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イノベーションを起こせない経営者は勝ち残れない

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20世紀の人口が爆発的に伸び、需要が圧倒的に供給よりも強い、すなわち、供給が追い付かないような状況においては、サービス・製品などにおいては生産効率がとても重視されたわけです。つくれば売れる時代ですので、いかに効率的につくることができるかがポイントだったわけです。そのため、サービス、製品の生産効率を高めるためには自社はどこで戦うべきかを明確にして、その領域での学習速度を速めることが勝ちパターンだったわけです。これが1つのことをコツコツやるという日本人の得意なこととリンクをして、最強の時代をつくったわけです。

しかし、今、相対的に日本で求められていることは進歩でなく間違いなくイノベーションです。これは進歩を否定しているわけではありません。相対的な話で進歩にしかほぼ比重がないわけなのでバランスを取りましょうという話です。

イノベーションというのは今の延長線でなく新しいものを生み出そうということです。

オーストリアの経済学者シュンペーターはイノベーションを「新結合」と言いました。
新しいものの結合ということです。ニューコンビネーションです。
あんことパンが結合してあんぱんとなり、あんぱんと正義のヒーローが結合してアンパンマンになりました。これがイノベーションです。

イノベーションは1つのことをコツコツやっている中ではなかなか生み出されにくいです。

何故ならば、新しいもの同士の結合だからです。
そのため、今までの延長線にはないものとの結合であるわけです。
1つのことをコツコツやるということは、往々にして、新しいものとの出会いがなくなっていきやすいマインドセットになってしまいます。
1つのことをコツコツとなってしまうと1つしかやってはダメだとなってしまいますし、
日本全体の仕組みとしてそのようになると、ものすごい縦割り型の構造となるわけです。
縦割りなので横が繋がらないですし、ましてや立体的な繋がりなどは起きないわけです。つまり新しいものの結合を起こすという動きが取れることがないわけです。

21世紀の社会にあって、構造的に重要な勝ちパターンとして、知識創造の量と質&スピード重視と言われています。より多くの知恵を生むためには、外にどんどんと開き、組織内&外部より人、モノ、金、情報、データが集まってくる環境をつくることが価値そのものになっていきます。つまりどんどん新しい結合を起こしやすい環境を持っていることが何よりも重要になるということです。

20世紀は1つのことを選択してどんどん深掘りしていくことが勝つためのパターンだったわけで、そのときにおいてはとても合理的だったわけです。大切なことはそれはそれで、今、これからがどうなっていくのかを考えて、マインドセットを変えるということです。

答えではなく問いを変える

イノベーションを別の言い方をすれば、今の考え方ややり方よりももっと簡単に、楽に、お金をかけず、時間をかけずに問題解決する方法はありませんか?ということです。

日本は世界でみると急激に経済における競争力を落としています。
これはマインドセットが凝り固まった結果、時代の要請についていけなかった結果だと思っています。つまりコツコツ努力することに固執をしてしまっているということです。

何が言いたいかといいますと、僕たちは、これまでの環境や考え方にあまりにも慣れてしまっています。マインドセットは環境で形成されるといわれています。
つまりこれまでの環境の中にはなかなか行動の質が生まれるような環境はなかったということです。

どういうことかといえば、日本はとても均質化発想が強く、トップを伸ばすということよりもボトムアップ的な発想がとても強い国であり環境です。学校で横の人と違うことをやるとKY、空気が読めないと言われ、浮いてしまうような社会です。
周りと一緒が正しい世界なわけです。

その中でとても重要な考え方として非言語的にも、言語的にも教わっていることとして、
コツコツ努力をすることの素晴らしさがあると思います。

努力は当たり前に、買ってでもすべきものと教わっています。
努力しないで成功はないというくらいの感覚です。
もちろん努力は絶対に必要です。ただ、このように根強く考えてしまうと努力が必須=準備が必然的に必要、積み上げていくもの、時間がかかる、いつも何かが不足しているというニュアンスをそもそも持ってしまいます。
そのことによって最短最速最小という発想がなくなってしまうのです。
最初から何となく努力が必要と思ってしまうと発想として、もっと良い方法を考えることをなくしてしまうわけです。これがとても危険なわけです。

ズルをするわけではもちろんなく、一刻も早くゴールにたどり着けたほうがいいわけですし、そこにエネルギーも、お金も、時間も本来はかからないのであればそれに越したことはありませんよね。

そのための大切な視点が
「最速最短最少で最大最高最適な成果を出すこと」になるのです。

今までの問いかけを是非変えてみましょう。
最初から努力が必要という風に思わないで、今後は、どうやったらもっと「最速最短最少で最大最高最適な成果を出すこと」ができるか?を問うようにしてみてください。

どんどん問うてみてください。
「最速最短最少で最大最高最適な成果を出すこと」と。

考えることが変わっていき、行動も変わると思います。

問題解決の方法に固執をしないで、是非、問いを変えてみてください。
問いが固定で変わらないと、やることも変わりません。

今やっていることを10分の1の時間やコストでできないか、
そもそもどうやったら今やっていることをなくすことができるかなど問いを変えてみましょう。

この劇的な成果を出すためには、コツコツ努力するだけでは足りないでしょう。
劇的な成果を生み出すためには、答えを変えるのではなく問いを変えるしかありません。

どこに努力すべきかといえば、目標にたどり着くことを早く見つけることに使うべきです。
努力の矛先を絶対に間違えてはいけません。目標は1つクリアすれば新しい目標が出てきます。これにはきっと終わりはないのだと思います。つまり永久に努力は必要になるのです。どんどん目標のステージを上げることがとにかく大切です。

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