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成果を出す人ほど「未知の未知」を意識し続ける

アメリカの大統領首席補佐官、国防長官を務められたドナルド・ヘンリー・ラムズフェルド氏の有名な言葉で未知の未知というものがあります。

既知の知といえば、知っているということを知っている状態のことです。つまり周知している知識などのことです。

既知の未知といえば、知らないということを知っているという状態のことです。

未知の未知はといえば、知らないということを知らない状態のことです。
つまり全く予見も想像もしていないということです。
未知の未知というのは、リスクの中でも最悪の類のものだと言われています。
なぜなら、その存在すら知らず、ただ、それは重大かつ計り知れぬ衝撃で我々に襲い掛かり得るものだからです。

たとえば、アメリカ発のタクシー業界を破壊した配車サービスのウーバーや、ホテル業界を破壊したと言われるAirbnbなどが未知の未知のよく例として挙げられます。

未知の未知なので、想像もできないところから一気に自分達がリスクに晒されるわけです。タクシー業界やホテル業界はウーバーやAirbnbのことを想像していたわけではありません。ただこの2社は創業から僅か数年で業界を根本的に確実に変える(これを破壊と言えば破壊)結果を起こしました。

この既知の知、既知の未知、未知の未知という分類から、成果を出す人というのをみてみると、とても面白いと思っています。

既知の知というのは、一般的に知られていることです。今までのマインドセットや常識、やりかたなどです。つまり多くの人や多くの人の意識はここに集中をします。つまりレッドオーシャンであり、この領域には面白いことや変わったことはあまりないわけです。

既知の未知というのも、比較的テーマとしては一般的に知られているものの、実際はどうかということが知られていないわけです。この領域にはチャンスがあるかもしれません。はじめてこの領域の中で何か答えのようなものを見つけることができればそれは大きなアドバンテージになるからです。

ただ、究極的な成果という意味では、誰もが考えてもいなかったということで、
圧倒的にして合理的な結果を生み出すことができれば一番インパクトは大きいわけです。
これはまさに未知の未知の領域を考えるということです。未知の未知は多くの人は考えてもいないわけなので、ブルーオーシャンの領域なわけです。

既知の知、既知の未知という領域は、コツコツ努力するというマインドセットに近いと思います。既にあるもの、認識しているものの中でどうやっていくかを考えるということだからです。

ただ相対的に求められているのは、イノベーションでした。
まさに今の発想や延長、前提にないという意味で、未知の未知の領域、考えられない世界の中に、本当の意味での答えがあるということの可能性を追いかけるべきです。

圧倒的な成果を出す人というのは、結果として、知ってか、知らずかはわかりませんが、未知の未知の領域を探っています。それは、これまでのやり方などにとらわれず、そもそも未来がどうあるべきかという完全なる在るべき姿からの逆算で、今を0としてみることができるからです。

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