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リスクヘッジしていますか?ことばの意味や方法論を解説

ポイント
  1. リスクヘッジとは?
  2. 「リスクヘッジ」の使い方
  3. さまざまな場面でのリスクヘッジの方法とは?

目次 [非表示]

人が生きていく上で大切な能力のひとつに、危険や危機に対する能力があります。どれだけ満たされた暮らしを送っていても、危険というのはいつやってくるかわかりません。なかには予想できたり、未然に防げるものもあるのですが、それも準備あってこそのものであることがほとんどです。

「リスクヘッジ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?「リスクヘッジ」は危険や危機に関連する言葉で、人生のあらゆる場面で役に立つ考え方です。今回はこの「リスクヘッジ」という言葉について深く掘り下げ、その意味や使い方、方法論について紹介していきます。

リスクヘッジとは?ことばの意味を解説

「リスクヘッジ」とは、英語の「risk」と「hedge」から構成される造語。「risk」が「危険・危機」という意味を、「hedge」が「回避」という意味を指し、合わせて「危険回避」という意味になります。発生しそうなリスクを事前に予測し、そのリスクが発生しないよう対策したり、発生しても最小限の損害で済むよう準備したりすることがリスクヘッジの考え方です。

リスクヘッジはもともと金融業界で使われていたことば。たとえば、現物(株式)の取引において1か所に集中して投資してしまうことは、値下がりの煽りをダイレクトに受ける可能性があります。本来、株式投資自体が資産運用のために存在しており、そこで必要以上のリスクを抱えてしまうことは本末転倒。

そのために投資先を2か所、3か所と増やし、ひとつが値下がりしても自身の資産への影響が少ない状態を担保することが、金融業界におけるリスクヘッジでした。
株式投資のようにリスクの大きい分野だからこそ、リスクヘッジの考え方が重要とされ、定着してきた背景があります。ここから派生して、ビジネスの分野でも頻繁に使われるようになりました。

また、最近では多様性のある働き方が注目を浴びています。学校を卒業して最初に入社した企業に、定年まで勤続するケースもどんどん希少になっており、誰しもが転職などを通じて働き方を変えていくこともしばしばです。

そのために汎用性のあるスキルを習得すること、さまざまな場面で活きるであろう経験を日ごろの業務から学ぶこともある種のリスクヘッジということができます。起業家やフリーランスといった事業主では、取引先をひとつに固定せず、同じような売上で複数抱えていくこともリスクヘッジのひとつです。

リスクヘッジとリスクマネジメントの違い

リスクヘッジと似た意味を持つ言葉に、リスクマネジメントという言葉があります。みなさんはこれら2つの違いを説明できますか?


実はこれら2つの言葉には明確な棲み分けがありません。強いて言うのであれば、リスクマネジメントの「マネジメント」は「管理」という意味であり、「回避」だけにフォーカスしたリスクヘッジより大きな意味となっています。

個々の事象に対してのリスクを考えるのがリスクヘッジ、より大局を見て、総合的にリスクを考えるのがリスクマネジメントと分類できるでしょう。そういう意味では、より個人に必要とされる考え方がリスクヘッジであり、起業家や組織の責任者にとって必要な考え方がリスクマネジメントと考えることもできます。

リスクヘッジの使い方。例文を紹介


「リスクヘッジ」ということば、正しく使えていますか?

この項では「リスクヘッジ」ということばがいったいどのように使われているのか、例文を紹介してリスクヘッジの使い方について詳しくなってもらおうと思います。

  • 「リスクヘッジのために、A社だけでなく、B社やC社の株式も購入した。」
    さきほど挙げたように、金融業界で使われていたリスクヘッジということばの使い方です。分散投資によるリスク分散はリスクヘッジの基本の考え方となっています。
  • 「情報の正しさを徹底的に調べることでリスクヘッジしている。」
    間違った情報の発信がSNSを通じて拡散され、それがきっかけで炎上してしまう昨今。情報ソースの正しさを調べることはまさしく危険回避となります。
  • 「起こることが想定されている大地震のリスクヘッジとして、防災グッズを購入した。」
    自然災害は、近隣の地域に住む人すべてに同様に襲いかかりますが、起こったあとの安全についてはリスクヘッジすることができます。
  • 「フリーランスとして活動を続けるにあたって、取引先を固定化されていると危険なので、複数の取引先を持つことでリスクヘッジした。」
    金融の分野で使われていたリスクヘッジとおなじく、分散によってリスクヘッジする例文です。取引先を選べる働き方ではこのようなリスクヘッジはとても重要です。
  • 「明日は大事な予定がある。絶対に寝坊できないので、リスクヘッジとして2つの目覚ましをかけた。」
    生活の中にもリスクヘッジしている場面は無数に存在します。一見難しいことばだと思われがちなリスクヘッジも、こうしてみると使いやすいことばのように思えるかもしれません。

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