地方起業の参考に!二拠点居住を知ろう

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会社勤めをしながら週末起業をする人、パラレルキャリアを選択する人、フリーランスで活動する人など、 今や私たちの生き方や働き方は「自分らしく生きる・働く」ということを追求しやすい時代になってきました。

二拠点居住と聞くと、一昔前定年退職後に新たな人生の選択として拠点を複数持つ方や、豪華な別荘が持てる富裕層が中心にしている生活スタイルというイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。

今では、政府の働き方改革の流れによって、私たちの働き方や生き方に変化が起こってきています。

居住についても、二拠点や多拠点といった言葉がよく聞かれるほど人々の興味関心が高い過ごし方となっています。

私たちの生き方、働き方を決めていくうえで、地方で暮らしながら起業する選択をする人も増えていますが、いきなり都会から田舎に拠点を移すことに抵抗がある人もいるのではないでしょうか?

縁もゆかりもない地であれば、なおさら決断するには勇気がいります。そこで、二拠点居住という選択肢があるわけです。

今回は、地方で起業することを目指す人に「住」という観点から、二拠点居住についてお伝えしていきます。

二拠点居住とは?

「二拠点居住」「多拠点居住」という言葉はよく耳にしますが、そこには生活の良しあしがあります。

現状や、複数拠点で生活をする際のメリット・デメリットを知りながら、自分らしい生き方ができる環境を選択していきましょう。

現状を理解する

国土交通省では、二拠点居住の定義を「都市住民が、本人や家族のニーズ等に応じて、多様なライフスタイルを実現するための手段の一つとして、農山漁村等の同一地域において、中長期、定期的・反復的に滞在すること等により、当該地域社会と一定の関係を持ちつつ、都市の住居に加えた生活拠点を持つこと」としています。

今後、二世帯居住人口は2020年ごろには約680万人、2030年ごろには約1080万人になると推測されています。

また、同じく国土交通省の調査によると全体の2.5%の人が今二拠点居住をしています。

さらに、将来的に二拠点居住を希望する人も5割を超えています。

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(引用:国土交通省「二地域居住人口」の現状推計)

メリット・デメリット

では、二拠点居住をするにあたってどんなところにメリットやデメリットがあるのでしょうか?

メリット

都会と田舎の暮らしを味わえる

都会で忙しなく働く人たちにとって、豊かな自然に囲まれゆったりと過ごしながら、趣味や田舎ならではのアクティビティを楽しむ生活に憧れを抱いているビジネスマンも多くいます。

一方で、都会ならではの、交通や買い物などの利便性の良さや常に新しい情報を得ることができる環境にも身を置いておきたいという思いで移住までの行動にまだ抵抗がある人もいます。

二拠点居住ではそんな田舎での暮らしを実現しながら、 都会の暮らしも維持する、それぞれの良さを生活に取り入れることができます。

完全移住の前に地域を理解することができる

いきなり田舎暮らしには抵抗がある方もいるかもしれませんが、まず住んでみるという経験をすることが可能です。

その地で暮らしながら完全に移住となった場合には生活拠点として移りやすいという点がメリットといえるでしょう。

逆に都会生活のほうが自分には適していると思えば、元に戻すこともできるわけです。

デメリット

住環境が整っていない可能性がある

大都市での生活では、一軒家もマンションも快適な暮らしのためにさまざま整えられた環境があります。

しかし、田舎ともなると建物も老朽化していたり、季節によっては寒暖差に悩まされ都会生活とのギャップに悩む人がいるのも事実です。

日常なので、住環境は大切。自分自身が移住、定住をして生きていくことを決断するためにもしっかり見ておきたいポイントです。

費用がかかる

その名の通り二拠点なので、家賃や光熱費など維持費がさらに上乗せされます。

また、移動における交通費などの費用もかかってくるので、憧れの生活だとしてもそれなりに費用がかかることを想定しておく必要があります。


おわりに

いかがでしたか?

近年ではパラレルワーカーという言葉も耳にしますが、働き方が多様化してきたことで生活のカタチはさまざまになってきました。

現在成し遂げたい想いがある人も、将来的に地元地域で何か貢献できることがしたい人にとっても、二拠点居住は魅力的な生活スタイルのひとつだといえるでしょう。

ただし、必ずしも全員にとって二拠点生活がいいというわけではなく、暮らしをイメージしながら、自分にとってあるいは家族にとっていいと思える選択をとっていってほしいと思います。

地方で起業をすることは、地域で生きていくことになります。その生き方を自分なりに納得がいくように決断していってくださいね。

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