピンを「可能性が眠っている地」であると語ります。では、フィリピンのどんなところに可能性があるのでしょうか。また、進出する際のポイントは。お話を伺いました。

「衣」から「住」への挑戦

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まずは、起業までの経緯について教えてください。

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20歳くらいの時にアパレルで起業しました。ずっとサーフィンをやっていたので、まずは、サーフブランドをアメリカ本土やハワイから引っ張ってきて、当時流行っていたメンズファッションやギャル系の洋服と合わせて、大阪で3店舗展開していました。ビギナーズラックと若さの勢いもあってトントン拍子に成功した感じでした。

お金の流れ、売り上げ向上ノウハウ、店舗展開など一通り経験して、衣食住の「衣」に関する経営というのはこういうものなのかと思い、次に「住」に目をつけました。

でも、不動産の世界はどうしても修行しないとできない分野だったので、当時のマネージャーにアパレル事業をすべて譲って自分は退き、不動産会社に入社しました。不動産で独立することが目標だったので、その旨きちんと社長にも了解を得て入社しました。

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不動産会社での修行はいかがでしたか?

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5年働くか、もしくは営業でトップになったら辞めるという条件だったのですが、2年目にトップになりました。ただ、2年間の修業ではあまりにも短く様々なケースに対応する力が付いていないと感じたので、そのまま修業を続け、それ以降ずっとトップの座に居つつ、4年くらいで退社して独立することになりました。

その後、2010年に起業。日本ではお客さまと一緒に土地から探して、デザイナーが図面を描き上げていくという感じの、注文建築を主な事業としてやっています。

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なぜフィリピンに来ようと思われたのですか?

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設立当時から日本でそこそこの売り上げがあげられていたので、そのままでもいいかなという感じだったのですが、3年くらいした頃には「なんかおもしろくないな」と思い始めていました。

現状としても、最近特に日本の20代が家を欲しがらなくなってきています。少子高齢化で人口も減少していくので、これから家が余っていくということは間違いないことです。そんな中で会社の売り上げを100倍にできるかというと、難しいと思うのです。それで、海外に目を向けるようになりました。

当時、僕の大親友がフィリピン人の奥さんをもらって、そちらで結婚したのでプライベートでちょこちょこ遊びに行く機会があって、「フィリピンいいなぁ」、「2013年くらいにビジネスで展開していくのもおもしろそうだな」と思っていました。

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ほかの国も検討されたのですか?

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台湾・香港・シンガポール・タイ・マレーシア・インドネシア・フィリピンの7か国を周りました。最終的にはインドネシアフィリピンで迷いました。

インドネシアは、経済発展がある程度の段階まで来ているということと、比較的治安が良かったのが魅力でした。フィリピンは、英語圏であること、キリスト教であること、親日であることが魅力でした。

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プロフィール

伊藤 健太

伊藤 健太

中卒ながらもとても頭の良い父と、少しグレていたけど人の王道を教えてくれた母親のもと、1986年11月21日生まれ。

慶應義塾大学3年時にリクルート主催のビジネスコンテストで優勝し、23歳の時に病気をきっかけに小学校親友4名、資本金5万円で起業。

起業当初お金がなさすぎて、カードで借金生活を送る。お金がなかったため、知恵を絞った伊藤独自のマーケティング手法を多数考案。

8年間で、累計10,000件を超える起業、起業家のアクセラレーションに関わるようになり、日本屈指の起業支援の会社と言われるまでに成長。

月間20万人以上の商売人をお助けしているポータルサイト「助っ人」や全国500人以上の商売人が参加している、世界で一番お客様を喜ばす商売人輩出のアクセラレーションコミュニティー「チャレンジャーズ」を主宰。

2016年末に、世界経済フォーラム(ダボス会議)の若手リーダーとして日本代表に選抜。
全国の小中高校への出前授業や、次世代の教育の在り方を問うシンポジウムなどを開催。

最近では、地方自治体の首長からご指名をいただき、起業家の力で地方にイノベーションを起こすべく、徳島県美馬市、熊本県人吉市、三重県伊勢市、千葉県銚子市などと取組を開始。


元LINE社長の森川亮氏推薦の「起業家のためのマーケティングバイブル」など著書5冊。
NHK、日経新聞、エコノミスト、夕刊フジ、日刊工業新聞、CCTVなどメディア出演多数。


堀越 マドリ

堀越 マドリ

株式会社MADORI&Co.



東京生まれ。

高校時代から海外へ飛び出し、20歳で独立を目指して帰国。

コネも伝手もない場所での成功を求めて帰国したその日に荷物を詰め込み一路大阪へ・・・。

身寄りのないまま早朝は卸売市場、昼からはパチンコ屋、そして夜はバーテンダーと我武者羅に働いて1年間で独立資金を手に入れる。

サーフ&アパレルショップで独立を果たし、3店舗を展開するも知人の会社社長に騙され22歳で巨額の負債を抱えてしまう。

負債を解消する為に事業を後進に譲り、昼夜・職種を問わず働いて負債を返済。

その後、不動産業での独立をすべく地元No1の企業に入社し在籍中は年間数千万円を稼ぎ出す営業成績1位を維持。そして独立。

国内では不動産会社を経営し、安定的な売り上げを上げ続けながらアラフォーを目の前にして単身でフィリピンに渡る。

かき氷屋からはじめた商売はジャパンクオリティの食やサービスを展開する事業や事業進出サポートを行う企業へと成長。

また、地元のストリートチルドレンが学校に通えるようにと「ストリートチルドレン復学プログラム」や地元の人々への援助も意欲的に行っている。



The future depends on what we do in the present.

「未来は、「今、我々が何を為すか」にかかっている。」



Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.

「明日死ぬと思って生きなさい。永遠に生きるかのように学びなさい。」

- Mahatma Gandhi (ガンジー) -

を座右の銘に更なる成長を目指している。


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