総合トップ
起業
資金調達
会社設立
副業
マーケティング
事業承継
税・会計・法律
成長する人
失敗
セールス&営業
人材開発&育成

VUCAの時代に成果を出す人は戦略的学習力を持っている

目次 [非表示]

ここからは、新時代に技術やテクノロジーの変化を踏まえてどういう人が圧倒的な結果を出せるのか説明していきます。

2030年に仕事で必要とされるスキル

10年後の2030年に世の中は進化や成長などが変化していますが、これらを加味してどういうことが仕事で求められているでしょうか。

オクスフォード大学教授のマイケル・オズボーン氏は論文等でAIで無くなる仕事などを書いていますが、仕事において2030年に一番必要とされるスキルとして「戦略的学習力」を挙げています。戦略的学習力といってもなかなか聞くこともありませんし、内容が捉えにくいと思いますので、私なりの理解を少しご説明いたします。

戦略的学習力とは

私が選んでいただいている世界経済フォーラムという団体は、ある時からVUCAということを言い始めました。VUCAの時代というのは英語の頭文字となっており、

「あいまいさ、不確実さ、予見が出来ない」

というような、今の時代というのは世界があまりに繋がりすぎて、たとえば、日本の問題であっても、日本だけで問題は考えられず、自分だけで物事がコントロール出来る状態でない時代に入ったという意味で使われています。

不確実なこと、予見できない、何が起こるかわからない時代というのが今なわけです。
「予見できない」というのを言い換えると、今までのあり方や構造がどんどん変わっていくということです。
日本でいうと人口がどんどん減少する、かたや技術がすごく進歩したりと時代のルールが変わっていく絶頂の時にいると言えるでしょう。

こうした変化の時代である2030年に「戦略的学習力」が大切だと言われています。戦略的学習力とは、
「新しいことを学ぶことのスキルが高いこと」
を言います。物事はどんどん変わっていきますので、
「昔こうだったから」
「今までこうだったから」
「こういうやり方が正しかったから」
というのが通用しなくなり、今までの延長線上に問題を解決する方法がない時代に入ってきたと言われています。今までの方法の中にももちろん大切にしなくてはならないことも多くありますが、今までだけを見ているだけでは問題を解決できない状況に高確率でなってきているのです。

したがってやり方を新しくしたり考え方を変えたりする必要があります。
これからは新しいことを学ぶことに対してシステマティック
(効率的に、自動的に)にアプローチする力が必要です。

例えばビジネスの観点で見た場合、自分の周りにいつも同じ人しかおらず、
話をしても昔話ばかりしかしないとすると、ここには新しい気づきや発見、学びはありません。したがって新しいことを知っている人との付き合いを数多く増やすことによって、これまでの昔話の時間を新しいことを知ることができる時間に変換することが出来ます。
このような新しいことを知っている人を周りに置き、付き合っていくというのも戦略的学習力のひとつであると言えます。

また、付き合う人が専門家のような人や本質的な理解がとても高い人や一次情報(誰かの解釈ではなく本当に正しいこと)を有する人が周りにどれだけいるのかというのも重要です。
さらに、学びやすくするというのも戦略的学習力のひとつなので私たちが提供しているような動画のようなシステムなどのツールを利用し、動画再生を倍速等にすることで情報収集の効率化を図り、知ることの量や効率化を進めることもそのひとつと言えます。

したがって、時間が限られている中で、どれだけ効率的に新しいことを知ることが出来るかという仕組みを作っていくことが「戦略的学習力」だということを理解してください。

好奇心の重要性を理解する

戦略的学習力の中でも、私は、特に「新しいことを知りたいという好奇心」がとても重要だと思っています。好奇心があれば知れば知るほどもっと知りたくなりますので、戦略的学習力の根幹は好奇心であると言えます。この好奇心を育んでいくことが非常に大切だと思っています。

これからはひとつのことに固執したり、今のポジションで勝ち続けることが出来る時代ではありません。今までのやり方を変えないで勝ち続けることが出来る人はほとんどいないと言っても過言ではありません。ですので、会社も事業がどんどん変わっていくでしょうし、その中で働いている人たちの役割ややり方もどんどん変わっていきます。

私たちはこうした動きの中で様々なことを変えていく必要があります。変えていくためには何をどう変えればいいか、変えるべきことをしっかりと知ることも必要です。
戦略的学習力があれば世の中が変わっていくことに対処出来ますし、どう変わっていくのかが見えてくるはずです。変わるための意思決定の遅れを防ぐことができたり、予想する力が手に入ることにも繋がることで他の人が見えていないことなどが見えてくるでしょう。

以上のような理由から、戦略的学習力は極めて重要だということをオズボーン氏は言っています。

2030年時点においてビジネス上一番重要視されているスキルとは新しいことを学ぶことのスキルを高めることだというのを理解していただけたらと思います。

あわせて読みたい関連記事

実質税負担ゼロで自社株が引き継げる特例事業承継税制とは?
事業承継にかかる贈与税や相続税の負担が軽減される?後継者は知っておきたい特例事業承継税制

特例事業承継税制を検討する際にはおさえておきたい特例の落とし穴
ちょっと待って!知っておきたい特例事業承継税制をとりまくリスクと対応策

事業承継をきっかけに家族ともめたくない方はお読みください
事業承継は先代経営者と後継者の問題だけではない。家族ともめやすい遺留分問題とは?

事業を売却するってどういうこと?
法人の事業譲渡とは?~メリット・デメリットと手続き~まとめて解説

企業の承継は、自社株の引継ぎだけじゃない
事業承継・会社/企業の承継って何?承継と継承の違いも合わせて解説

ゼロイチよりも買収!?これから増えるM&Aについておさえよう
M&Aって一体なに?会社に係るM&Aを基礎知識から理解しよう!

親族での事業承継を考えるポイントをまとめました
事業相続・承継!【親族内承継】って何?納税猶予も含めて解説!

中小企業を長年コンサルしてきた元金融機関行員中小企業診断士が語るシリーズ
事業承継との向き合い方②事業承継を幻にしないために〜誰に引き継ぐべきか〜
事業承継との向き合い方④~なぜモメるのか?親子間のボタンの掛け違いから考える事業承継~
事業承継との向き合い方⑤ 事業を譲る側がすべきこととは〜船に船頭は二人もいらない?〜

関連記事