5人の有名起業家に聞く、起業に関する11の質問【前篇】

更新日:2017.02.23

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対談
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みなさんこんにちは。さっそくですが、セッションをはじめていきたいと思っております。まず簡単に、自己紹介をしていきたいと思っております。まず亀山さんからお願いします。

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こんにちは、DMM.comの亀山です。いろいろ最近は、引きこもりやめて世間に出ていっておりまして。ここ3、4年はじけてます。なんかいっぱいしゃべりまくってるけども。今はエロからエコまでという精神のもとに、いろんな多岐にわたってビジネスをやっております。アダルトな配信から、英会話、ドットメイクとか、最近なんかはアフリカとか太陽光とか、わけのわからない状況になっています。それは俺が考えたわけではなくて、みんな考えたやつらがやりたいというから、やらせようということばかりの最近の展開ですね。よろしくお願いします。

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ありがとうございました。続きましてはLITALICOの中俣さん、お願いします。

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はじめましてLITALICOの中俣と申します。LITALICOという会社は、主に障害のある方の支援をしている会社でして、大人の方には就労支援の事業、しっかり就職、定着していくということをサポートしたり、あとお子さんには幼児教室で学習、ソーシャルスキルのトレーニングをやっていたりします。あとはインターネットで障害のあるお子さんを持った親御さんのためのポータルサイトの運営など、そういう支援全般を中心にやらせてもらっています。私自身をTERACOYAさんのイベントになぞらえて自己紹介させてもらうと、学生時代に事業を色々やっていまして。今日もITもテーマにありますけど。私はずっと海外で、DeNAの海外支社の経営のようなのもずっとやらせていただいて。現在はLITALICOという会社の経営に関わらさせていただいています。今日はよろしくお願いします。

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ありがとうございました。続きましてはギャプライズの甲斐さんお願いします。

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みなさんこんにちは。ギャプライズの甲斐と申します。今日は大物たちに紛れて、ぶらさがって登壇させてもらっています。シミラーウェブとか、クリックテール。主にドンパチやっているイスラエルから。戦争は発明の母って言われているぐらいで、すごい技術の進歩が著しくて、イスラエルからもすごいシリコンバレーのようなスタートアップがどんどん生まれてきています。日本のマーケットにマッチするような、ウェブのマーケティングテクノロジーを日本に輸入している、日本の販売店ということでやっています。登壇されている会社さんの半数近く導入いただいています。ここにいるみなさんにも、是非使っていただきたい。このお願いはここでしっかり30%のリードを獲得して帰るというのが使命です。本日はよろしくお願いします。

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ありがとうございました。では最後になりますが、ビズリーチの南さんよろしくお願いします。

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ビズリーチの南です。資料を珍しく用意したら映らないので、自分で話します。会社がなじみの会社なので、用意してくださったみたいです。僕自身は、ビズリーチという会社を7年半ほどやっています。それ以前は全然関係ない、金融の都市銀行の仕事をしたり、モルガンスタンレーって会社にいました。前職が楽天イーグルスというプロ野球チームを10人ぐらいで作っていました。150億円使わせてくれるって言ったんで、亀山さんも150億円くれたら僕プロ野球チーム作るって言いますけれど、そんな楽しいことを28歳のときにやらせていただいて、先ほど申し上げたようにビズリーチを創業しました。会社自体はいろんなサービスを次々と作り続けてきて、主にHRですね。人事のテクノロジーと、データとテクノロジーを活用して、働き方や、企業の中の人との関わり方というものをどんどん変えられるようなサービスをこの4年間立ち上あげてきました。特に、この最近は新卒向けですとか、技術を使って求人検索ゲージを作ったり、今度は企業さんからの人事ということで、クラウド上で人事のプラットフォームをつくったり、いろんなことを楽しく取り組んでおります。組織ですけど、2人でマンションではじめたのですが、7年経って今は700人ぐらいを越える会社になってきています。週に5人、10人ぐらいから「上場しないの?」「上場しないの?」と聞かれますけれども。別に上場するために会社つくったわけではないので。とにかく、先日も50億円ぐらい資金調達しましたけど、新しい事業を作り続けることに、自分自身、仕事の面白み、醍醐味をもっているので、引き続きこの会社を通じて自己実現をしていきたいと思っております。今日はいろんな思い、悩みをもった方々がたくさんいると思いますので、質疑応答の時間にでも、好きなことをどんどん聞いていただければと思いますので、よろしくお願いします。

対談
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ありがとうございました。最後に、簡単な私、松田の自己紹介をさせていただければと思います。私はデジタルガレージの子会社でインキュベーション事業をやっております。グローバルに活躍できる起業家の育成支援を目的に2010年からやっています。スタートアップ業界にいる方への認知度は高くなっていると思います。いわゆるアクセラレーターといわれるような支援をやっています。卒業生のなかで、最近有名になっているSMART HRさん、もう少し海外でがんばっているところでいうと、AnyPerkであったり、パーソナルモビリティを作っているWHILLさんであったり。そういうところも、実はわれわれのプログラムを受けて活躍されているような会社です。今回グローバルということが1つ話の軸なので、モデレーターをやらせていただくことになりました。本日はよろしくお願いします。さっそくですが、本日のテーマであります「日本未来予想図~IT社会の発展~」という、少したいそうなタイトルですが。実際、数日前にフィリピンの大統領とお話された南さん。グローバルにいろいろ活躍されていると思いますが、最近感じる今後の日本の未来はどう考えていますでしょうか。

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弊社自身が、まだ会社として礎が出来上がっていないので、会社として実際事業を海外でやるというのは、研究開発で1つサービスをやっていますけど、まだまだ力不足だと思っています。ただ、これはすごいありがたいことに父親の仕事でずっと幼稚園から中学校までカナダで育って、5年間日本の学校いったあと、アメリカの大学を卒業しているので、自分自身の答えを言うとですね。世界で戦いたいんだったら、日本でまず1番になればいいというのが、僕の考え方です。自分みたいに、ありがたいことに、両親のおかげでずっと海外にいた人間からすると、日本も僕にとって海外なので、別に、日本だろうが、アメリカだろうが、ヨーロッパだろうが、実際どこでも僕はいいと思っています。それよりも大事なことは、どこの国行こうが、どこの業界行こうが、きっちり成果を出すための力を身につけることが大事と僕は思っていて。20代は修行、30代は練習試合、はじめて今年僕40になったので、40代50代がようやく公式戦と。そういう考え方でやっているので、ここから自分自身を、日本できっちり鍛えてもらったものを、実際発揮していけばいいと思っています。ですので、テーマとか質問に即しているかどうかわかりませんが。

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今の質問は、フィリピンの大統領と何話したかって聞いてるわけだよね。

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フィリピンの大統領と何話したか。亀山さんするどい質問ですね。

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そこ聞きたいよね。

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もともとは、国が、日本がフィリピンといろいろと、人の貿易をしようとしているところなので。どういうような未来を考えているんですかというところで、既存の人材会社と話してもよくわからないから、1番最先端の会社ということで、たまたま話がきまして。ただ大統領と話すことはご挨拶なので、「最近どうですか、調子は」って聞いたら「まあまあ」って言われてですね。

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以上です。大したこと言っていません(笑)

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面白かったのが最後に「じゃ日本となにやりたいの?」っていったら、「Show some fighting spirits」って言っていたので、とことん日本をボコボコにしてやるという気概は感じましたね。

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そこでなんか言い返してやったの?

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Me tooといってました。

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なんじゃそら。お前なんて言ってやったの。

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「Help me,help you」僕を助けてくれたら助けますよというような、最後の終わり方をしました。大した話になりませんでした。

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だめだめ。みんな、こんなのでグローバル戦えないからね。そういうところで言い返さないと。インターネットの未来。少し語ってみよう。

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僕も教えてほしいなと思って今日ここにきて。

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なにそれ。登壇するやつが言わなきゃだめじゃない。

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そうですね。結構日本って大きく変わるときって、外からの外圧とか、黒船が来て、これやべえぞってなって。大きな変化が起きて、元寇とかもそうだと思いますけど。ウェブのほうも、やはりアメリカの2年遅れ、3年遅れとかって。なんか真似したりはいやだなと。負けてるのいやだなと思って。5年ほど前からイスラエルのビジネスを見てきて、ビジネスパートナーとしてですが。やはり黒船を作りたかったら、黒船の来るのを待つのではなく、実際造船場に行って、どんなやつらが、どんな発想で、どんな考え方で船を作っているのかというのを見てきて、まずはそれを日本にもってきて。すると結構面白い動きが。やはり最初はパクリというか真似する会社もいっぱいでてきて、同じようなサービスを作る。でも結果的に、真似されると多少イラッとしますが。結果的にはマーケット広がって、認知度も広がることで活気付きますし。なにより僕らも基本的に代理店としてもってきているので、自分たちでも作れているわけではないんですが。それをもっと強い黒船を作れるような、という動きを、自分たちないし、マーケット、プレイヤーにもやってほしいなと。未来と言うと、一番未来に近いところに行くのがいいんじゃないかなと思います。

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なんか、わかるような、わからないような。

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そうですね。インターネットという文脈だと、ビジネスモデルって基本的にはテクノロジーの進化と、デバイスの進化の2つのタイミングで勝ちプレイヤーが変化し、決まってくると思っています。多分、しばらくはスマートフォンと今のアーキテクチャがずっと続くとしたら、大きいプレイヤーがドンと現れる感じはまだしないと考えています。私で話せるような話、わりとアジアで仕事することが多かったんです。韓国とか中国とか、シンガポールとか。そのあたりの地域のITの環境って、実はすごいいびつなんです。すごい山奥の割に、言い方悪いですけど、ぼろぼろの家なのに、サムスンのギャラクシーとかを普通に使ってるわけです。私のアジアに行く前のイメージは、例えば日本の月給でいうと、30万とか40万円の労働市場というものが、向こうに行ったらと月給で言うと1万円とか2万円の世界なのか?と。実際、労働付加価値が同じだとしたら、原価が押さえられる企業が競争力を持つのはコスト構造上当然じゃないですか。そんな企業や環境があるんだろうなと思って向こうに行ったんですけど、実際もうそんな会社ないんです。1万2万なんかあんまりいない。なんなら日本人より稼いでいるぞという人がすごく多くて。やはりインターネットの発展によって、基本的には、中国で月給1万円の人と、日本で月給30万の人の価値って同価値じゃないですか、基本的には。為替レートの差だけで。基本的には労働人口というは、結構流動的になっていくのは間違いない。というときに、私は思ったんですよね。国際社会の中で、日本企業の果たすべき役割は何なのか。基本的には経済学の言葉で「比較優位」という概念がありますが、結局土地が広いところで農業はした方がいいので、狭い土地の農業を保護してもグローバル視点で優位性は出ないし、資源があるところは資源のビジネスやればいいということを基本的に考えています。最先端の国家や企業毎の役割はきっとそんな感じになるとは思うんですけど、その流れにのれない分野って絶対存在する。介護とか、福祉とか、所謂国家で枠組みや保障の考え方を機能させないといけない分野などです。なので、結局海外でなく私は障害者の分野にコミットしている、というのが理由の1つです。

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そもそもこのお題広すぎてみんな何しゃべればいいかわからないから。少し振ってもらったほうがいいかもしれないね。はい。質問タイム。どうぞあなた。

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プロフィール

松田崇義

松田崇義

立命館大学を卒業後、楽天株式会社に入社。主にEC・金融事業(電子マネーなど)のマーケティングを担当。2014年よりデジタルガレージグループのベンチャー投資を行うDGインキュベーションおよび起業家支援を行うOpen Network Labに参画。国内の投資実行支援および、Hands-Onサポートなどを行いつつ、Open Network Labが実施するインキュベーションプログラムの責任者としてスタートアップの事業立ち上げ支援も行っている。


亀山敬司

亀山敬司

19歳で露天商に師事し、様々な地域でアクセサリー販売を手掛ける。その後、24歳の時に家族が経営する飲食店を手伝って欲しいと請われ石川に帰郷。雀荘やバーなどの経営を経て、1980年代後半レンタルビデオ店を開業。その後、卸売を通さないDVDの販売ルートの確保や、販売時点情報管理(POS)の開発/無料配布により事業を拡大。インターネット黎明期であった1998年には他社に先駆けてネット配信事業(現DMM.com)を開始し、動画配信、通販、レンタル、オンラインゲーム、英会話、FX、ソーラーパネル、3Dプリンターと多岐にわたり事業を手がけ現在に至る。


中俣博之

中俣博之

1984年新潟県新潟市内野生まれ。筑波大学第三学群卒業後、株式会社ディー・エヌ・エーに入社。新規事業開発をはじめ、国内・海外企業との提携・買収案件や、海外支社での経営企画・戦略を担当し、帰国後はゲーム開発の部長職などを歴任。

2014年7月株式会社LITALICOに入社。同年10月、人事採用、マーケティング、新規事業、経営企画領域の管掌取締役に就任。現在は次世代戦略全般を主に担当する。


甲斐亮之

甲斐亮之

売上に直結するWEBプロモーションやランディングページ制作といったデジタルマーケティング支援に加え、第二のシリコンバレーといわれるイスラエルから世界最先端デジタルマーケティングソリューション群を日本に展開。競合調査SimilarWeb(シミラーウェブ)、UI/UX最適化Clicktale(クリックテール)、レビューマーケティングYOTPO.(ヨットポ)など、大手企業を中心に1,000社以上の導入実績。

日本市場に大きなインパクトを与える海外テクノロジーの黒船を座して待つのではなく、自ら黒船造船所に足を運び見つけ出すことで国内外のギャップを埋めるべく活動中。


南壮一郎

南壮一郎

株式会社ビズリーチを創業し、2009年4月、即戦力人材と企業をつなぐ制転職サイト「ビズリーチ」を開設。その後、若手人材向けのレコメンド型転職サイト「キャリアトレック」、キャリア女性向けの会員制転職サイト「ビズリーチ・ウーマン」、求人検索エンジン「スタンバイ」、シンガポールを拠点とするビズリーチのアジア版「RegionUP(リージョンアップ)」、戦略人事クラウド「HRMOS(ハーモス)」などを開設する。創業期から、インターネットの力で、日本の新しい働き方や企業の採用のあり方を創造し、創業7年で従業員数656名(2016年4月)の組織へと成長。 また、2010年8月、ビズリーチ社内の新規事業として、セレクト・アウトレット型ECサイト「LUXA(ルクサ)」を立ち上げ、同年10月に分社化。2015年5月、株式会社ルクサはKDDI株式会社の連結子会社になる。 2015年12月、日経ビジネスが選ぶ「次世代を創る100人」に選出される。


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